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投稿記事(エディターやタグ)について

Steemitで記事を書くときは、ページの右上に表示されている、鉛筆アイコンをクリックする事で記事が作成できます。記事を作成するエディターはとてもシンプルなので、使い方は非常に簡単ですが知っていると良いポイントがいくつかありますので紹介したいと思います。

投稿画面(エディター)

投稿画面は、記事のタイトル、記事の本文タグを入力する3つのパートに分かれていて、これを全て入力する事と"Post"のボタンが押せるようになり、記事を投稿する事ができます。また、作成中の記事がどう投稿された時に表示されるか確認できるようプレビュー画面が下に表示されます。

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タイトルと本文は日本語の入力ができますが、タグは#から始まるアルファベットで入力する必要があります。

記事の本文を作成する画面では、文章を書くだけでなく、画像を張り付ける事もできます。また、記事の一番上に使われた画像が見出しの画像となります。画像はドラッグアンドドロップやコピーアンドペーストで張り付けたり、コンピュータ上の画像をアップロードする事もできます。また、YouTubeなどの動画を埋め込む事もできます。

上の作成画面の画像を見ると分かりますが、このエディターではHTMLの入力や、マークダウン方式で記事を書く事ができるのも特徴の一つです。HTMLやマークダウンを使う事で文章を簡単に装飾したり、見栄えのよい記事を書くことができます。

タグの使い方

タグは8個まで入力可能で、複数入力する場合には空白を開ける必要があります。作成した記事に見合ったタグを使う事で、記事が検索しやすくなり、より多くの人に見てもらうきっかけになると思います。でも、入力可能なタグは8個までですが、Steemitの検索で引っかかるのは初めの5個までなので、重要なタグは初めの方に入力する事をお勧めします。

更に、1番初めに使われるタグには特別な意味があり、これを上手く使う事でコミュニティーのページへ投稿する事ができます。例えばSteem Japanコミュニティータグは"hive-161179"という番号ですが、これを一番初めのタグとして入力すると投稿先が自分のブログではなく、コミュニティーページに変更されます。コミュニティータグ以外が一番初めに使われた場合には、通常通りのタグ扱いで、自分のブログに記事が投稿されます。慣れるまで最初の内は少し理解が難しいかもしれないですが、一番目のタグの種類によっては記事の投稿先が変更される場合があるという事です。

タグの特別な効果

タグは通常、自分の投稿記事に関連したタグを使用する事で、他のユーザーに記事を読んでもらう機会を増やすものだったり、コミュニティーページへ投稿するために使用されますが、その他にもタグによっては特別な意味合い(機能)が隠されたタグもあります。

例えば、Steemitに初めて記事を投稿するときは#introduceyourselfのタグを使うと沢山の人に記事を読んでもらえたり、Upvoteしてもらえたりします。毎回投稿する記事には#krsuccessのタグを付けると、@successgr.withからUpvoteが自動的にもらえたりします。こういった特別なタグは沢山あり、常に何か新しい意味のあるタグが誕生していますので、探してみたりすると面白いかも。

投稿記事の高度な設定

記事を作成する画面の下の方に"Advanced settings"があります。

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通常あまり使う機会はないかもしれないですが、ここでは記事の報酬の受け取り方を変更できます。
デフォルトの設定では、記事の報酬は"50% SBD / 50% SP"で受け取るように設定されていますが、これを"Power Up 100%"設定にする事もできます。この設定に変更すると報酬が100% SPで支払われるようになります。
この良い点としては、記事の報酬がSPでも貰えるので、支払いがあるたびに自動的にパワーアップできる点です。そうすると、ブロックチェーン上での影響力が上がっていきますので、影響力と共に報酬も増えていきます。この設定は、自分のアカウントを成長させたいときや、Steemitを始めたばかりの初心者に特におススメです。
(また、"Decline Payout"という設定にもありますが、この設定に変更すると記事の報酬は貰えなくなりますので、注意が必要です。)

Power Up 100%が設定された記事の上には温泉のようなスティームアイコンが表示されるようになりますので、その他の記事と区別しやすいようになっています。

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この他にも、"Beneficiary"という、自分の投稿記事の報酬支払先に他のユーザーを追加したりする機能もあります。あまり使われている機能ではありませんが、自分の報酬を他の人にあげたいときなど、自分のもう一つのアカウントに記事報酬を自動的に送りたいなどの利用法があります。

投稿記事の注意点

ネット拾ってきた画像や文章などをそのまま自分の記事に使用すると、コピペで盗んできたと思われたりしますので、他のサイトから何か引用した時には引用先をはっきり明記する必要があります。こうしないと他のユーザーに誤解されてDownvoteされたり、ミュートされて記事が表示されなくなったりしかねません。

また、他のブログサイトなどと比べて特に違う点として注意しないといけないのは、一度投稿すると、記事は削除できない点です。機能としては削除ボタンがありますが、自分の記事が他人からUpvoteされる前であれば削除ボタンで見えなくなりますが、一度でも誰かからUpvoteされると削除ボタンは効きません。ただ、投稿記事は後からでも編集ができるので、記事を全て消して再投稿する事は出来ます。(削除や編集をしてブログ上からは見えなくなったとしても、ブロックチェーン上には元のデータ、文章が編集された情報データなどが全て残りますので、個人情報などを載せたりしないよう、投稿するときは細心の注意が必要です。)

まとめ

Steemitの記事作成画面はぱっとみシンプルで使い易く作られているように見えます。でも、実は奥深い機能が隠されていたり、タグに意外な意味合いがあったりして、思ってもいなかった記事の書き方や楽しみ方が増える一方で、記事が削除できないなど注意しないといけない点などもたくさんあります。ですので、記事を投稿するときは慎重に注意しましょう。



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