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私の錬金術。追記。

私の錬金術は、〝必要最低限のお金の錬成〞。


〝稼ぐ〞ということは、〝こなす仕事を対価として賃金を得る〞ということ。

若いときの私は、そのことに非常に律儀だった。

度がすぎるほど真面目で一生懸命で、熱心だった。

私は、3ヶ月も経たぬ内に、精神を病ませ、最初の勤め先を辞めました。

それを3度繰り返し。。。

私の20代は終わりました。

一番続いた会社で18ヶ月。

他は皆、2~3ヶ月で辞めました。

途切れ途切れ、節目ばかりの私の経歴では、この、病んだ心と体では、多くは望めなかった。

〝パート上等!〞

〝必要最低限の生活費を稼ぐ〞だけでよかった。

あとは、〝幾らか経歴を拾えれば、それに越したことはなかった〞。


今の会社の面接を受けたのは、29歳のときでした。

〝20代最後〞。しかし、正直、自分の年齢より、〝精神障害〞の方がインパクト大で。

〝その先も必ず無事に生き抜く自信もなかった〞私は、〝今を無事に生きるスキルと程度を身に付けること〞に決めたのだった。

〝後先のことは頭になかった(考えないつもりだった)〞。

〝一応の健常体をキープできる術を学ぶこと〞。それが何より一番だったから。

私は心から願った。〝必要最低限〞を。

〝必要なものを必要な分、必要に応じて。〞

それ以外に、〝望むことも、意欲さえも、私は持たなかった。〞

それが、〝必要を嗅ぎ分けること〞の結果が、以降私が、〝精神病を振り返さずに、辿れた今に在る〞のだと思う。

〝通院〞も〝服薬〞も、〝適度に過ごすこと〞も、どれも私には、〝必要なこと〞だったのだ。


闇雲に、医療や薬を度外視するものではないと思うよ。

〝適度に情報を受け取って、流せばいい〞のだ。

最初私は、

そんな自分を悲観して、〝再発するタイプ(の症例)〞と言われた自分を悲しんで、

〝一生働く気はない〞とさえ言ったけど。

〝そのように思えるときは、思っていていい〞のだと思うよ。

それが、〝等身大の今の自分〞なのだから。

〝先々のことまで、約束しなくていい〞けれど。

〝先々のこと全てを否定してしまいたくなる瞬間〞だって、人生は起こるのだよ。

〝決めなくていい〞。

そう思うのは、他人に任せて。


周囲こそ、〝決めなくていいよ〞と、首長く待つつもりで。

当事者は〝自分自身を語っていい〞。

〝無理だ。。。〞

そう思うのだ、って。訴えていい。

自分が、当事者を囲む側になったとき、

〝今に決めなくていいよ〞と、小さく思うだけでいい。

〝決める〞のは〝本人〞だから。

〝本人の意志を待てばいい〞。

その上で、〝今の気持ちを受け取ればいい〞。



この記事で書きたかったのは、私の錬金術。~錬成される、〝本当に必要なもの〞~。

自分が〝どのようにして前を向き、どのように辿ってきたか。〞。。。〝無理なことは無理だと言い、高望みをせず、必要なことに的を絞った。〞その事柄から拾える、

〝本当に必要なもの〞は。。。〝全て当事者が決めるもの〞だと。それは〝時間と共に移ろうこともあるけれど。中には、全てを否定したくなることもある。〞危ないのは、〝望むものを言い出せない厳密さ〞それは、20代の私の職歴にある。

私は、〝無理を無理だと言うこと〞も、〝頑張りたくない(休みたい)と言うこと〞も、〝助けが必要だと(誰かにお願い事を)言うこと〞も、どれも、〝いけないこと〞だと貫いて、自分自身をズタズタに刺し抜いてしまった。


〝どんなに格好悪いこと〞だっていい。

〝本人が願う在り方〞をよく、聞いてやって欲しい。

それが、〝その人がここまで走り抜いた証〞なのだから。

だから、〝必要が最低限の形〞であってもいい。

そもそも、〝本当に必要があるものは、最低限でしかない〞のだから。

〝シンプルに生きよう〞。

〝無理ーーー。〞。。。〝ああ、そっか。今(受諾)。〞

〝シンプルに受け止めよう〞。

大丈夫だから。

何てたって、〝当事者が一番、本人のことを本気で頑張らなきゃいけない〞のだもの。

〝本人に選ばせればいい〞。

〝他人は他人のことを決めなくていい〞。

〝本人のことだけ悩めばいい〞。

〝自分自身だけ真剣に生きればいい〞。

大丈夫だから。



〝無理に背伸びをする必要なんてない〞と、適当に30代を半分以上生き抜いたことに、今は満足な私が教える。

〝生き方は、人の数だけある〞。

〝あなたらしい人生を生きればいい〞。

〝生きてるって、それだけで、立派〞なのだから。

〝ちょうどいい〞って、魔法を掛けよう。。。

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