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第二子出産。自分自身への健忘録として

第二子の出産を終えた。

これから日常に、追われていくだろう自分自身へ、今日の特別な気持ちを忘れないためにnoteに残しておくことにした。

朝に出血があって、破水ではないものの予定日超過のため受診。モニターをつけてみるとお腹の張りと同時に赤ちゃんの心拍が落ちるのが気になるとの事で、午後から誘発しての出産となった。

誘発を始めてから2時間経たず我が子に会うことができた。

時間的には超安産だったけど、やっぱり楽な出産というものはなくて、「静かにそっと冷静な」お産とはいかず叫び倒してしまった…!!
もう今回の陣痛は耐えられないと何度も思った。

助産師さんはずっと冷静で優しかった。本当感謝しかない。

そしてちゃんと出てきた我が子。
胸の上に抱いた温かい感覚と安堵。
言葉が出なかった。


一通りの処置を終えた後、分娩室で約2時間、経過観察も兼ねて2人きり。

出産、大変だったけど、わたし以上に大変で暗い道のりを全身を使って進んできたこの子に、愛おしさと誇らしさと尊敬の念のようなものが湧いてきて、「頑張ったね」と声をかけた。

長男ともこういう時間があったはずなんだけど、よく思い出せない。本当に人間が産まれたのが、まだ半信半疑のような気持ちだった気もする。

ここから時間がどんどん進んでいって、この胸いっぱいの気持ちも忘れていってしまうんだろうかとふいに寂しくなった。
実家に預けた長男を思い出し、この子も成長していくと思うとこの分娩室での特別な時間をとても貴重なものに感じた。

きっとこれから育児は大変で、今日のことは日常的には思い出さなくないだろう。
でも、こういう気持ちになったこと、産まれてきてくれたこと、無事に産めたことに対する感謝の気持ちを時々思い出せるように健忘録としてここに記録しておく。

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