就活の軸という妄言
こんにちは。とむーな(@tomuuuuna)です。
今回は俗にいう「就活の軸」に関しての雑記です。
僕は現在就活中で、今のところ(3月10日現在)で中堅SIer1社から内定をいただいております。
そして先日、某大手IT企業の1次選考を受けてきました。
1次選考に受かり、順調に駒を前に進めていましたが、直前で
ホントにこの企業でいいのか??
と疑問がどんどん膨らんでいき、最終的には「選考辞退」という決断をしました。
正直めちゃくちゃ迷いました。
大手の方が、最悪転職ってなった際に有利だし、収入高いし、周りに自慢できるし…
じゃあなんで蹴ったか。
ただ1つ、自分がその会社でどういう風に働いてキャリア積んでいくのだろう?と考えたとき、生き生きとやりがいをもって働いているイメージが全く湧かなかったから
これに尽きます。
一応、僕の「就活の軸」というものは、
1、若いうちから裁量をもって働けること
2、企業が今まさに成長曲線の登り坂であること
3、人材の流動性と多様性があること
という具合です。
この3つはある程度御社に合致してました。でも働く姿をイメージしたときに、ワクワクしませんでした。なんか毎日不満を抱えながら労働してるなーっていう感じです。
「軸」をベースに企業を選んだはずなのに、選考辞退…
何故でしょう。
つまりこの事象から導かれる結論は1つ、
「軸」は就活を進めていく上で最下層に位置するものではなかった、ということです。「軸」よりももっと本質的なものがある。それは何なのか・・・
答えは「人生の目的」です。
階層構造で表すとこんな感じです。
人生の目的は企業選びの軸より下層にあって、言い換えるなら、「自分の人生を通じて目指すべき方向感」といった感じでしょう。
就活の軸はあくまでもゴールが「内定」なのに対して、人生の目的にゴールはありません。達成されることもまずあり得ません。達成可能ならばそれは目的ではなくただの目標です。
僕の場合「教育改革、IT化、合理的仕組みの構築」あたりが「人生の目的」に該当します。が、文章としての人生の目的はまだ出来上がってません。でもイメージとして方向感みたいなものはあります。
今回はその方向感にマッチしなかったのでしょう。
「就活の軸」に比べ、「人生の目的」を導き出すのはかなり骨が折れます。しかし、ここを決めないと「内定を獲得する」ことがゴールになってしまい、入社後のやる気とバイタリティに雲泥の差が生まれると思ってます。
心の底からの渇望を実現するための手段として企業選びを行うことで、「労働」ではなく「仕事」ができると確信してます。違いは仕事に対する主体性です。
今コロナで就活も前に進んでないと思うので、この機に、軸ベースでしか企業選びをしていない人は、一度「人生の目的」を追求してみてはいかがでしょうか。
もう既に「人生の目的」がある方は、是非ともコメントで共有して欲しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考書籍:『人生の目的論』(Utsuさん著)
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