死ねよ。って、言うから。。。(回顧)
そう、あなたが言ったから。
私は、動じない心の中で、こう思った。
〝この人も、私と同じ口癖で。。。そして、互いに【死ね】と言い合う。〞
あなたもそうなんでしょう?
本当の死の意味を理解しないまま、
傷付きたくなくて。傷付いて。そして相手を傷付けるのでしょう。。。
それは、あなたが、感じた衝撃の深さを表し、
そしてまた、あなたと私の、【浅はかさ】を表します。
あなたは、私は、本当は、
その心に届いた深さを表すならば。。。〝死ねよ〞であって、いいはずもない。
軽はずみなのは、何かから、直ぐにも逃れたかったからでしょうか。。。
私はもぅ、疲れすぎて、考えるのも、しんどいから。
せめて、死ねよに代わる言葉を見つけたいと考えていた。
愛が深く、憎しみに変わり。
死ねよ、に変わった、今と昔の姿を回顧します。
あなたは。。。けして、そんな言葉を私に向ける人ではなかったはず。
私はそこに、憎しみを沸かせました。
身勝手な人ですね。
心を変えたのは、どちらでしたか。
それでも、何の約束もない地点に、私は、根拠を置けませんでした。
死とは。生の終わりを意味します。
あなたが、私が、訳もなく発する言葉には、〝終着点〞の意味があります。
はい、終了。さようなら。
今、余計なことで悩みたくないから、
バーチャルで相手を抹消するの。
ただ。。。それだけなんでしょう?
【デリート】。ただ、それだけの意味。
負担をゴミ箱に落として心を空にする。それだけの意。
私さえ。。。知って、気付いて。その存在さえ、許していた背景。
もはや、必要もない縁。
世間は〝腐れ縁〞と言うみたい。
あなたは、私を。私も、誰も。一切殺せないから。
特別、その言葉は、意に介しません。
【デリート】。ただ、それだけの意味を。
私は、広く重く、受け止めるの。
人は、死に直面するまで、死を理解しないでしょう。
それだけ、巨大で、重々しい事態だと踏みながら。
私は一時、同じ口癖のあなたを見過ごすことが出来なかったの。
あなたから得たものは、摂氏0℃以下のお寒い温度。
私もあなたに、何も残さなかったでしょう。
まだ、私の方が、優しいわ。
〝面倒くさい〞ほど考え込む私は、
あなたように、傷を不必要に負うことも、負わせることも、どちらもしないのです。
死ね、と言う、あなたを許すわ。
恨まないわ、じゃない。
何とも思わない。
それに尽きる。
私が、ただ、甘いだけの人生を生きていると値踏みしている、あの人や、その人、この人も。
〝いつか思い知れよ〞。。。
私は、そう思って、生きていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?