【ドラマー音楽用語解説】ドラムセット
打楽器の集合体を指す。厳密には「ドラムセット」という名前の楽器はない。
その様相は十人十色であり、さながら銃火器満載無敵要塞のようなセットから、スーツケースに収まるほどコンパクトなセットまで存在する。
セットが絢爛豪華になればなるほど目立つがドラマーは隠れるし、セットがシンプルになればなるほどドラマーの視界を遮るものはなくなるが誰も見向きしなくなるという現象からドイツ哲学者のカントは「二律背反」を見出したとされる。
なおドラマーは世間一般からドラムセットに設置されるカカシとしか認識されておらず、あくまでドラムセットが本体となる。これは「メガネが本体の人」とほぼ同義である。
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