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執着と得意分野。
自分が得意なことと、苦手なことの簡単な見分け方は・・・。
執着で見分けるのが早いと思っている。
仕事ができる人は、クビになってもいいとも思えるし、
モテる人は、いま付き合ってる人と別れていいと思えるし、
お金の入ってくる人は、使っても大丈夫だと思えるし、
痩せてる人は、食べても大丈夫だと思っている。
要するに、次があると思えるか、なんとかなると思えることは、得意分野。
余裕があるから、うまく行く。
不得意分野に関しては、なかなか手に入らないと思うから、どうしても今あるものに執着するし、手放したくなくない。
だから、不得意分野は、得意分野と並べて比べてみて、得意分野でできてるマインドを取り入れたらいいよね。
たまたま、今日、本屋さんを歩いていたら、樹木希林さんの『一切なりゆき』って本を見つけた。
それこそ、昔、「時間ですよ」の再放送を見て、子どもながらに誰よりも、ナイスキャラだと思ってた。
なんとなく、今更ながらに読んでみた。
”私はね、こういう風な役者になりたいと思ったことないのね。
ダメだって言われたらいつでも「さよなら〜」って。
引退してくださいって言われたら、「あ、分かりました」(笑)”
ほんとうに彼女って、執着がない。
タイトル通りに、「一切なりゆき」を受け入れて生きたんだろうな。
どんな状況も楽しむという強さ。
家族に関しても、コントロールしようせずに、あるがまま「そういう人なんだ」って、問題にしない。
でも、唯一、彼女が欲深いところは、
”だって、死ぬときはね、
「お世話様でした、とても面白かったです、納得いきました、ウフフフ…」
って言いたい欲はあるの。”
私も、こう言って執着しないで死にたいと思った残暑の1日。
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