読んだ本の話その6

本の紹介をしています。

3冊くらい考えてはやめての繰り返しになって久々の更新になりました。

なので、今回はサクッと書きます。



太陽のパスタ、豆のスープ(宮下奈都)


小説。

20代の主人公が婚約者に振られたところから始まる物語。

物語の文章が時折ものすごく刺さることがあるが、これまで読んだ本の中でも特にそういう気持ちにさせてくれた本。

物語を通じて主人公の移ろう考えと終盤に辿り着く境地がとても自分自身に照らし合わせやすく良いのだが、内容となるとガッツリネタバレなので割愛。

読み終わった日から、明日からこの概念で生きていこ!となれる印象的な作品だった。

とりあえず、「今の自分」に悩んでいる人には、この本が一つの指針を示してくれる、、、かもしれない。


あと読みやすい。


作者の宮下奈都さんの本は他にも「羊と鋼の森」や「神さまたちの遊ぶ庭」も読んだのですがとても面白かったです。