【第六回】ポジティブ管理思考とは【行動を維持するために必須です】
こんにちは。
【マネージャー向け】チームで成果を出すコツを紹介するマガジン6本目になります。
今までの記事を見てくださった皆様、本当にありがとうございます。
過去の5本は、こちらのマガジンからご覧になっていただけます。
さて、本日は
「ポジティブでいる意義って何なんだろう?」と悩んでいる方向けに、
ポジティブ管理思考について紹介したいと思います。
私は現在、海外事業室長としてメンバーを率いて事業や拠点の立ち上げを担当しております。
過去、ポジティブな感情を維持する方法について悩んでいた私は、
・自己啓発本を読む
・上長に相談してみる
・マネージャー向けの研修を受ける
こういった行動と、実務での実践を繰り返しました。
試行錯誤の結果学んだ、ポジティブ管理について紹介します。
ポジティブな感情の効果
ポジティブな感情はそもそも、どんな良い影響をもたらすのか?
1998年に全米心理学会会長のマーティン・セリグマン教授によって提唱された「ポジティブ心理学」によると、このように言われてます。
ポジティブな感情は、思考の柔軟性や問題解決への適切な意思決定をもたらす。全体的にプラスの効果がある。
つまり、学問という観点からも、ポジティブであることはプラスであると評価されますね。
ポジティブ管理思考とは?
結論から言うと、
問題に対して、肯定的部分にフォーカスする思考です。
詳しく解説します。
例えば、以下のような「問題」が発生しているとします。
部下・後輩が、指摘しても同じミスを繰り返す。
皆さんも一回は経験があるのではないでしょうか。
この問題に対して、ポジティブ管理思考でアプローチすると、
自身の指導方法を見直すチャンスだ
つまり、問題に対して「何の良い機会なんだろう」と考えることです。
問題の裏側には、改善した方が良い課題が隠れていますね。
その課題を、自分ごとで考える機会に捉えることがポジティブ管理思考です。
ただ、デメリットもあります。
それは、直接の問題の解決にはならない点です。
つまり、即効性はかけるということですね。
問題の性質によっては、使い分けが必要になるものの、ポジティブ管理思考で問題を捉えることで、本質的な解決に導けます。
ポジティブ管理思考の意義?
結論から言うと、
・苦しい時間を短縮できる
・問題解決の確率が上がる
詳しく説明します。
ビジネスにおいての問題は、放置しておけないことがほとんどです。
つまり、感情関係なしに、"どっちにしろ"対応するものです。
どっちにしろ対応すると決まっているのであれば、ポジティブ管理思考で肯定部分を見出した方が、"対応する=苦しい"、ではなく、"対応する=好機"、とできますね。
また、ポジティブ管理思考で肯定部分を見出すと、問題解決のアイデアが出易くなり、行動への結びつきが強くなります。
結果、問題解決能力が上がり、解決する確率を上げることができます。
まとめ
ポジティブ管理思考によって、パフォーマンスを維持できます。
自分自身で、先ず実践してみてください。
自身が実践することで、メンバーにも実体験から伝えることができますね。
チームで成果を出すには、メンバー全員のモチベーションの維持が必要になります。
なぜなら、チームの力を120%出さないと達成できない水準に、目標は設定されているためです。
前回の記事と今回の記事は、行動を維持するための思考の紹介でした。
前回の記事「モチベーション管理思考とは」はこちらです。
マネージャー自身はもちろん、メンバー全員のモチベーションを維持し、チームで成果を出しましょう!
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