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株価暴落で慌てないように準備する

今回は、私がインデックス投資での資産運用を始める前の準備として考えた「株価暴落で慌てて失敗しないための準備」について書きます。10年以上の長期的な投資を考えていれば、少なからず1度は株価暴落に遭遇すると思います。

まず私の背景について。

私は20代後半でふつうの会社員です。
投資知識ゼロから勉強してスタートしています。

資産運用の方法は投資信託で「インデックス投資」をすることにしました。方針は、「世界経済に分散投資」して「10年以上運用」すること。資産運用を始めた背景と運用方法を決めるまでの過程はこちらの記事で紹介しています。

素人が「資産運用」をはじめる。


1. 結論

はじめに結論を書いておきます。

株価暴落に備える理由
・「長期投資のメリット」を得るため
・焦って売却して「無駄にしない」ため
株価暴落に対する備え
・「生活資金」と「投資資金」を分ける
・「余剰資金」で投資する
・「0.5~1年分」の生活資金を貯金する

2. なぜ株価暴落に備えるか

その理由は「長期投資のメリットを得るため」です。
私は短期間での株価暴落は許容して、暴落期間も継続して積立投資することを目標としています。この目標を設定した理由を以降で書いていきます。まず、選択した投資方法と方針は以下になります。

投資方法と方針
・投資信託で「インデックス投資」を選択
「世界経済」に分散投資
「10年以上の長期」で運用

世界経済に分散投資して10年以上の長期で運用する理由は次の通りです。

世界経済に長期投資する理由
過去のデータを参照すると、短期間で株価の暴落はあるものの、「長期的にみれば世界経済は右肩上がり」である。そこに着目し、10年以上の長期投資をして利益を得ることを狙う。

ここでポイントになるのが、株価が暴落している期間も継続して積立投資することだと考えています。その理由は次の通りです。

株価暴落期間も継続投資する理由
株価暴落前に買った株は、暴落で価値は下がります。しかし、暴落期間も継続して積立投資することで、暴落期間に安く買った株は、株式市場が回復した時に大きな利益を生みます。その結果、長い投資期間で平均してプラスの利益が出ることを目論んでいます。

私は、これがインデックスファンドに長期投資して利益を得るために重要なポイントだと考えています。私は投資を始めたばかりで、経験値の浅い素人です。なので、経験豊富な方々と比較すると、最適な売却タイミングを判断できないと思います。特に、それは株価が暴落するような状況で顕著になると思います。株価が暴落した際、情報に惑わされて変なタイミングで売却してしまうと、それこそプロのカモになる素人だと考えました。だからこそ、株価暴落についてできる限りの備えをしたうえで投資しようと決めました。以降では、どのような備えをしたのか、その内容について書いていきます。

3. 私の性格

まず初めに、私の性格について書きます。人の性格は物事を判断するうえで、重要な要素のひとつであると思います。

・心配性
・慎重派
・ちょっと真面目
・責任感はある方

私自身の性格を見つめ直したときに、株価が暴落したら精神的不安に陥ることが容易に想像できました。だからこそ、投資を始める前に「株価暴落に対する備え」について考えておくべきだと思いました。

4. 株価が暴落したらどうなるか

株価が暴落したとき、投資している株式の価値が下がります。つまり、私の資産が減ります。そこで、私の資産が減ったとき、私の身に何が起こるか考えることにしました。

株価暴落

株式の価値が下がる

私の資産が減る

5. 資産が減るとどうなるか

・生活資金が減る
・趣味を楽しむお金がなくなる
・旅行に行くお金がなくなる

いくつか挙げましたが、私個人としては「生活資金が減る」が最も辛いです。生活資金が減ると、生活水準を下げなければならない。それはかなり辛いと思います。じゃあどうするか。私の出した方針は以下になります。

方針
・「生活資金」と「投資資金」を分ける
・「余剰資金」で投資する

6. 投資資金の決め方

投資していなかったら銀行に貯金していたであろう金額の、全額もしくは一部を投資資金とする。つまり、下式の決め方です。このルールで投資をすることにより、「生活資金」と「投資資金」を分けることに決めました。

投資資金 = 収入 - 生活資金

もしくは

投資資金 = 収入 - 生活資金 - 貯金額など

7. 安心材料としての貯金をする

しかし、心配性の私はこれでも不安を感じました。というのも、株価が暴落するということは、経済が悪化するということ。つまり、企業の経営が悪化する。そうなると企業が倒産したり、従業員をリストラすることになると思います。かなり極端なことを言っているかもしれませんが、株価が大暴落するほどの経済危機が起こり、その影響を強く受ける業界で働いていた場合はあり得ると思います。

株価暴落

経済が悪化している

企業の経営が悪化

倒産・リストラ

そうなると次の仕事を見つけるまでは「無収入」になると思います。その結果、前章で述べた数式の投資資金がマイナスになります。こんな状況に陥ったら投資どころではなくなると思います。じゃあどうするか。私の出した方針は以下になります。

方針
・「0.5~1年分」の生活資金を貯金しておく

「生活資金は別で確保してある」この事実こそが、株価暴落で精神的不安に陥らないために必要な安心材料だと思います。0.5~1年分としたのは、これくらいの期間があれば次の仕事を見つけられるだろうとの考えで決めました。ここの感覚は人それぞれだと思います。

8. まとめ

記事の冒頭で結論を書きましたが、改めて結論を書きます。

株価暴落に備える理由
・「長期投資のメリット」を得るため
・焦って売却して「無駄にしない」ため
株価暴落に対する備え
・「生活資金」と「投資資金」を分ける
・「余剰資金」で投資する
・「0.5~1年分」の生活資金を貯金する

長年にわたって投資をしていれば一度は遭遇するであろう「株価暴落」に対して、予め備えておくことで、いざ株価暴落に遭遇したときに焦って当初の計画を無駄することがなくなると思います。

おわりに

この記事を書いている傍らで、新型ウイルスの影響によって日経平均株価は1ヶ月前の2万3千円台から、一時は1万8千円台まで暴落しました。米国では取引停止を実行するサーキットブレイカーが発動しました。私は本当に投資を始めたばかりなので、投資信託の最初の積立日が来月(4月1日)からになっています。出だしからこんな状況ですが、本記事に書いた「株価暴落に対する備え」は既に実施済みです。これからがんばって投資していこうと思います。
投資もブログも、私はまだまだ勉強中です。もし、説明不足な点や不明確な点などがありましたら、ご指摘していただけると嬉しいです。

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