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20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド【職務経歴書の作成②編】

こんにちはTomoya no Hondanaです。

市場価値の向上・スキルアップを狙う20代初めてのキャリアアップ転職を成功させるためのステップの7つ目として、

【職務経歴書の作成②編】について解説していきます。

(20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド全体像)
⭐️【やりたいことの見つけ方編】
①人生の目的を設定する
②仕事の目的、やりたいことを見つける
【企業分析編】
③各業界の構造、動向、仕事の理解
④転職の軸の設定
⑤志望企業の設定(仮)
【転職書類準備編】
⑥業務の棚卸し
⑦職務経歴書の作成1
  職務経歴書の作成2 ☜ココ
  職務経歴書の作成3
⑧市場状況の確認(転職エージェント)
【転職開始編】
⑨応募企業の確定
⑩面接対策
⑪内定

※概要については以下の記事をご覧ください


※前ステップ⑦職務経歴書の作成1 編については以下の記事をご覧ください

前回から開始した職務経歴書①編では、基本的な項目(学歴欄、趣味欄、スポーツ欄、免許・資格欄など)の必要最低限しか書かなくて良いと思われる部分について、少しの工夫で他の求職者と差をつけれるポイントを解説しました。

本日は前回の職務経歴書作成の続きとして、「採用担当者があなたに興味を持つかどうか」に大きく影響する「職務要約(キャリアサマリー)欄」、「前職の職務内容欄」について、記入ポイントを僕の例も踏まえて解説していきます。

書類作成に悩んでいる方、何をどのように書いたらいいのか分からない方に向けて、僕自身がキャリアアップ転職を成功させるための知恵と経験を総結集したものになります。

ぜひ1つの参考として読んでください。


4、キャリアサマリー欄
※前回からの続きです

応募者の職務経歴書を見る際に、最初に読まれることが多いのが「キャリアサマリー(職務要約)欄」になります。

簡単にいえば、前職での経験や役割を要約した形で、端的に伝える項目になります。
本で例えれば概要の説明欄のようなものと考えていただければいいでしょう。

この項目で意識していただきたいポイントは1つ。それは

面接でツッコミを入れたくなるキーワードを盛り込むことです

つまり、あなたという人間に少しでも興味を湧いてもらえるようなツッコミどころを用意しておく必要があるということです。

上記でお伝えしたとおり、キャリアサマリーは本の概要説明のような役割を果たします。

本の概要説明の役割は「この本を読みたい、購入したい」と思うに至るのかに影響を与える部分になります。

つまり、あなたの職務の概要を読んで採用担当者や面接官に「より具体的にもっと知りたい」「先を読んでみたい」「話を聞いてみたい」という関心を持ってもらうことがこの項目の目的の1つです。

以上を踏まえて、実際に僕が転職の際に活用したキャリアサマリーを例にあげてみます。

Tomoya no Hondanaのキャリアサマリー例


これを読んでいただきどう思うでしょうか?
僕は自分で一度読んでみた感想は「とりあえずなんか色々やってるな」というものでした笑

色々やってるけど具体的ではないし、もっと内容が鮮明に分かるようにした方がいいのではないかと率直に感じました。

しかし、転職エージェントの方にこのキャリアサマリーを見せた後に返ってきた答えとしては「面接で聞きたくなるような内容」と言っていただいたのを覚えています。

キャリアサマリーはとにかく具体的に書かないといけないというものではなく、具体的よりも疑問を浮かばせるような内容にフォーカスすることが大切だということです。

ここまでの内容を踏まえて、僕の実際のキャリアサマリーで意識したポイントを具体的に解説します。

ポイント①入社時からの評価

前職での入社時の評価についての記載でツッコミ所を用意しておくこともできます。
僕の場合であれば、新入社員の中でトップ評価をいただき入社したことをキャリアサマリーに記載しました。

狙いとしては、トップ評価入社をアピール
することだけでなく、そもそもトップ評価とはどう言う基準で選ばれてたのか?なぜ自分がトップ評価だと言えるのか?という言わば根拠は何なんだという質問がほぼ確実に浮かぶだろうと想像できます。

このような面接官からの質問が思い浮かぶ状態を作ることがキャリアサマリーのゴールです。

質問ができる=関心が作れている

書類で具体的に全て書かなければいけないという考えを無くして、「関心を作る」を意識として持っておいてください。

ポイント②新人研修から店舗オンラインサイトの再開設

2つ目の仕掛けとしては、「新人研修の期間で店舗オンラインサイトを立ち上げた」内容です。

普通にこの内容を見れば、新人研修を受けている間になぜ店舗のオンラインサイトの立ち上げをしているのか?、どういう経緯で?、1人でやったのか?、研修はちゃんと受けていたのか?など良い印象、悪い印象も含めて「こいつはどういう奴なんだ?」という関心を集めることが可能です。

しかもこの書類を見た段階では評価を下すことはできず、話を聞かなければ分からないという状態になります。

つまり、キャリアサマリーの目的である関心付けを達成しているのです。

ポイント③本業での実績

本来の自分の与えられた職種で何をしていたのか、どういう実績を上げたのかを端的に記載することはマストです。

キャリアサマリーでは、①実績 ②実績を出すための取り組みを一部記載しましょう。

面接においても、メインとして担当していた業務についての質問が最も多くを占めます。

その点も踏まえて、実績だけを記載するだけでなく、どういう取り組みをしたのかをサラッと記載することで、書類の読み始め部分で関心を持ってもらえるように意識しましょう。

僕の場合であれば

「入社3年目に売上規模上位3企業に集中した質とスピードを意識した営業で担当店売上前年比160%を達成」

と記載しましたが、ここでも実績数字と取り組み内容を端的に記載するのみに留め、より具体的に知りたいと思ってもらえる要素を残すように意識しました。

ポイント④その他プロジェクトの経験

何度も伝えていますが、読み手(採用担当者など)への関心づけを目的とするキャリアサマリーにおいては、
何か短期間でもプロジェクト等に参加した経験があればぜひ記載することをオススメします。

僕の経験したプロジェクトを例にあげると、
①新商品開発チーム「分科会」
②新入社員育成チーム「能力開発推進者」
の2つがあります。

これまでの記載通り、関心づけを目的としているので具体的な内容までは記載していませんが、「新商品の開発に携わっていたんだなぁ」「新入社員の教育もしていたんだなぁ」くらいに思っていただければ問題ありません。

ただここでお伝えしたいことは、どんな些細な経験でも記載しないのと記載するのとでは効果は全く違うということです。

そもそも企業側が求める人材像において、
「どの企業からも共通して評価される人材像」があります。それは

求めていた以上の恩恵を企業に与えてくれる人材

です。

簡単な例をあげるとすると、企業側は「営業経験があり、即戦力として長期的に売上に貢献してくれる人材を欲しい」と思っているとします。

この時代、それなりの大手企業の募集となれば当てはまる人材は山程いるでしょう。

その中で頭一つ抜ける人材になるには、求めていることを超える人材である必要があります。

この場合の求めている人材を超えるとはどいうことか、例えば

自分の仕事で成果を出すことに加えて、周りの社員にも良い影響を与えてくれる人材のことです。周りがやりたくないと思っていることを積極的に取り組んだり、前向きな姿勢で周りを巻き込んでいけるような人材のことです。

若手の転職が当たり前になり、貴重な人材を早期で辞めさせないように苦労するこの時代において、自ら積極的に行動し、周りの社員にも影響を与えれるような人材がどれほど貴重かは計り知れません。

実際に仕事で社長とお話しする機会がよくありますが、本当に皆さんそのような主体性を持った人材を心から求められています。

これらを踏まえて、自分が与えられた通常業務以外で、積極性を発揮し経験したことは必ずキャリアサマリーに記載しましょう。
採用側への関心づけために大きな効果を得られます。

大きなプロジェクトではなくても構いません。新入社員のアドバイザーや残業時間削減プロジェクトメンバーなど、自分が積極的に社内に貢献したことに名称をつけてアピールすることもできます。

もし何もしていないというのであれば、今からでもできます。1ヶ月間、何か自分の本業以外で社内に貢献できることを考え、実践してみましょう。その取り組みで採用担当者への大きな関心付けが可能になり、求職者との大きな差を生むことができます。

5、職務内容欄

Tomoya no Hondanaの職務内容欄 例

続いては職務内容欄の解説に入っていきます。

まず前提の考え方として職務内容欄は
自身がメインの業務として担当していた職務(営業職や企画職など)について、具体的に記載する項目になります。

前項のキャリアサマリーはメイン業務以外についての概要も記載しているので、その違いは理解しておきましょう。

つまり、職務内容欄からは自分自身が主として役割を担っていた業務の記載になるので、採用担当者ももちろん注意深く目を通してくる項目になります。

ただ、この項目でのポイントは1つだけです。それは

自身の職務内容を最低限の項目に分けて客観的に理解できる程度に書く

です。

もうちょっとちゃんと説明しろという声が聞こえてきますので、少し言い換えるとすると、、

①どのような商品・サービスを扱っていたのか
②どのような企業と取引を行っていたのか
③自分はどのような業務を具体的にしていたのか?(営業であればルート?新規?)
④どの地域で業務していたのか
⑤どのような意識で業務に従事していたのか

をまとめたのが僕の職務内容です。

面接前に採用担当者が最低限イメージしておきたいと仰るのが上記の内容です。

そもそも前職はどんな会社なのか、どんなサービスを提供しているのかが分からなければ会社のイメージは持てませんし、その中でどのような役割を担っていたか、どのような意識で仕事をしていたのかを理解できるようになります。

ポイントは第三者に見てもらってあなたの会社、仕事のイメージがつくかどうかです。

その点を意識して、丁寧に記載していきましょう。


今回は職務経歴書の中盤、「キャリアサマリー欄」「職務内容欄」を書く上でのポイントを解説しました。

次回は、職務経歴書、最後の最重要ポイントである

・実績欄
・活かせる経験欄
・自己PR欄

について僕自身のキャリアアップ転職を成功させた観点から解説していきます。

大変な職務経歴書作成も終盤です、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしていただけると幸いです。

本日もありがとうございました。





















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