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通知表を気にしすぎない

全国的に休校が続いていますが、この時期修了式で通知表を渡される時期です。
細かいことですが、年度終わり(3月)は修了式。その他の学期末は終業式と呼び方が違います。
この年度末は「修了式」。1年の教育課程を修了したことを認める式です。ですので、3月にもらう通知表にはほとんどの学校では「修了証」が印刷され、校長先生の名前に校印が押されます。

さて、通知表をもらうと子供達は真っ先に「たいへんよい」などの◯がどのくらいあるか見ます。(評価の言葉は各学校で異なります)
保護者の方も、通知表を見た時に子供の成績が気になると思います。
私は、子供達に次のような話をします。過去に学級通信に掲載した文章を紹介します。

本日、修了証と通知表を配布しました。
修了証は、◯年生の学習が修了したという証明書です。
通知表の中身(成績)も気になるでしょうが、あくまでこの時の「過程」の結果です。
あくまでみなさんの一面です。
自分で「よかったな」と思う人は、そのよかったに満足せず、これからも努力を続けてください。
「悪かったな」と思う人は、「悪いからもう勉強は嫌だ」ではなく、それがよくなるように努力をしてください。

はっきり言いますが、私自身の経験を踏まえ

 小学校の成績は、大人になったら全く関係がありません。

いや、ひょっとしたら、中学、高校でも関係ないと思います。
通知表の成績は、あくまでも過去の自分です。
未来は、その人の行動で全く変わってきます。
というわけで、保護者の皆さん、子供達。
通知表の成績で一喜一憂するのはやめましょう。
今もらった通知表は、4月からの目標を立てるための材料にするくらいで丁度良いです。

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