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20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド【市場状況の確認(転職エージェント)編】
こんにちはTomoya no Hondanaです。
市場価値の向上・スキルアップを狙う20代初めてのキャリアアップ転職を成功させるためのステップの8つ目として、
【市場状況の確認(転職エージェント)編】について解説していきます。
(20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド全体像)
⭐️【やりたいことの見つけ方編】
①人生の目的を設定する
②仕事の目的、やりたいことを見つける
【企業分析編】
③各業界の構造、動向、仕事の理解
④転職の軸の設定
⑤志望企業の設定(仮)
【転職書類準備編】
⑥業務の棚卸し
⑦職務経歴書の作成1
職務経歴書の作成2
職務経歴書の作成3
⑧市場状況の確認(転職エージェント)☜ココ
【転職開始編】
⑨応募企業の確定
⑩面接対策
⑪内定
※概要については以下の記事をご覧ください
※前ステップ⑧職務経歴書の作成3編については以下の記事をご覧ください
これまで20代初めてのキャリアアップ転職の準備の流れを解説し、前回では職務経歴書の作成までを終えました。
今回からはいよいよ応募企業の選択に向けた動きについてご紹介していきます。
そして、応募企業選択において非常に重要な役割を担ってくれるのが「転職エージェント」です。
転職エージェントは現状の転職市場に精通しており、キャリアアップ転職において非常に良い情報源、企業選択の手助けをしてくれる存在となってくれます。
しかし、転職エージェントとの向き合い方次第で自身のキャリアが台無しになっていく例も少なくありません。
今回は転職エージェントとどう向き合い、キャリアアップ転職を有利に進めていけるのかについて自身の経験も踏まえてポイントを解説していきます。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
転職エージェントとは?
まず始めに、「転職エージェント」とは何ぞやという部分と、そのビジネスモデルについて確認していきます。
転職エージェント(人材紹介会社)とは、転職を希望している求職者のアドバイザーであり求人を紹介してくれます。
登録をすると、求職者に担当がつき、求職に関わる様々な相談に無料で乗ってくれるのが主な特徴です。
大手の転職エージェントであれば様々な求人を持っており、現状の転職市場、業界に精通しているのです。
つまり、転職エージェントは様々な業界の求人を持ち、転職市場の生の情報を広く知っている存在で、求職者側とすれば非常に有り難く、頼りたい存在であるということです。
転職エージェントのビジネスモデル
聞いてるだけでとても有難い存在ではありますが、転職エージェントもビジネスなので、儲ける仕組み(ビジネスモデル)があります。
こちらも理解しておくことが非常に大切で、理解していないと転職エージェントの儲ける仕組みに知らぬ間に、踊らされる可能性もあるので、ぜひ確認しましょう。
【転職エージェントのビジネスモデル】
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図で確認すると転職エージェントは二軸で顧客とのやり取りが発生しています。
①企業とのやり取り
企業とのやり取りでは、転職エージェント側が企業側に人材の推薦を行い、その人材が入社すれば紹介料として転職者の想定年収の30%程が企業からエージェント会社に支払われる仕組みとなっています。
つまり、想定年収が上がれば(給与水準が高い企業を紹介すれば)その報酬も高くなるという訳です。
②求職者とのやり取り
求職者とエージェントとの間では基本的に金銭的なやり取りは発生せず、求職者に対して転職エージェントは様々な情報、求人を紹介し、求職者が無事新しい会社に入社してもらうまでのサポートを行なってくれます。
なぜ、無料で入社までサポートしてくれるかという理由に関しては、あなたが無事入社すれば企業側から転職エージェント会社に報酬が支払われるため儲かるからです。
エージェント会社ではその他にも様々な事業を展開している例もありますが、我々求職者が関わる内容としては上記の仕組みを把握しておく必要があります。
転職エージェントとの向き合い方
以上の点も踏まえて、僕たち求職者がキャリアアップ転職を成功させるという観点で、ぜひ意識して行動して欲しいポイントを解説していきます。
ポイント①転職市場の「生の情報」を得るために使う
転職エージェントを使う上で、僕たちに最もメリットとなることが転職市場の「生の情報」を知れることです。
ネットの口コミなどで得られる情報は一個人の意見に偏ったり、会社を辞める際の意見として、どうしてもマイナスな印象を残した口コミになりやすいのも特徴です。
より近い距離で企業や業界、転職に携わるエージェントに客観的な事実としての情報を得ることがとても大切です。
これまでのステップの中で業界の動向や仕事について自分で調べてみたと思いますが、そこから転職市場で様々な企業の現状に詳しいエージェントに対して、ネットでは知れない生の情報を質問してみてください。
基本的に聞いてみて欲しい質問としては、、、
・自分がこれまで得た知識とのすり合わせで「業界の仕組み、〜業界の〜職で求められてる仕事、スキルの特徴」について聞く
・業界における転職後のキャリアステップの特徴
・仮で決めた志望候補企業の求人の有無
・自分で作成した職務経歴書についての意見、アドバイス
・希望業界の平均年収
これらは次のステップで解説する応募企業を決める上で、自分の転職の軸とのマッチ度を確認したり、職務経歴書をより精度が高いものにするために重要な質問となります。
ポイント②書類作成を転職エージェントにほぼ頼らない
転職エージェントの向き合い方として2つ目に意識して欲しいことが書類作成を転職エージェントにほぼ頼らないということです。
これまでのステップでも解説してきましたが、転職で使う職務経歴書はあなたの仕事の目的を決めて、自身で行きたい業界、会社を調べ、考えて、そこからあなた自身が経験したことをアピールするためのものです。
つまり、あなたの考えや経験を知り、語れるのはあなただけなのです。
小手先の文章では面接で深掘りされた時に結局ボロが出ます。さらに入社してからもそのギャップで悩まされるかもしれません。
必ずあなたの文字で自分の考えで一度書いた上で、アドバイスをもらってください。
まだ書いていない方は下記のステップ👇を確認してみてください。
①職務経歴書の作成編1
②職務経歴書の作成編2
③職務経歴書の作成編3
転職エージェントはあなただけを担当に見てる訳ではなく、人によっては1人で100人以上担当していることも少なくありません、さらにあなたの人生も保証してくれる存在でもありません。
そして前回のステップを参考にしていただき、相手を知り、自分の考えで、自分の言葉で作った職務経歴書はダメ出しをくらうようなものにはなりません。
僕の場合も全く添削は必要ないと言う回答をもらい、そのまま指定のフォーマットに落とし込む上で文字数を調整し、自身が作った職務経歴書で応募しました。
職務経歴書の作成を頼ることは、その後の面接、そして入社後のあなたのキャリアをも任せると言うことに等しいです。
職務経歴書はあなたのキャリアアップ転職の先まで繋がっていることを自覚した上でぜひ作成してください。
ここで手を抜くか抜かないかで今後のキャリアは確実に変わります。
ポイント③転職の明確な条件を伝えておく
転職エージェントとの関わり方で非常に大切なことが、最初の面談の段階で明確な転職の軸や条件を伝えておくことです。
転職エージェントは大手であれば様々な業界の求人を紹介することができます。
もちろん、良し悪し含めて紹介することが可能です。特に20代であれば尚更です。
この段階で、何となく「年収が平均より高いところが良い」や「伸びてる業界が良い」など自分の中であまり明確にできていない条件を出すと、転職エージェントはどう思うでしょうか?
転職成功の見込みが低そうだからと、とりあえず大まかに色んな求人を紹介しようかとなる確率が非常に高いです。
転職エージェント1人1人にも目標があり数字を追っています。より採用確率の可能性が高い求職者のサポートを優先することも有り得ます。
上記のビジネスモデルでも説明したように多くの求職者を担当している中で、しっかりと転職を成功させる見込みがある人とない人では対応にも差が生まれてしまいます。
僕たち求職者側としても自分の軸が見つかっていない中で、色んな求人を紹介されても、それこそ分からず、時間がかかってしまうだけで双方にメリットがありません。
転職エージェントに相談する側としても事前にできるだけ明確な転職の軸を示した上で、それでも現実についてアドバイスをもらい、候補となる業界や会社について相談するパートナーとしての関わり方が重要になってくるのです。
明確な条件としては例えば、、
①営業職であること(新規開拓営業も有り)
②IT業界であること
③前職よりも年収がアップすること
くらい、数で言うと3つ程の条件をしっかりと伝えることをお勧めします。
これを事前に伝えるだけで次のステップでご紹介する応募企業の確定において非常に効率的に進めることができます。
※転職の軸についてまだ分からない方は一度戻ってこちらの記事を参考にしてみてください👇
【20代初めてのキャリアアップ転職成功ガイド「転職の軸の選定編」】
ポイント④2社で充分。求人数で転職エージェントは選ぶ
4つ目のポイントは転職エージェントの選び方です。
上記でも解説したように転職エージェントとの向き合い方は情報収集と求人の紹介を得ることです。
基本的に職務経歴書などは頼らず、キャリアも少ない20代のキャリアアップ転職という前提でいくと、より多くの求人と企業情報を持っている大手転職エージェントに相談するのがベストです。
その点でお勧めはリクルートエージェントとdodaでしょう。
どちらも業界トップクラスの求人数をもち、より効率的に情報収集が可能です。
より多くの情報を効率的に得るという目線でぜひ、転職エージェントを選んでみてください。
まとめ
ここまで転職エージェントとの向き合い方についてのポイントを解説してきました。
結論とすれば、転職エージェントは情報収集と求人の紹介で利用すべきということです。
丁寧にここまでキャリアアップ転職の準備を進めてきた中では、そこまで転職エージェントに頼ることはないのです。
自分主導を前提として、その上でメリットを得られる情報、求人、そして次のステップから解説していく実際の選考の部分で活用していくことをお勧めします。
そして、いよいよ次のステップでは選考を応募する段階へと入っていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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