長い微睡み。
そして。。。
私は、
怪しく笑う人だかりに向かって、声にならない叫び声をあげていた。
〝謝罪しろ〞
〝謝罪しろ〞
〝私に、謝罪しろ〞。。。
いつの間にか私は、とてつもなく、
【大きな存在と闘っていた】。。。
その人ごみの中に、
【あなたの姿】もありました。。。
そこで突如、頭の中に流れたメッセージ(文字)。
〝ご無沙汰しています〞
〝いつもあなたからは、たくさんのメッセージをもらいました〞
〝自分はあるときからそれに悶々として〞
〝あなたの前から去りました〞
〝今自分には、大切な女性が居ます〞
〝なかなか言い出せずに、今日まで来てしまった〞
〝申し訳ないと思いながら〞
私は、自分の中に思いがけず飛来した切なさに、顔を上げ、交信を絶ちました。
私はね、いっそ、あなたを恨みもしながら、笑ってもいたよ。
〝周りはあなたに私が、ぞっこんだったなんて思っているけれど〞
〝その私の心を具に捉えた人間は、この世に私だけなのに、誰も私の言葉を聞き出さないのだから〞
〝大好きなんて、スキの意味こそ違え〞
〝私はあなたを最初から最後まで、上司と見ていたよ〞
〝私は常に、仕事上の関係としてきたよ〞
〝スキに、間違いはないけどね。。。笑〞
果ては、蠢く巨大な闇に向かって、私は【謝罪を求めて声を枯らしていた】のだけど。
ニヤニヤ笑う民衆の中にあって。
あなたはやはり、真摯でした。
〝ただ直向きに、愛する女性を愛してください〞
〝一番はじめの頃に私が言った〞
〝二人がどのような関係にあってもあなたを応援するよ〞
〝その言葉は、今も、寸分の違いもない〞
〝実は、最初からもう決まっていたように〞
〝私はあなたを終始一貫敬うことを一番はじめに伝えていた〞
〝どうして、そのあなたの清らかさを汚せましょうか?〞
〝清くいてください〞
〝大好きな人。いつまでも、リスペクトさせて〞
私は、簡単に人を愛せない。
容易く人を受け入れない。
故に、安直に人が理解しようもない複雑さで。
常に人を博愛しい熱さで眺めるから。
あなたもその中にあって、
私が一瞬、視界を留めさせられた。
眠っていた私の、深い眠りを解かし。
やっと新しい朝に目覚めさせてくれたひと。
あなたの姿勢を背後から見ていた私は、
あなたを見て思いました。
〝もっと意識を高く〞
〝生きてみたい〞
感謝しかないよ。今だってほら。
あなたはある意味、【特別なひと】。
あなたの中で私が、
【あなたの特別さを理解しない人間でいる】ことを今、
非常に寂しく思っています。
大好きな人へ。
いつも冗談臭い私は、あなたを想ってこう言うよ。言わせてくれ。
〝見くびるなよ笑〞
〝私の眼力は、あなたの立派さも、私の粗忽さも、どちらも見抜けるから〞
〝あなたは今も、私を変えてくれた、【希望の星】だから〞
〝私はあなたの気高さだけを懐に仕舞い、歩いていきます〞
〝あなたとは違う道だったけど〞
〝ありがとう。大切な人へ〞
〝あなたと、あなたの世界の安寧をいつまでも願うよ〞
〝あなたに救済された一人として〞
〝恩義を尽くそう〞
〝あなたが私に届けてくれた光は〞
〝今尚、私を強く希望に変えてくれて〞
〝淀みきった世間から洗い出してくれました〞
〝あなたの清浄さは〞
〝はじめて見る神々しさだった〞
〝(ここで笑えてしまう)〞
〝(容姿の良し悪しが、こんなにも世間体を左右するなんて)〞
〝(私はあなたの容姿端麗さに盲目になっていただけの、バカな女とされている)〞
〝(それが本音では口惜しい)〞
〝(私ほど私の内面を知っている人も)〞
〝(私ほどあなたの完璧さを知る人も)〞
〝(なかなかどうして、いないでしょうから)〞
〝私を深い眠りの縁から起こしてくれたあなたへ〞
〝私の日常を返してくれて、本当にありがとう〞
〝誰よりあなたは私に尽くしてくれたひとです〞
〝腐りきった日常の中に眠り生きて〞
〝やっと目を開けて、朝を迎えることができた〞
〝ありがとう。私は幸せです〞
〝あなたとあなたの世界へ届く道は今や私の前に伸びていないけれど〞
〝私は前向いて、自分自身の道を歩いていきます〞
〝本当は、あなたにも、私がつまらない人間だと、思っていて欲しくなかったのだけど〞
〝欲張りは言わないわ〞
〝例えあなたの視界に私が現れなくっても〞
〝あなたの姿を知っているだけの私は〞
〝私の世界、ただそれだけで〞
〝あなたへの理解を形にするよ〞
〝約束しよう。あなたの幸せを願ってやれる、けして小さくもない人格者であることを実践しよう〞
〝あなたの輝きを受けた私を〞
〝最大限に表現しよう〞
〝ありがとう。大好きな人へ〞
〝いつまでもありがとうと言わせて〞
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