ガンバ大阪歴代ユニフォームデザイン
2020シーズンが開幕。
3シーズン目を迎えた宮本恒靖監督がどんな采配を振るうのか注目される。
変わらないもの
1993年からJリーグ参戦のガンバ大阪。
いわゆるオリジナル10である。
2014シーズンの三冠達成含め、Jリーグ優勝2回(2005、2014)、天皇杯優勝4回(2008、2009、2014、2015)、リーグカップ優勝2回(2007、2014)など好成績を収める。しかし2013シーズンはJ2で過ごすなど栄光と挫折を経験する日本屈指のビッグクラブである。
まさに紆余曲折を経たチームであるが、胸スポンサーは一貫してPanasonicが担当。
ガンバのユニフォームサプライヤーはミズノからアディダス、ルコック、アンブロと変遷。凝ったデザインが特徴のガンバユニフォームの歴史はパナソニックの歴史と呼んでも良いかもしれない。
Jリーグの27年は日本経済の荒波に晒されてきた歴史だが、元々の親会社のサッカー部がJクラブとなったとはいえ、ひとつのスポンサーが支え続けるのはレアケースとなっている。
それではユニフォームデザインお変遷を見てみよう。
ユニフォームの変遷
Jリーグ開幕時はミズノの一社提供。
ミズノ二代目ユニフォームは白い雲にイナズマを配置したグラフィックに凝ったデザイン。このときまでマスコットのガンバボーイがエンブレムとして使用された。
ミズノ一社提供が終了した初年度。
以前より使用するアディダスをリーグでも使用。
エムボマ大旋風と稲本潤一のデビューが印象的なモデル。
サプライヤーがルコックへ変更。
ピンストライプがおしゃれなデザイン。
このシーズン柳本啓成がサンフレッチェから加入。
赤ルコックが特徴。
グラデーションなど今に通じるデザインが初採用された。
アンブロへ変更。
アディダス→ルコック→アンブロはデサント社管轄。
海外チームのようなシンプルデザインへ。
マグロンと大黒将志が点を獲りまくる。
袖/脇などが若干デザインリニューアルされたモデル。
このシーズン初のJリーグ優勝。
アラウージョが33得点でリーグ得点王に輝く。
昨シーズンのキャリオーバーだが胸に星を配置。
この年はマグノ・アウベスが26得点でリーグ得点王となる。
チームは年間3位。
このシーズンはリーグカップ(ヤマザキナビスコカップ)を優勝。
このシーズンは天皇杯優勝とJチームとしては初のACL優勝を成し遂げた。
今に通じる左右非対称のデザインを採用。
細かなピンストライプが全体を引き締める。
天皇杯を二年連続優勝。
昨シーズンの天皇杯優勝の星を配して4つに。
アンブロロゴとピンストライプに傾向イエローを採用。
ACL制覇の星を大きめにし冗談に配置。
青と黒に差し色をプラスするトレンドとなる。
2011シーズンはリーグ三位だったが、2012シーズンは大混戦の中17位となり初のJ2降格の憂き目にあう。
長谷川健太が監督就任。
多くの主力が残留しJ2を制覇。
オ・ジェソクが加入。
ワンポイントの差し色が赤へ。
J1昇格の年にも関わらず圧倒的な強さを披露。
リーグ、リーグカップ、天皇杯を制覇。
2000シーズン鹿島アントラーズに次ぐ、史上2チーム目の三冠達成。
細かなグラデーションが特徴。
前年三冠達成によりエンブレム上の星が8つへ。
天皇杯を二年連続優勝。
デザイン自体はシンプルなストライプであるが、このシーズンよりこけら落としとなった吹田スタジアムが透かしプリントがされている。
ホームスタジアムを透かしプリントするのは欧州強豪チームでは多く採用されたデザイン。1994年のマンチェスター・ユナイテッドを彷彿とさせる。
クリスタル柄を取り入れ、差し色のワンポイントはテックブルーを採用。
かなりグラフィックに凝ったデザイン。
伝統的な矢絣柄を取り入れたデザイン。
アクセントカラーはヒートレッドを採用。
細かなピンストライプは引いてみればチームエンブレムを大胆に配置したものとなっている。
不規則な縦縞模様は伝統を重んじながら型に囚われることない心意気を表現。
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