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シティリーグ使用予定【赤月ロスト】デッキ解説

1/3に開催されたシティリーグで使用候補だったデッキの備忘録です。

なお、この記事を執筆開始した日は、大会3日前の大晦日。テレビで紅白を見ながら書いています。大会までの時間がないので、文章にすることでデッキ自身及び相性を理解しようとしてました。

結局、他の予定が入りシティリーグは事前キャンセルして参加せず。お蔵入りも勿体ないので、備忘録としてアップします。

1.デッキ成り立ちの経緯~フーパロストとの出会い~

テラスタルバトルに週2ペースで参加していた12月の日々。
リザードン、クエスパトラ、ガブリアス、アマージョとテラスタルポケモンのデッキを次々と作り、フーパexのデッキに着手。
CL優勝者のコハクさんがXにポストした「ロストデッキ」を参考に作成しました。

テラスタルバトル仕様にするため、フーパ2枚などアレンジしました。

コロコロとデッキを変える僕は、高い練度が必要なロスト系デッキを敬遠してきました。しかし、優勝したことで只の食わず嫌いが判明。
このデッキがテラスタルバトルだけでなく通常のジムバトル、いやシティリーグまで戦えるのでは?と思ったこの日。
偶然にもシティリーグのキャンセル空きを発見したので、申し込みました。


2.デッキリストとコンセプト

予定していたリストはコチラ。(左側の写真ね)

デッキリスト

戦略プランは、小型ポケモンにはウッウとヤミラミで、大型ポケモンにはトドロクツキexとかがやくリザードン(以下、Kリザと略す)で対応します。

トドロクツキexは、打点の低いこのデッキの欠点を補います。環境が1週回ってHPが高いVmaxが強いので、気絶ワザが引き立ちます。

テラスタルポケモンのフーパexは、悪エネワザで闘タイプがこのデッキにマッチしており、対「ミライドン」の秘密兵器です。場にエネが残るサーナイト戦のフィニッシャーになることも。

トドロクツキとフーパ


3.構築の解説

コハクさんのリストをベースにしています。
一般的なロストよりキバナ2枚が特徴です。様々な動きが出来る一方、エネルギーを手札・山札・トラッシュの3か所へ計画的に置く必要があり、そのプレイングを何度も練習しました。

メタモンは使用感が良かったので追加した1枚。枠の都合で厳しくなりますが、初動が良くて採用に至りました。

超エネを3枚へ増やした理由は、エネ張りのプレイングが突き詰めれなかったから。実は、炎エネでも動き自体は変わらないのですが、後述のデッキ隠しの観点から超エネとしました。(情報かく乱のため、雷や水エネも候補だった)

自分で練習しても分からないことがあり、コハクさんにDMして教えて頂きました。この場を借りて感謝致します。

プレイングのキーカードは「ネストボール」。ロスト巻き添えを考慮に入れつつ後出しカウンターを視野に入れてプレイ。常に手札にある状態が理想で無駄使い厳禁。3枚と4枚を試行錯誤して、この枚数に落着きました。

また、「ボスの指令」と「カウンターキャッチャー」が各2枚。相手が進化デッキの場合はボス、たね主体デッキにはカウンターキャッチャーが有効なため、枠を割いて各2枚としました。
環境に対する理解が深ければ、どちらか1枚減らせると思います。しかし、その理解に自信がないこと、且つレギュ変更直前の多様なデッキ環境故に各2枚としました。

ロストスイーパー不採用とした理由は、必要なマッチが「ミュウVmax」と「連撃」と想定してました。要するに手札干渉とスタジアムの採用率が高いデッキ且つトドロクツキの重要度が高い組み合わせです。
しかし、参加する大会の環境(地域と時期)が、その2デッキが少ないと予想して不採用としました。
また、相手デッキに依らずロストカウントを増やす用途もありますが、自身のスタジアムロストは「カラミティストーム」打点上げに重要なため対象としないミスマッチとなり、それを重く捉えました。


5.戦略とプレイング

ロスト系デッキの戦略は有名ですが改めて。

序盤は、ロスト4枚以上にしてウッウによる0エネ特性アタックで小型ポケモンを倒す、又は大型ポケモンのHPを削る。
中盤、ロスト7枚以上にしてミラージュゲートやキバナのエネ加速を活用して、トドロクツキex又はフーパexでアタック。
終盤、ロスト10枚以上にしてヤミラミ&Kリザでシメる。
という流れ。釣り竿とロストミラージュが残った展開ならば、トドロクツキ2週目も視野。

ロスト系デッキは、色々なタイプがあり「対面ロストは70枚に見える」と言われることも。
【ロストギラティナ】や【ロストカイオーガ】など様々な種類が存在するため、事前の情報戦で有利になります。

実戦においてもコチラのタイプがバレるカード、具体的には、序盤に悪エネ・炎エネ・トドロクツキex・フーパex・Kリザ・クララを隠したプレイをします。
それに重ねて相手の動きに対して返す動き(カウンター)をして、駆け引きを有利にしながらゲームを進めます。
手札の都合で隠すことが難しいゲームもありますが、後述するデッキ相性で有効なキーカードだけでも差が出ると考えています。


6.デッキ相性

まず、大きく分けて手札干渉の有無、具体的にナンジャモ・ジャッジマン・の採用率を分析しました。
言わずもがなロストデッキは手札が重要です。
更に上述のとおり、カウンター戦法で戦う故に手札に次のターンで使うカードをキープすることがあります。蓄えたカードを山札に戻されるか否かがプレイングや勝率に影響すると考えて、この分析をしました。

Aグループ:採用率が高いデッキ
サーナイト、悪リザードン、連撃インテウーラ、ミュウVmax、カビゴン

Bグループ:採用率が低いデッキ
ロスト系全般、ミライドン、パオジアン・セグレイブ、サーフゴー・パルキア、トドロクツキ、エンテイブジン


まず、Aグループの相性から。
基本的な立ち回りが出来れば勝ちプランがキチンとありますが、手札干渉によりプランが崩壊するリスクがあります。
自分の手札と山札・相手の手札状況を考慮して、ゲームを進めます。

・サーナイト戦:有利
ウッウでサイドを先制し、サーナイトexをトドロクツキで倒して、Kリザで逃げ切る展開。あなぬけを使ったターンは、ベンチポケモンを倒してサイドを取りたいが、クレセリア・Kリザ・リバエネのみ無傷サーナイトが地味にきつい。セイボリーによる妨害にも注意。
お互いにやることが多いので時間切れに注意。

・悪リザードン:有利
悪リザードンの高い打点が空を切る組み合わせ。とはいえ、HPが高いリザードン2体を早く立てられるとキツい印象。
テラスタルバトルTier1故に対戦慣れしてる点も大きいです。

・連撃インテウーラ:五分
コハさんから教えて頂いた「ウーラにおとぼけ当てて、無傷ツキでカラミティ。Vmaxにくるいえぐる」のプラン。

・ミュウVmax:有利
トドロクツキexでミュウの悪弱点、Kリザでゲノセクトの炎弱点をつける組み合わせで有利な印象。

・カビゴン:五分
トドロクツキexの下技サイドを取りつつ、くるいえぐる2回で相手にサイドを取らせる。その後3エネKリザでアタックするプラン。
キュワワ縛りに警戒、やまびこホーンに警戒、マナフィは諦め、野盗姉妹にお祈り


続いて、Bグループ。
手札干渉されるリスクが低いので、プラン通りにゲームが進みます。
良くも悪くも相性通り。

・ロストギラティナ:五分
ギラティナを進化前に攻撃、マナフィ・ジラーチを置いて防御、を念頭に置きました。

・ミライドン:五分
コハクさんのXコメント通り、キチンとカウンターを当てること。
カイナへのカウンターは、ベンチのエネ付いたミライドンのプランもあり。デッキをきちんと隠すことが出来れば有利まである組み合わせ。

・セグレイブ&パオジアン:有利
相手のHPが高くないので組みやすい印象。テツノカイナへの対応次第。

・サーフゴー:五分
1進化&VSTARの組み合わせでHPが高い組み合わせ。取得サイド2-2-2が理想プラン。トドロクツキexとKリザ2回が勝ちプラン。
キャンコロ手裏剣が鬼門。

・トドロクツキ:有利
ウッウ→ヤミラミ→Kリザで効率よくサイドをとる基本プラン。
相手のKゲッコウガに注意。

・エンテイブジン:五分
エンテイのHPが高いこと、ヨガループでの複数枚取りが重い。
相手スタジアムの灼熱の大地を利用して、Kリザでの早めのアタックでサイドレースを有利に進めたい。

上記のAB分類に加えて、他の準備は相手デッキの打点やHPを覚えておきました。


7.最後に

ほとんど実戦を積まないまま参戦予定だったので、それを補うべく脳内シミュレーションを重ねました。頭の中で各デッキ5回くらい対戦したので、環境に対する理解は高かったです。

参加出来なかったことに惜しい気持ちがありません。
準備した分だけ勝率が上がることが分かってるけれど、そのモチベが湧かないし、中途半端な状態で大会出ると後悔が重い。
気楽に参戦することが出来ず、経験が足枷になってる状態です。

マダ大会へ参加する気分になれないけど、その気分になった時に気に入ったデッキが有ると良いなと思ってます。

・引用元

https://www.pokemon-card.com/

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