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「読書習慣」が人生を変える最も効率的な手段である理由⑤ 読書によって思考力を積み上げた


こんにちは、Tomoya no Hondanaです。

大学4回生で始めた読書。
現在24歳の社会人3年目になりますが、この読書習慣によって、野球だけをやって感覚的に生きて「空っぽ」だった僕が、仕事面では2年目で営業成績全社1位、売上高5000億規模の大企業にキャリアアップ、生活面では大好きな旅行に月1回は行き、好きな人と充実した毎日を送れるなど、
私が想像していた社会人の辛さや苦しさのイメージとは全く異なった日々を過ごしています。何より、自分自身を好きだと思えるようになっています。

もちろん、人によって価値観は違いますし、何を良いとするかはそれぞれではありますが、どういった姿を目指すにしても「読書習慣」がなりたい自分を見つけ、近づく最も有効な手段だと心から実感してます。

『「読書習慣」が人生を変える最も効率的な手段である理由』を複数の記事に分けて書かせていただいていますが、なぜ僕がそう思うのかを自身が変わった過程を踏まえてお伝えできればと思っています。

前回の記事ではその読書習慣における過程で最初に手にした2冊の本を通じて自分の軸となる考え方が身についた経験について書かせていただきました。
本日は自分自身の考えをより深めることができ、思考力が身についた本を2冊ご紹介できればと思います。

ぜひ、騙されたと思ってまずは本を開け始めるきっかけになればと思います。

思考力の獲得

僕が今、心からこの本に早いうちに出会って良かったと思っている1冊、それが『エッセンシャル思考』です。

この本の学びは仕事、生活、人生全てに通じる本質的な考え方を教えてくれる本です。

この本から学べる大きなことは1つ、「本質的なことだけに自分の人生を集中させよ」と言うことです。
自分にとって本当に大切なことは何か、あれこれを一気にするのではなく、一点に集中して努力する大切さとその効果の凄さを教えてくれました。

確かに言っていることはわかりますし、1つに集中すれば、成果も出ると思います。

しかし、分かっているけど多くの人が実践できないのです。なぜなら「他のことを捨てる恐怖」が邪魔をするからです。

・大学受験で行きたい大学があっても、念のためワンランク落とした大学の受験勉強もしておく
・友達に嫌われたくないから全員に良い顔をする
・上司に嫌われたくないからとりあえず振られた仕事は全て受け入れる
・服でもいつか着るかもしれないから捨てずに置いておく
・たいしていらない物でもなんとなく欲しくなってお金を浪費する。

人との関係性や自分の欲望など全てを一緒に満たしたい、この気持ちは誰でもわかります。
僕も理想主義で大した能力もないのに全てのことを同時に成し遂げたいと理想を掲げていました。

でも、うまくいかないのです。なぜならすべて中途半端だからです。

時間は有限なのに、その時間内で色々なことに手を出して、全てが大した成果も出せずに中途半端に進んでいました。

そこでこの本を読んだ後、僕自身で決断をしました。
それは仕事面、生活面、人間関係全てにおいて、自分がすべきことを順位付けして、最も大切だと思うことだけに集中するという決断です。

①仕事面:  収入源を増やしたいと思い始めていた副業を完全にストップし本業に集中。本業の営業でも最も大きな取引を見込める大手の顧客へのアプローチに全集中
②生活面:  仕事で成果を出すための自己投資(読書、ジム、カフェなど)に集中
③娯楽:  好きな旅行にだけお金をかける
④人間関係: 一緒にいて負の感情が湧き上がってしまう人との関係性を切る

以上のようなことを最初は意識してみました。「集中すると言うことは捨てること」

理想が高い人であればあるほど本当に勇気がいることだと思いますが、このエッセンシャル思考を意識したことで、自分自身が「何のために今これをやっているのか」を認識しながら物事を進めることができ、思考が整理されます。

思考が整理されると、その集中すべき目標を成し遂げるためにどうすれば良いのかということだけ考えれるようになり、必要のないものは捨てることができます。

そして、僕自身エッセンシャル思考による効果は心から実感しており、仕事で成果を出せたこと、転職でキャリアアップできたこと、私生活でもなりたい自分に近づいているという自己肯定感アップにも繋がっています。

中途半端ではなく、自分自身にとって本当に必要なことに集中し、それ以外を捨てる勇気を持つ。
そして集中した目標が達成したら次のステップで決めたことに全集中する。これの繰り返しです。

これが同世代の人よりも抜き出たり、人生が楽しく、陽のオーラを纏う人の特徴だと学びました。
僕自身も良い方向に進んでいくと身を持って体験できたので、今でも大切なバイブル本となっています。

人と話しても「何を言ってるの?」と何度も聞き返され、自信を喪失していた僕が、「頭が良いね」と言ってもらえたり、重要な会議で意見を求められたり、重要な商談で契約を取れるようになったりなど、劇的に変わった1冊『ゼロ秒思考』をについてご紹介します。

何より声を大にして言いたいことが、全ての本に共通することではありますが、特に『ゼロ秒思考』は実践型の本であるということです。
書いていることを実践してみなければ全く効果を感じることはありません。

そして、僕がこの本に書かれていることを実践し、得たことは1つ「思考の構造化能力」です。

思考の構造化とは、あるゴールに対して、それを解き明かしたり、達成するための論理構造を
明らかにする手法のことです。簡単に言うと
テーマやゴールに対してどうアプローチしていくかを論理的に結びつけ、考えていくイメージです。

『ゼロ秒思考』は自分で思いついたテーマに対して、1分程度の短時間でそのテーマに結びつく考えを思いつく限り用紙に書いていく手法ですが、この本に書かれているルールを守りながら毎日10分の時間を充てる習慣をつけるだけで、劇的な効果を生み出すことができることを実感しました。

さらにテーマに決まりなどはありません、自分が今、この瞬間に思いつくことをテーマにして「深く」、「論理的に」紙に書き出すだけの習慣です。
・今日1日をどのように過ごすか?
・今の自分の課題は何か?
・辛いことは何か?
頭の中で、ふと思いつくことを見逃さず、そして紙に書き出すことによって自分の思考が整理される、さらに1つのテーマに対して1分間という短い時間で解答を作っていくという習慣でより早く解答が出てくるという効果を実感できます。

僕は毎朝、このゼロ秒思考で1日をスタートさせていますが、この習慣が「物事に対して考える」という力を与えてくれ、年齢を重ねて知識が増えていく中でより使える、根本的な思考力を高めてくれる習慣だと心から実感しています。

このような本と出会い、実際に結果として現れるから本はやめられません。

僕は社会人1年目で上記の2冊で思考力を高めることができ、少しずつ社会人の先輩方と話が通じるレベルに成長できるようになっていくことができました。

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