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グレーを楽しむ

わたしは中途半端が苦手だ。
何事もハッキリさせたいし、時間がかかるのが苦手だ。
モヤモヤした中を耐えることができない。

だから、思い立ったら吉日だと思うし。
心に溜めて置く、温めておくことが焦ったくて仕方ない。
いつも投稿も一晩寝かせるとかしない。

多分、それは中途半端な状態を何処かで下に見てるのかもしれない。
わたしは生半可の素晴らしさを知らないのだ。

現在わたしは、今すぐハッキリさせてしまうと救われない状況にある。
それはわたしが「中途半端」に対して抱いてる偏見と同じで
時間をかけて、こんがらがった思い込みの糸を、切れないように、切れないように解かないといけない。
いつものわたしなら、早く楽になりたい。糸が切れてもこの作業をパチンと切っていただろう。

だが、待つしか出来ないことは沢山ある。
自分にできないことは、ただ、ひたすら、相手を信じて待つしかないのだ。

ここで、わたしは思う。
中途半端とは信じるということに、直結するんじゃないか。
わたしは何事も疑心暗鬼の塊だから、待つことが出来なかった。

ここは一つ、信じよう。自分を。

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