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流されるな、流れろ

こんにちは。
昨日初めて藍染の作務衣と半纏を洗いました。
というのも昨日、藍染の作務衣を着ていたんですが
家に帰って脱いだら脚と手が真っ青でした。
妻曰く「死にかけの人」らしいです。

とにかく藍が肌についてしまうのは困るので
浴槽で洗いました。
そしたら浴槽の水が真っ青に!!
2回くらい水を入れ替えましたがどちらも真っ青でした。
とりあえず洗って今乾燥中です。
藍は色合いがどんどん変化していくらしいので
それも含めて楽しみですね。

さて、今日のテーマです。

流されるな、流れろ

いやいや、どっちやねん。という声が聞こえてきます。
ただ私は全くもって意味が違うと解釈しています。

流される→流れに巻き込まれている状態。受動的
流れる→流れに身を任せている状態。能動的

似たような言葉ですが全く意味が違う事が理解いただけたと思います。

流されている状態

流されている状態というのは巻き込まれている状態。
川に足をすくわれて流されている。
逆らおうとしても、抜け出そうとしても叶わず
激流に飲み込まれてしまう。

何かを頑張ろうとしても
気づいたらスマホを触り、YouTubeを見ている。
そして気づいたら何時間も経ってしまい
頑張ろうとしてた気持ちはどこかへ行く。

誰にでもこのような経験はあるのではないでしょうか?
私にももちろんあります。なんなら結構最近もあります。
SNSの刺激に流されてしまって、もはや自力では抜け出せません。

この状態は受動的、受け身なんですね。
自分で流れに乗ってるわけでなく、ただ流されている。
行く先がどこかも、今どうなってるかも分からない状況。

もはや流されているのか溺れているのか分からないです。


流れている状態

自ら流れに乗っている状態。
基本的には流れ続けているが
「乗っかれている」ので激流でも自分の場所を把握でき、
分岐があれば自分の望む水路に、途中で川岸に降り立つこともできる。

基本的には流れています。
逆らうことはしません。
なので、自分に合わないような目標を立てたり
無理して自分を捻じ曲げて努力することはありません。

能動的であるので、自分から流れに行ってます。
いるじゃないですか、タイミングよく大きい仕事とってきたり
とんでもないチャンスをつかむ人。
こんな人たちも意外と逆らっているのではなく流れているだけの人もいます

じゃあ、この人たちは努力をしないのかというと
全くそんなことはありません。
むしろ普通の人よりも努力値が高い傾向にあります。
なぜなら激流の場合でも乗っからないと溺れるからです。
激流でもうまく流れられるように努力が必要となります。


目標があったのに流される人

こういう人多いと思います。
崇高な目標を掲げて行ったはいいが
やがて激流に飲まれてしまい、溺れてしまい
やる気をなくし、ただ流されるだけになってしまう人。

こういう人は目標に対して最短ルートで行こうとします
目標はたしかにはやく達成できるに越したことはないですよね。
ただそれにばかり目が行くあまり、心身に過剰な負荷をかけたり
自分の想いの限界を超えてしまったりします。

これは川の流れに例えると
かなりの激流で今の自分では乗れないはずなのに飛び込んでいったり
くねくねした水路なのにゴールに近づけようと新しい川を作ったり
もしくは逆流しようとしてるそんな感じです。

かなり無理がありますよね。
たまにこれをクリアする人もいますが、
相当な精神力や体力です。一般の人が真似するべきではありません。

目標を持つことはもちろん大事だと思うんです。
ただ、最短ルートで行こうと無理をしないことです。

SUPから学ぶ"流れ方"

去年リバーSUPというのを始めてやりました。
SUPというサーフィンよりも一回り大きめのボードに乗って
パドルを漕ぎながら川を下っていく。そんなスポーツです。

ここに"流れる"大きなヒントがあると思います。

SUPは基本的に流れに逆らうことはしません。
というよりほぼできないです。
対岸に行くときに逆らう感じで漕ぐだけで精一杯です。

漕ぎながら流れていき、激流の場所ではボードを安定させ
流れが弱い所では積極的に漕いだり、休んだり
目的地はあるけど、そこを意識しすぎるのではなく
今の川の流れに対してどうリアクションできるか?
そして少し先の流れにどう対処するか?

こんなことを感じるスポーツでした。
すごく重要な人生のヒントがあると思います。

回り道だっていいじゃない

あなたの目標に対して、今してることが回り道に感じることがあるでしょう
本当にそうでしょうか?どうしてそうと言えますか?

今、別で学んでるスキルが目標に役立つかもしれない。
今、苦労してる自分が将来の自分を助けるかもしれない。
今、悩んでることが新しい道を切り拓くきっかけになるかもしれない。

いいんです。積極的に流れましょう。
今、目の前の川を流れていき
下って行った先にあなたの目標、目的地があるはずです。

回り道に感じていても、実は同じ川を流れているだけです。

あなたのゴールに必ず通じています。
自信をもって流され続けましょう。


今日のお話は以上です。
はじめて2,000文字を超えました。1時間以上かかりましたね。
流石に毎日このボリュームを書くことはできませんが、
自分の限界を超えられた喜びは大きいです。

私がこうやって継続してるのも
流れていたときに、継続の本に出会い
それを流れるように実践してるだけです。
本当に流れているだけなんです。
もちろん、激流に流されないようにバランスはとってますが
逆らいもせず、流れにのっているだけです。
この流れがどこに行きつくかはまったく分かりませんが、
のんびり今、目の前の流れを楽しんで生きていきます。

本日もありがとうございました。

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