箱根駅伝のコース走ってみた3区プラスα
戸塚〜平塚〜大磯
戸塚中継所は、戸塚駅から少し離れている。前回は、下り坂ということで駅まで走って戻ったが、今回は戸塚駅から中継所近くのバス停までバスに乗ることにした。
駅前のバスターミナルから頻繁にバスが出ており、さほど待たずに乗ることができた。
最寄りのバス停はコース沿いではなく、コースに沿って走る国道1号線の旧道にある。そこから戸塚中継所へ上らないといけない。
中継所へ着き、本日のスタート。
しかし、左車線は中継所のある、タックルベリーや崎陽軒の駐車場から先に歩道がない。
もと来た道を戻り、旧国道1号線へ。戻った途端に今度はバイパスに向けて上る。戸塚はアップダウンの多い街だ。
バイパスに合流すると、コースになる。合流してすぐの交差点は歩道橋を渡る。そこからの景色が良かった。選手は見られない景色ではあるが。
比較的下り基調なコース。若干上りもあるが、さほど気づかず。
そして、藤沢方面への分岐点にさしかかる。今年の箱根駅伝でコースを間違えそうになった場面があったが、確かに道路の表示では藤沢方面は右車線。実際には国道1号線から左の細い道へと入る。選手の頭の中に藤沢方面とあれば足が向くのは仕方がないかも。
下り坂を進むと今度は県道への合流に向けて、距離は短いが急な上り坂。あまりテレビに出ないところなので、興味深い。
この先は藤沢市街地に向けて下り基調となるが、ここはまだ横浜市。どんだけ大きいんだ横浜市。
藤沢市に向かう県道は、道路と隣接する建物の高低差があるため、歩道は小刻みにアップダウンがあり、少し走りにくい。
藤沢市に入り、大きな下り坂が見えたと思ったら、遊行寺坂の文字が。有名な遊行寺の坂だ。
3区にとってはスピードに乗っていける場所である。戸塚から5キロほどだ、身体も温まっているだろう。
坂を下ると、藤沢市街。東海道線の跨線橋を越えるが、歩道はしばらく側道を進み、階段で上がる。線路を越えると、再び階段。側道を進みコースに戻る。
藤沢の定点ポイント、藤沢警察署前の信号を過ぎると、右手に高級感のある住宅街が見える。それを過ぎると、今度は左側に大きな団地。
あまりテレビで映されることがないかと思うので、こういうところを走るのか、と感心してしまう。
しばらく進むと、コインパーキングに海まで徒歩3分の文字が。すると、浜須賀の交差点に到着。
ここから、国道134号線に入る。
海沿いとはいえ、両側を防砂林に挟まれ、海はほとんど見えない。
ずっと続く防砂林にむしろ気持ちを切らしてしまわないかと心配になる。
自分も途中で気持ちが折れ、海岸側に出てしまった。
防砂林が切れたのは、茅ヶ崎漁港のあたり。しかし、また防砂林に挟まれる。
防砂林が再び途切れるのは、湘南大橋の手前。
左手には相模湾、遠く箱根の山々が見えてくる。ここで選手は4区5区の選手のことを思って、改めて奮起することだろう。
橋を渡り終えると、左側車線に歩道が無くなり、右側に渡る。
三度、防砂林に挟まれてコースを進む。左側に歩道がないので、応援の人は入れない。最後の踏ん張りどころである。
秦野方面の県道との分岐を示す看板が見えると、花水川橋の手前。中継所へのラストスパート。
橋の名前は花水川橋だが、流れている川の名前が違っていることを初めて知った。現場に来てみないとわからないことがある。
中継所は普通の交差点である。右手には復路の中継所。4区はここをスタートし、直進する。
ここから1キロちょっとで大磯駅なので、このまま大磯へ。
西湘バイパスとの分岐を過ぎ、緩やかな上り坂を進むと、国道1号線に合流する。このあたりはあまりテレビに映らないので、こんなところを走るのかと思った。
大磯から先はまたの機会に。
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