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ことはじめ。360°写真のお話

全天球型360°パノラマ写真ってのを発信者側(利用者側も)での感じ方的なものを掘り下げてみようと思いますね。

Googleストリートビュー(屋内版)も、
パソコンとかスマホで見る360°View静止画版にしても、
はたまた、簡単に使えるスマホ型VRメガネの定点静止画版にしても、
Quest2とかのVRゴーグルの定点静止画版にしても、

最初の壁は、「全天球型360°パノラマ写真って、結局、わかんなーい」では?っと思うのですね。
➔ 長い単語なので、360°写真でまとめますね!

では、ここを少し掘り下げて書いてみようかとー

結局は「趣味」じゃないと嫌になる

いや、絶対、そうだと思います(笑)
僕は、普通のスチールもおまけで撮りますが、フィルム時代と違って写真というより、芸術ぽいのがやっぱり素敵だと。
その場・その場で確認ができる時代なので、照明から配置から、気に入らなければ、どんどん変えて行こう!というのが多いのでは?
また、知り合いのプロのカメラマンとか、1日、1場所で数百枚を撮り溜めるらしいです。その中からの一択とは・・・💧
その場で見れるというのは、フィルム時代には無かった「写真が好きなら楽しい」作業だと思います。
対し、360°写真は、どちらかと言えば「テック」。
例えば、ワンショットで撮れる360°カメラの機材を持っていたとしても、スマホやパソコンで見るには、撮影状態から表示状態に切り替えないとダメですね。っというか、切り替えても細かい所の把握は無理。
➔ 超簡単にすると、四角形型の表示として
➔ 水平360°でも4枚の確認が必要
➔ その場確認に時間がかかる
➔ 実際は違いますがよく似た作業です
撮る位置も外光がめっちゃ明るくて、内部が暗いような・・・
そう、例えば、日本家屋的なところの戸口とか、普通は苦しいーってなる。
じゃ~、それを、どうやって少しでもマシな状態にすれば・・・ってところですね。
一番分かり易い例ですが、その他にもスチール撮影にはない、いろんなことを「周囲ヨシッ!」としてから、どっこいしょ!って撮る感じですかねー

半面、スチール撮影とは異なっていて、360°写真に焦点は基本的に無い。
近くから遠くまでピントがあっている風に見えたら勝ちです(笑)
その辺は、ワンショットの360°カメラは何もしなくても大丈夫なことが多いと思います😊

あと、あらー(;^_^A
っというのが、傾きかなぁ?
スチール撮影ですと、「トリミング」が使えるので何とかなるのですが、360°写真にはトリミングなんて概念は基本的にありません。
微妙な傾きを無理矢理補正かけるのは、できないことはないのですが、できればやりたくない作業です。

で、Googleストリートビュー(屋内版)にしたい時とか、GPSがうんじゃら、G-TAG(だったっけ?)がうんじゃらとか、情報が欠落しているとダメですね。
これがねー、編集ソフトで編集すると飛んじゃうものがあるんですよー💧
最初の頃、全く理解できず何日も調べましたよ。ホント💧
情報を書き込んでやらないとダメなサービスもあるわけです。

いかがです・・・?
さらっと書かせて頂いたのですが、趣味じゃないと~という感じですよねー
何かダメなところが見つかった時点で、ネットにも情報があんまり書いていないから、お金を稼ぐ!という仕事で始めるもんじゃないよねー
➔ でも、好きだからやってみたんだよなーって

360°写真のいいところ!

  • 見渡せるので何がどうなのか分かり易い

  • ズームできるのが多いので細部も見えることがある

  • 編集がややこしいので、やたらと広くする編集とかしている処はない(少なくとも僕が体感したことない)ので安心

やっぱり、見る側としては全部が見れるのいい!
(見られる側としては見せたくない!というものアリw)
宴会とか、パーティーとか、うち家を買う時とか、スチール写真は綺麗なんだけど、騙された感が半端ねー💧ということも実際ある。
若い頃とか、セッティングで上司に注意をうけたこともあるよ。
だって、写真では、めちゃくちゃ広く見えて、ムードが良かったんだもん。
ホテルとか旅館の部屋やロビーの写真でもそういうの多くないですか?
Googleマップに一般の人が投稿している写真を見て「あ・・・」って止めたこともある。
ちなみに、Googleの規約上では、写真投稿もオーナー様の許可を得たことが条件になっているんだけどー。って、許可なんてとってないよねw

カメラに慣れている人が多くなったので、パースを立てた広角写真で騙された感を持つ人は相当に減ったと思います。
でも、嫁(女性)は、ちょっと把握が苦手っぽいところがある人もいらっしゃる気がします。
だって、未だに、もめるもん。
僕:「あ、やっぱりなー」
嫁:「え?これかね?」
* 男性女性と分けるという表現っぽくなってしまいましたが、
*あくまで、僕と嫁の話と、一般的な感じ方としてのお話です🙇

あと、2っ目。
拡大できるの嬉しいことが多い。
畳の数で部屋の大きさ分かるし、机の高さから部屋の広さも推測できるしとか。
3っ目にも被りますが、細かいところが見えるほど安心できるかな?
だって、無理矢理に綺麗っぽくした違和感バリバリのヤツだと、細かい所が変になっていることが多いと思うの。
例えば、コンセントの色とか、普通は白だよね?とか(笑)
そんな感じかなー

3っ目。
さすがに、うちでも、狭い部屋とかを広く加工(?)して!とかないないw
広く見えるようにできない?はあるあるです(笑)
そんなに、嘘付いた360°写真を載せたいなら、コンピュータグラフィックスで作っちゃえ!という感じ。
この辺は、面白いもので、「お金はかけたくないけどー・・・」という折り合い。
結局、きれいに・広く見えるようにというところで終わります。
ちなみに、パースを立てて視野角を広くすると広く見えます😊
パースってのは垂直をなるべく残しておくということ(と思っている)
Googleストリートビューでは視野角調整はできません。

360°写真のいいと言えないところ!

  • 撮影も加工も編集も趣味じゃないとやってられない

  • クルクルを分かっていない人も多い

  • 表示させるにはプラットフォームがいる(SNSとかは苦手)

多分、最も流行らない理由は、一番下ですよねー

撮影や加工や編集は書かせて頂いた通りなのですが、360°写真の撮影などについては日本語の有名な本があります。高いので僕は買えていません💧
何処まで知らないことや、え!っと気づかされることが書いてあるのか、とても気になります😊
あと、技術的なことも初歩は見当たるのですが、後は自分で考えたり、テストをしないといいのがありません。
スチール写真と最も違うのは、この辺だと思います。
スチール写真で拘りたい一つが絞りですが、この絞りが邪魔になるとか、スチールカメラマンからすると「ふぁ?」かもです。
(分かる。分かるよー)

まぁ、この辺は、シータやインスタのワンショットの360°カメラがいろいろと出て来たので「撮る」「加工」という点は随分と簡単になって来ましたね!ネットでググると困ることは少ないかなーって。

お仕事するなら、全く違う世界が広がりますので、デジイチを、ぜひ!と思います😊

で、クルクル・・・
これがねーーー

すっごい差がありますよ。
大きな展示会に出展側として伺ったことがあります。
まぁ、VRの展示会っぽいけど、運営がVRとは無縁っぽかった記憶があります。
すると、どうでしょう!
流石に、VRの展示会だけあって、直ぐに、みなさん、触って頂けて「ほぅ!」「え?どうやってんの?」「この表示はいい!」とか反応がキビキビ!
めっちゃ嬉しかったです。

でも、興味がない、自分のところが入れていない会社とかに伺ってデモンストレーションをさせて頂くと画面(タブレットです)を手元に置かせて頂いても、
「・・・」😱
「ん?綺麗やねー」😱😱
「何これ?」😱😱😱
萎えますよ。いや、本当に萎えます。

どうでしょうねー?
僕の感じ的には、1割の人は、直ぐに反応して頂けますが、3割の人は、しばらく見てから、"あ!そういうこと!"という感じ。
残りの6割くらいの人は「・・・(写真)」という感じ方かなーと思います。

で、最後の表示させるプラットフォーム

うーん。コレがバズり難い理由かと思ったりします。
いや、360°写真を無料で載せられるサービスもあるにはあるんですよね。
ただ、最も有名なサイトが海外(英語のみ)だったり、国内でもリコーさあんのとか、聞いた事がない会社さんとか、そんな感じかな?
どれも、TikTokはもとより、FacebookやMixiですら比較にならない知名度の低さよ!

スチールのカメラマンさんも同じだと思うのですが、作品をSNSに流して終わりとか少ないと思います。やっぱり、出せるものは、ガッツリとホームページで見せてアピールした方がいいですよね。
SNSは、スマホの小さな画面だし、本当に撮影が上手いのかどうか分からないですしねー

で、結局、360°写真もある程度、大きく見せようと思うと・・・
やっぱり、Googleストリートビューが手っ取り早いのかなー
それか、シータとか海外のサービスかなー

ホームページがあれば、作品として載せることもできますね!

結局のところ、360°写真を撮る機械というのも、プライベートで持つには、少しお高めなワンショットの360°カメラ。
お仕事するなら、品質などを重視する必要性があると思うので、ぜひ、デジイチで。
(チェキで撮って何万円も請求するカメラマンのプロって普通はいないっしょ?)

360°写真の加工はむずいので、いろいろと確認することはある

それだけやっても、バズる可能性どころか、バズる場所すらない💣
もう、趣味だよ、趣味ー(笑)

ただね、お店(飲食店さんかなー?)とか観光地とかホールとか学校とか、会社とかでも、あるとめちゃくちゃ便利過ぎる。
ただ、"6割くらいの人にスルーされる覚悟は必要"かなーっという感じ。
コップの水と一緒だよ。
6割がスルーで損と思うのか?4割がガッツリで得したと思うのか?
まぁ、単純計算なら・・・ね(笑)
会社だと、そのまま「文化」になるのでいい感じかなーとか思うよ。
働く人も、バイト考えて見たりした人も、「お?進んでるねー」とか「すげーなー」とか、あるあるかなー。

っとは言っても・・・!

うだうだ書いていた、これらのことって、いろいろ知識を学んで行くと、定点VR(両眼で見るタイプ)にも使えますし、技術がつながると、3D Objectにも応用効きますし、3DVR(めちゃ本格的な3Dのヤツ)にも応用効きますし、フォトグラメトリにもつながりますし、簡易なところでは、ホームページにもつながるしと、360°写真のいろいろってのが、VRとしての基礎の基礎かもと思います。

また、ボチボチと軽い内容で書かせて頂ければと思います!
今回は、この辺で!