【南部アフリカ旅行#4 】南アフリカ(ケープタウン)
◆9/25(水)
8:00 ホテル出発
11:00 テーブルマウンテン発
12:30 カーステンボッシュ植物園発
13:30 ワイナリー&昼食
15:00 マレークォーター地区
17:30 ウォーターフロント地区で買い物
18:30 ウォーターフロント地区で夕食
◆9/26(木)
8:45 ホテル発
10:00喜望峰
10:30 ケープポイント
13:30 ボルダーズビーチ
17:00 テーブル湾クルーズ
18:30 ウォーターフロント地区で夕食
◆テーブルマウンテン
テーブルマウンテンは海抜1,086mの高さがあり、南アフリカのランドマークともいわれているテーブルのような形をした山です。市街地と海を一望できる絶景ポイントでもあります。
スイス製の回るゴンドラ(約60人乗り)に乗って5分ほどで頂上へ向かいます。
ケープタウンは天候が変わりやすいので、あいにく頂上からは写真で見ていたような景色は見えなかったですが、霧の先を見下ろすと崖の急斜面が広がっていてゾクゾクしました。(ロッククライミングでも登れるらしい)
◆カーステンボッシュ植物園
世界最古の植物園で、東インド貿易会社のオランダ人が最初に入植してきた時に貴族のカーステンボッシュさんが作った園とのこと。
広さはディズニーランド約10個分の巨大な園です。アフリカ国土の約0.5%しかないケープ半島のエリアに20%ほどの植物の種類が集中していて、高級なお花屋さんに並んでいるような珍しいお花もたくさん咲いていました。
(道端に咲いているお花もかなりガチw)
なぜこんなに植物の種類が豊富なのかというと、ケープ半島は6000万年前くらいまで島で固有の動植物などが生息していたそうです。その後土地が隆起してアフリカ大陸に繋がったという背景もあって、ケープ半島独自の多様な植物が生息しているそうです。
(ルイボスティーのルイボスも世界でここでしか育たないそう)
◆ゼベンウォッチ・ワイナリー
南アフリカのワインの歴史は、17世紀に東インド貿易会社がインドやアジアに向かう途中のケープタウンに食糧基地を設け、標高が高く乾燥しているこの土地でぶどう栽培を始めたことから始まっているとのこと。
また、17世紀後半にはフランスでピューリタン革命が起きた時に迫害されたフランス人がこの土地に逃げてきた歴史もあって、ワイン造りを発展させたそうです。
ワイン詳しくはないのですが、ヨーロッパの旧世界と言われるワインと、アメリカやオーストラリアなどの新世界と言われるワインのちょうど中間のような立ち位置で飲みやすいそうです。
◆マレークォーター地区
南アフリカでは奴隷制が廃止された後、合法的に労働力を確保する為にマレーシアやインドネシアなどイスラム教のマレー人を大勢連れてきた歴史があります。
このマレークォーター地区はそんなマレー人の人々が暮らしていたエリアで、今でも街中にモスクがあったり、1日5回お祈りの合図のアナウンスが流れているそうです。(当時マレー人は優遇されていたそうです)
そんな背景もあり、食べ物にも色々なスパイスが使われていたり、スパイス専用のお店などもありました。
◆ウォーターフロント地区
ビクトリア女王の次男アルフレッドさんが発起人となり、ケープタウンに商業拠点を作ろうということで開発された街。
色々な人種の方が集まってお買い物も楽しんでいました。
◆喜望峰
喜望峰は、1488年ポルトガルのバルトロメウ=ディアスがヨーロッパ人として初めて到達したアフリカ大陸南端に位置する岬です。
※正確には最南端ではない
ディアスは嵐に悩まされたこの岬を「嵐の岬」と名付けたそうですが、ポルトガルのジョアン2世がここから北東に向かえばインドに到達できると考え、「希望の岬」と改名したそうです。
15世紀の時点で、大波が打ち寄せるこの喜望峰にヨーロッパから船で辿り着くなんて想像もつかないし、人間ってすごいなと思いました。
また、ケープタウンでは冷たい海水と地中海から来る暖流がぶつかり合っているために、漁場としても栄えてシーフードも豊富なのが特徴。
ランチで食べた白身魚(タイの仲間らしい)もクセがなくてレモンの酸味とハーブの香ばしさが相まってめちゃくちゃ美味しかったです!
◆ケープポイント
想像以上に荒波で、大航海時代にヨーロッパから来た冒険家達がこの海を超えたことがどれだけ凄いことかと思いました。
かなりの確率で航海中に亡くなっていたようで、がぶ飲みできるワインくらい作ろうと、ケープタウンにもワイン農場が作られたそうです。
◆ボルダーズビーチ
かつて政府が漁を禁止していた地区で魚がめちゃくちゃ豊富なエリアだったために、つがいのペンギンがたどり着いて繁殖したのがケープペンギンの始まりだそうです。
ケープペンギンは今では絶滅危惧種にも指定されていて、5年後にはいなくなると言われているそうです。(カモメが卵を食べちゃうらしい)
◆テーブル湾クルーズ
テーブルマウンテンと夕日を横目に見ながら1時間ほど海上をクルーズして、最高に贅沢な時間でした。
船乗り場では野生のアザラシちゃんが日向ぼっこしていて可愛かったです。
そしてケープタウンはシンボルであるテーブルマウンテンも望めるし、綺麗な海があって植物などの自然も豊かでめちゃくちゃ素敵な街でした。
強風で有名らしいですが、私が滞在した日は奇跡的に天気も良くて風もなくて良い陽気で過ごすことができたので、また一つ大好きな街が増えました。
あっという間に観光最終日を迎え、明日は早朝3時起きで空港に向かいます。
総じてアフリカ来てよかったなと思います。
詳しくはまたまとめて書き記します。