まさに「このライブ観ないなんて自業自得」【櫻坂46東京ドーム公演 感想】
「これを見逃がしたら一生後悔する」
私の中の直感がそう告げていた。
2024年3月2日の夜。別アーティストのライブから家に帰り、Xを開いたら流れてきた「櫻坂46 2回目の東京ドーム公演 決定」の投稿。
勢いのままFCに入り、櫻坂が好き・少し興味がある先輩をそれぞれ誘い、チケット12000円という少し強気の価格設定にもかかわらず、両日に応募し見事ゲットすることができた。
そしてあっという間に月日は流れ、6月15日16日を迎えた。
結論から言おう。過去の自分へ。
あの時の選択は正しかった。
今回はドーム公演の興奮冷めやらぬまま、印象深かったシーンと感想をひたすら書き殴るレポートになります。約5000字にも渡る長文なので、時間がある時に読んでいただければ幸いです。
細かいニュアンスが異なっている場合がありますが、興奮で記憶が錯綜してしまった可能性があります。ご容赦ください。
物販等(入場するまで)
土曜日はグッズ購入のため13:30に会場に着いたんですが、想像以上に人でごった返していました。ここに集まっている人みんなBuddiesだと思うと、それはそれは嬉しかったです。
が、グッズ買うまでにかなりの時間がかかることを覚悟しなければなりませんでした。実際、炎天下の中で長蛇の列に並び、日傘を差しながら喉の渇きをちょこちょこ癒しながら待つこと約4時間。17:20頃に無事に購入できました!
同行者がいたので近況報告や櫻坂の最近の話などしていたら割とあっという間でしたが、次回は当日受け取りもあったら嬉しいなぁと思ったりもしました。
グッズ販売ブースって、そのアーティストの楽曲が常にかかっていることが多い印象ですが、今回はサクコレの動画(BGM:いくもど)がたまにスクリーンに出るくらいで少し寂しかったですね……きっと色々事情があるんでしょうけども……
日曜日は17:00過ぎの到着。FCでサクコレ特典を貰おうとしたら配布終了。人気度が伺えますね。入会から90日も過ぎていなかったのでそれ以外の特典が貰えないということでダメージはそこまで受けずに済んだのでヨシ(?)
開場
実は、自分にとって、人生初の東京ドーム。子供の頃からテレビで見ていた風景がそこにあって感慨深かったです。初めてを自分が大好きな櫻坂の公演でできたのも思い出深い。
土曜日はステージ全体が見渡せる1階席正面に近い後ろの席。見上げると天井(屋根?)があって会場の広さをもろに体感することは少なかったですが、ヒキで演出が見れたので刺激的でした。
日曜日はライト側1階席の真ん中あたり。見上げても視界を遮るものはなくドームの白い天井がしっかりと見えました。上の方、隅の方までびっしりとお客さんが入っていることを日曜日の席からの視界で体感できました。
場内の注意、英語でもされていましたね!海外Buddiesへの配慮も欠かさない所、海を越えてまで公演を見に来たいと思えるようなグループだということ、ワクワクが募ってきました。
影ナレ
土曜日、最後にキャプテンの「Buddiesのみんな、準備はいい?」からOvertureへのEDMが始まったの、この時点で痺れましたね。
2023年、年初めの挨拶CMでの一言を見事に回収。
満を持してドームに帰ってきた。立派になった。
開演
● Overtureの景色
Overtureが始まった時のペンラの海を、私は一生忘れないと思う。
天井席からステージバック席まで白色のペンラで埋め尽くされている姿は、圧倒されたと言う他なかった。どこを見渡してもペンラが見える。
そしてコール。
一体感を感じながらフルスロットルで叫ぶのが最高に楽しかった。
●過去のネタやオマージュが随所に感じられた
最初天ちゃんが1人出てきて、中央のステージで頂点を指さすポーズ
お見立て会のそれではないですか。感激。
・ガチャガチャガチャガチャ チーン
As you know?のそれですよね。菅井キャプテンの卒業公演を配信で見たのは約1年半前なのに一瞬で思い出しました。
・日曜日MCでほのすが「頑張るから見とってなー」とマイク抜きで叫び、観客がそれに応えたのは、(番組で黒歴史と語っていた)お見立て会の一幕
・『Nobody's fault』への入り
船の出発音、そしてカモメの鳴き声はMV
・『Cool』
玲ちゃんの前にテレビ風のフレームが下りてきて、そのフレームの後ろのディスプレイのみ、MVでのテレビ内イラストやキャラが映っている(なんならサイドディスプレイも少し丸みを帯びていた感じだったような……)
パフォーマンスでもメンバーの気迫をひしひしと感じました
・『承認欲求』へ入る映像
3rdアニラの感じと似ているな~と凄く思いました
●曲の繋ぎ方、間奏のアレンジがかっこよすぎた
今回のライブでは連続して曲を披露することが少なく、多くの曲間でソロダンスや演出が入り、満足度が高かったです。
いや~マジでどの曲も良かったな
個人的に見れて良かったベスト3は
①『Dead end』のるんちゃん
信号機に座り、足で蹴って赤と青を変え、飴を舐めながら可愛げに手を振ったかと思えば、気怠そうな表情を見せる姿 とてもゾクゾクしました
あれはやばいって
②『油を注せ!』のbacksメンバーダンス
スウィングのリズムに合わせて観客がクラップをする中、ソロダンス・全体ダンス・ステッキを使ったダンス・椅子を使った演出をしてボルテージを上げていくのが興奮しました
バックスクリーンに分割して各メンバーの顔が映る演出も良かったですね
③『桜月』・『流れ弾』の和テイストを感じられる繋ぎ
『桜月』への入りは、鈴の音(シャーン)、水で波の表現、れなぁのソロダンス
『桜月』から『流れ弾』へは三味線で繋いでいく(流れ弾の演奏間もスクリーンには和柄が多く写っていた)
この辺りが雅で、日本を表現している感じがしました。今回は海外Buddiesもいたのでそれを意識しているのでしょうか?とも思いました。
●メンバーのMC
みいちゃんが復帰してこれで全メンバーが揃ったこと、嬉しい!
メンバー同士のエピソードなどを知れるのが楽しいですね!!!
ゆーづが英語、かりんちゃんは韓国語で挨拶していましたね
土曜日:まりのちゃんときらこの髪型被りエピから見てとれる仲の良さwww
天ちゃんは楽屋でも熱唱するし、いのりはカラオケでノリノリ♪
半年遅れでメンバーに誕プレを渡す沼
日曜日:きらこの「やっほー」ほのすの「頑張るから見とってなー」はマイク抜きでも私の所まで届いた!天井席まで届いているのがすごい
リハが早く終わった日にかき氷に行った
玲ちゃんは一人デンマーク行った(この時点で行動力バケモンだ)時に乗り換えをミスったからみんなは帰りも気を付けてね
●『静寂の暴力』
全曲通して素晴らしかったですが、その中で敢えて一曲選ぶとしたら、私は間違いなく『静寂の暴力』が群を抜いて惹き込まれました。
『油を注せ!』が終わった後、照明が落ち、中央の長い一本道のみ白いディスプレイの光が残る。しづがサイドからセンターまで歩いてきた後、メンバーが出てきて無音のダンスを披露する。
観客のペンライトの光が消えていき、彼女たちのダンスを固唾を飲んで見守る。「ブオー」という東京ドームの空調の音が聞こえる。
そうして曲が始まったが、気迫が凄かった。
圧巻だった。
「喋りたい願望を捨て、沈黙を愛せるか?」の前の沈黙、声を震わせながらのこの一言。
その後メインステージの照明がついてムービングステージに乗った3期生がそちらへ向かう。と同時に上からSKZが下りてきて最後はその前で踊る。
終了後はただただ大きな拍手。
私は昨年11月のアニラにも参戦しましたが、この曲の披露はありませんでした。(アニラ日曜日はこの曲ではなくマモリビトだった)
しかも3月のアリーナツアーには参戦していません。
そのため、5.5万人もいるこんなにも大きい会場で初めて見れて……良すぎた(語彙力低下)
曲入りまでの繋ぎに音楽を流さず、会場全体で沈黙を作るという意味で、ジョン・ケージの『4分33秒』に似たものを感じられて元吹奏楽部だった私はひたすら凄いと思わされました。
●本編後半、畳みかけるようにバチバチに決めてくるメンバーと演出
と、『静寂の暴力』でしんみりした気持ちになったかと思ったら、ここから怒涛の本編後半。
「Whacha say we do?」に合わせてクラップで一気に会場のボルテージを上げて始まった『マンホールの蓋の上』
メインメンバー(1番)とbacksメンバー(2番)で分けている?そして間奏で交互にダンスを披露して合体した『BAN』
SNS風の映像から始まり、サビでは火柱が立った『承認欲求』
会場内の客電が点灯し、皆が跳ねているのを見てまた消灯して始まった『Start over!』あの櫓は何回見ても凄いなと思います。
緑色のターゲットのマークが天井中に現れ、"LAST SONG"のテロップ、レーザーバチバチ、MVの時の衣装で登場するメンバー、『自業自得』
息つく暇もなく、パフォーマンスに釘付けになったまま、自業自得のインスト音源でメンバーは退出。本編終了を迎えました。
●一体感を感じられるアンコール演出
魅せる曲が多かった本編に比べると、アンコールではフロートやステージのあちこちに散らばり、ファンサを行っているのが印象的でした。
私も双眼鏡を使ってメンバーの可愛い姿を見れたので大満足です!!!
『Anthem time』と『ドローン旋回中』のRemixで交互にやるのが楽しかった!!!
●MC/お知らせ
360°お客さんが入っている景色が本当に凄い 良いものを見させてもらった
ここまでこれたのはBuddiesの皆さんのおかげ
ここ(東京ドーム)が終わりではなく、もっと色々な景色を見ていきたい
私たちから目を離さないで
このようなニュアンスを2日間とも言っていた気がします。
土曜日は9thのBacks Live!の開催決定
日曜日は4thアニラ開催決定の告知がされました。
●最後の曲
『櫻坂の詩』 ピンクに染まる会場が綺麗でした!
終演
大体3時間でしたね。退場の時にもコールやっていたり、日曜日はメンバーがステバ席の辺りでファンサをしているのが双眼鏡越しに少しだけ見れました!
水道橋駅ではペンラを点灯させないように注意するアナウンスで駅員さんが「コンサート終わりのBuddiesの皆さん、ペンラは電車を緊急停止させる可能性があるので推し色かどうかにかかわらず付けないように」みたいなニュアンスのことを言っていて粋でした。
セトリ
感想/自語り
繰り返しになってしまいますが、 圧巻 この一言に尽きます。
本当に2日間参戦出来て幸せでした。
悔しい思いをしたときもありましたが、それに負けず進んできた結果が東京ドーム公演2日間満席という結果に出ていると思うと、改名時に離れずに応援を続けてきて良かったと感慨深いです。
そういえば、昨年の10月には「新せ界」に行きました。
最後にメンバー1人1人が今後の抱負を語る所があったのですが、
この夢が叶ったといえる2日間でした。
前回の時はキャプテンの卒業公演という意味がありましたが、今回は紛れもなく現メンバーたちの本当の力で立ったものだと私は思います。
また、櫻坂の魅力に気付き、Buddiesが増えたことも嬉しいです。
私も最近はBuddiesということを隠さず身近な人に話したり紹介することが増えてきました。「私も櫻坂好き!」という人を見つけられたし、「櫻坂っていいね!」って言ってくれる人もいます。
改めて、そんなアーティストに出会えてよかったと思いました。
いつも本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、MCでも言っていましたが、これが終わりではない。
この先、どんな景色が見られるのか既に楽しみです。
今の勢いのまま、どんどん駆け上がっていくことができると信じています。
また、ライブに参戦できますように。
約5000字にも渡る長文をここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ではまた
とむ
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