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【One exercise!】思いっきり背伸びをしてみる

今日は背伸びです。
生きていると下へ下への動作は多いのだけれど、上へ伸びる動作は案外少ないものです。


背伸びという動作はふくらはぎの筋肉「下腿三頭筋」を使う運動です。

ふくらはぎが第二の心臓というのは有名な話かもしれません。ふくらはぎの筋肉を刺激することによって、ポンプのように下から上へ血液が送られやすくなり、全身の血流も良くなります。

あとひとつ、この運動の重要なポイントは

体の底を持ち上げるということです。

体の底とは、女性であればちょうど膣のあるあたり。男性でいえば肛門の前の方。
文字通り体幹の底となっている場所です。

体の底はハンモックのようににぶらさがっていて、その上の内臓を支えています。

“良い姿勢”でいれば適切な張力があり、張りのあるハンモックとなっています。

しかし座っていることが多かったり、背中を丸めていることが多かったりすると、ハンモックの張力のバランスは崩れ、その上にある膀胱や子宮などの内臓は下へと流れ落ちていくような形になります。

そのような形では血流も悪くなり、月経痛や腰痛など、様々な不調の原因にもなります。

背伸びをしてみましょう。
手を上に!
顔も上に!
背骨もお腹ものばして、体の底をもちあげる。
そして最後にかかとを上げる。

5秒保持するだけでもどこかスッキリしますよ。

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