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思いっきり背伸びをしてみる

身体を扱う仕事をしていると良く感じることがある。

足腰丈夫にに過ごすとは、詰まるところ、重力にどう勝つか、重力にどう負けずに生涯を過ごすかということだ。

産まれてから少しずつ重力に打ち勝って首が座り、立って歩けるようになる。
そして歳をとると重力に負けて腰が曲がり膝が曲がり歩きにくくなってくる。

その面で考えると、重力に抗うことが老いを食い止めることになる。

重力に抗せるのは筋肉だけだ。

だから筋肉は使わないといけないし、場合によっては鍛えないといけない。


だから今日は、思いっきりのつま先立ちで思いっきりの背伸びをしてみる。
両手を組んで天井に伸ばしてみたりする。

これが1番簡単にできる、重力に抗う動きだと思う。

ふくらはぎも使うから、なんだか脚もぽかぽか。
両手をあげるから肩周りもほぐれてくる。

下を向くのをやめて、さあ、ちょっとの元気を使って重力に立ち向かってみましょう。

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