普段は泣いて不安で悩んで叫んでいることは長所になる?話。

〜読んでいただく前に〜
私の摂食障害は多分、完治。しかし、自分を嫌いになりやすく、極に行きやすい自分を専門家から客観的に見てもらいたいという考えから、未だに定期的に通院をしている。(それで、クレイジー化するのを防ぐという魂胆である。)

精神科の担当医によると、”物事を前向きに捉えていそうな人ほど、万が一の危機が起こった時にポキッと自死してしまいやすい。一方で、悩みやすく、常にぐるぐるしている人ほど、危機が起こった時に意外としぶとく生きられる”らしい。

私の担当医は、精神科医がWW2の戦争体験を元に、書いた本から学んだそうだ。(作家の名前は伏せさせて頂きます。)

勿論、戦争の中を生きた人々と同じ様な経験は私にはない。その人達と比べられないくらい甘い、ぬるい、平和な世界で生きることができている。

ただ、”悩みやすい人たちは現実で危機が起こると意外としぶとい”ということには少し思い当たることがある。

例えは具体的でないのだが、

”それ”が来る前には、私は怯えているのに、皆が平気な顔で、”なんでそんな怖がってるのよ〜。ほら、空が綺麗だよ!見てごらん!” なんて言われる。(そういう時は、空なんて気にしてられるかと思うのだが)
しかし、いざ”それ”の中に巻き込まれると、皆が”どうしようどうしよう”と言っているのに、私は”なんで皆そんなに慌てているんだろう”と思っている構図になっていることが多い。

だから、担当医の言葉を聞いた時、悩みやすい人間も長所があるのかなと思い、なんとなく希望が持てた。

悩みやすい人が危機的状況においてでも、意外としぶとい、その理由はなんだろう。普段から、頭の中がぐるぐるして一杯だから、実際、危機的状況が現実で起こった時にも、パーソナルな別件で頭が一杯で、現実的な危機について悩む余裕がないのか…?理由はわからない。

もし、上記が理由なら、今、危機的状況になった時、私は前向きな人々、同様、パニックになってしまうと思う。
なぜなら、最近、頭の中で、もやもやが始まると私はノートに全部書き出し、余裕を作る様にしているからだ。それをしてから、今までは気にならなかった空が綺麗だと思い、花の香りに惹かれ始めた。
つまり、危機が起こった時、その危機も入る隙間が今はある。

書くことを続けるべきか、続けないべきか、考えてしまった。

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