今の就活スタイルはおかしい。
どうも、とむーな(@tomuuuuna)です。
新型コロナウイルス感染症。言うまでもないですが、こいつはもはや21世紀のビッグバンです。全部がぶっ壊れようとしてます、今。
新卒採用に関していうと、感染拡大防止のため選考活動は一部ストップし、企業も「内定切り」という手段を取り始めました。
状況は最悪。デタラメです。
企業も不安、就活生も不安、みんながみんな不安不安不安不安・・・
不安だから、「はやく内定をもらわないと!」って思って、とりあえずESバンバン出しまくったり、受かりそうな選考のやってる企業を片っ端から受ける・・・
もう疲れました。なんでこんなことしてるんだろって。
せっかくの一日をひたすら無駄な作業で潰している感じ・・・
僕は思います。
そもそも、なんで俺らこんな内定を取ることに躍起にならないと就職できないんだろう?
って。
大学の入学説明会では「うちの大学の就職率は98%ですよ!!」という宣伝文句がいの一番に飛んできて、
あっという間の大学1年が終われば、キャリアセンター課の就職ガイダンス的なものが始まり、
2年生になるとインターンに行く人が増え始め、3年になるといよいよ就活本番だと言わんばかりに早期選考が始まります。
なんなんでしょうね。
そして大学に入るやいなや、インターンだの何だのって意識高めに行動してるやつ、
肝心の大学の講義はと言えば置き去り。(まあその講義が面白くないというのもありますが、笑)
で、何でインターンしてるかと言えば、「成長のため」と言いますが、掘り下げてみると前提には
「新卒市場で有利になるため」
という、就活前提です。
もっと遡ってみましょう。
そもそも「有名大学に入る」というのも結局
「新卒市場で有利になるため」
という、これまた就活前提です。
じゃあ大学って何のために行くんでしょうか。
あんな400万近くのたっかい学費払ってまでしないと、行きたいとこ就職できないというのがそもそもおかしな話です。
今は「学問するための大学」じゃなくて、
「就職のための大学」
になってることを、僕はずっっっっっっと前々から疑問に思ってました。
「いい会社に行くために」いい大学に行き、大学に入ってからは「大手企業就職のために」インターンをし、本来の研究や学問は置き去りです。
それなら大学行く意味ないし、一番問題なのは、本気で勉強したい人も、世の中のそういう流れにおいてはどうしても就活を早く始めないといけなくなっていることです。
ある意味、学問をする権利の侵害です。
せっかく4年も自分に使える時間があるのに、就職活動の早期化のせいで、実質2年といったところでしょうか。自分が本当にやりたいことに取り組める時間というのは。
このことは本当におかしいと思いますし、僕だけじゃなく、今このnoteを読んでる21卒の人も(21卒に限らずとも)一回真剣に考えてみてみませんか。
ps.
「前提を疑うクセをつける」
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