新卒で緊張と不安押し潰さそうな時の対処法【結論 : 自分の実力を曝け出す】
こんにちは。ともやです。
今日は、
「新卒で働き始めたけど、いつも緊張と不安でいっぱい。緊張と不安の解消方法を知りたい。」
そんな方向けの記事です。
現在、私はITベンチャーで海外事業責任者兼、新卒のメンターを担当してます。
新卒だと、緊張や不安で押し潰されそうになりますね。
私の経験から、対処法を書きました。
新卒で緊張と不安押し潰さそうな時の対処法
結論は、「自分の実力を曝け出す」です。
優しすぎると、消耗します
私が新卒の頃、緊張や不安で押し潰されてました。
当時考えていたことは次の通り。
・質問をして上司の手を止めたくない
・仕事ができない人だと思われたくない
・教えてもらったことは100%一回で理解しないといけない
要するに、上司に気を遣いすぎてました。
具体的には、次のような思考回路。
質問して、上司の手を止めること自体が迷惑をかけている→1回教えてもらったら全て理解できないと、上司に聞くことになる→とは言っても、1回聞いただけでは、自分の実力不足で理解できない...→自分は仕事できない人だ→新卒で入ったばかりなのに、これから社会人生活が不安
この思考回路だったので相当苦しかったです。最終的には、上司に相談することすら躊躇してしまい、任されていた仕事の納期に間に合わず、チームに迷惑をかける失敗もしました。
上司が忙しそうでも、気にしなくて良い
よくある話で「上司が忙しそうで質問することすら申し訳ない」と考えてしまうことがあります。私が思うにその原因は上司にあります。
上司の仕事は、メンバーが働きやすい環境を作ることです。
新卒のあなたが、「忙しそうで質問できない」と感じているということは、働きやすい環境が作れていないと言えますね。
忙しそうに見えてしまっているのは上司の責任です。
要するに、新卒のあなたが上司に気を遣う必要は無いということです。
もちろん、今大丈夫ですか?と相手を配慮した聞き方は必要です。ただ、それ以上に上司に気を遣う必要はないです。
あなたの上司の仕事は、その上司のさらに上の上司が管理してます。なので、上司に気を遣いすぎず疑問や不安は、早めに上司に相談して解決していくべき。
分かったふりは、自分が不幸
上司に迷惑をかけたくないと思う余りに、理解できていなくても「わかりました」と言ってしまうことがあると思います。これも辞めた方が良いです。
上司は、新卒のあなたに「できることを増やしてもらいたい」と思ってます。つまり、任せる仕事も徐々に高度になっていきます。
上司の考え方は次の通り。
・上司 : 前回教えた時に「分かりました」って言ってたから、今回は前提の説明を飛ばして、もう1ステップ上の仕事を任せよう
要するに、あなたが「既に教えてことを理解している前提」で仕事を依頼してくることになります。
「もう教えたから分かってると思うけど...」という前置きから、上司が教えてくることになるので、教えてもらったことが理解できていない場合シンドいですね。
上司にまた教えてもらうという「二度手間」を取らせてしまうことに対して、罪悪感を感じることも。
なので、最初から分かったふりはせず、分からないことは、腹落ちするまで聞くことです。1回で理解できないならば、複数回ミーティングの時間を取ってしまえば良い。分かったふりにメリットはありません。
上司の認識と、自分の実力のギャップを埋める
上司があなたの実力を理解し切れていない場合もあります。この場合は、早めに上司の認識と自分の実力のギャップを埋めましょう。
例えば、あなたがエンジニアを独学で学習しているとします。
・上司 : エンジニアを独学でやっている→ある程度基礎知識はある→教えることは最小限にして実践を積んでもらおう
・あなた : 独学でやっているものの、何も頭に入っていない→何もできない前提で基礎から色々と教えてもらいたい
上司は、基礎は飛ばしてしまおうと考えていることに対して、あなたは基礎から教えてもらわないと、仕事ができないと思ってます。
要するに、誤解が発生している状態ですね。
誤解したまま、上手くいくことは何一つありません。上司に自分は何がどこまでできるのか、さっさと伝えましょう。
ありままの実力を曝け出すにのは勇気がいるかもしれません。ただ、たった一回勇気を出して伝えることで、上司の教え方や気の配り方もより良くなるので、緊張や不安も解消していきます。
新卒でもストレスを抱えないコツ
1つテクニックを紹介します。
心を開ける先輩社員を作る
結論はこれです。つまり、「仕事やプライベートの悩みを曝け出せる人を見つけよう」です。
ちょっとした悩みでも、信頼できる先輩に聞いてもらうことで、心が軽くなったりしますね。私の実体験から少し解説します。
新卒の頃のメンターが人生のメンター
私が新卒で入った時、1人メンターが付いてくれました。
メンターとは、新卒が抱える仕事、プライベートなど生活における悩みを聞いてくれる人
私は、新卒の頃プライドも高く、仕事ができる人と常に思われたいと考えてました。ちょっと注意されただけで、会社を休むくらい、メンタルは雑魚でした。
なので、メンターにとってかなり手のかかる新卒だったと思ってます。
悩みを聞いてもらうために、仕事終わり飲みに行ったり、仕事終わりに家まで車で送ってもらったり、色々とお世話になりました。
ただ、このようにかなりメンターを頼りまくってましたが、そのお陰で精神が壊れることはありませんでしたね。
包み隠さず相談することで、心が軽くなる
当時の私は、「とにかく周りから仕事ができない人と思われなくない」と考えてました。そのため分からないことがあっても、誰にも相談せず自力で進めてました。
その結果、上司の求めているモノと合わず、やり直しも多かったです。何でこんなに仕事ができないんだろう…と沈んでましたね。
ただ、こういった自分の根底にある考え方から、今の悩みを全てメンターに話すことで、不思議と心が軽くなっていきました。
話を聞いてもらうだけで、こんなにも楽になるんだ。と感動してましたね。
最初は、自分のプライドが許さずに、人に悩みを打ち明けることすら拒んでました。
しかし、「このままだと拷問のような人生が続くだけだ」と思えてから吹っ切れて、ちょっとした悩みでも相談して、アドバイスをもらうことで、緊張や不安は消えましたね。
緊張や不安などのストレスの要因は、「自分で抱え込みすぎていた」だったからかもです。
人に思っていることを相談するだけで、ストレスが軽減されるのであれば楽ですよね。
自分にとって、楽な人生を創ろう
というわけで、今回は以上にします。
私は、普段から楽がしたいと思って生きてます。若干、自己中とも言えるかもしれませんが…
緊張や不安があるなら、自分より経験がある人に聞くことが最短の解決策ですね。自分1人で悩むよりも、2人で悩んだ方が、頭が2つになるので楽です。
要するに、自分1人で解決できないことは、たくさんあります。むしろ、周りと協力した方が、役割分担ができて、良いモノが早く作れることも。なので、周りを上手く頼って自分が「楽」になる選択をしましょう。
苦労した人が偉いことはありません。ビジネスは結果が全てです。
重く考えすぎず、周りの人を上手く頼りつつ生きていきましょう。
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