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先の先を考えた今の行動【第105回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記】

みなさん今晩は。
いつの間にか番組内でニュースキャスターとコメンテーターのようなやりとりをしているただの素人二人です。
たまに「なんか凄い調子に乗ってるみたい」と思いつつやってます。
今週も張り切っていきましょう♪

まずはお知らせです。
好評をいただいてます。
100回記念記事。
MC二人が100回記念にちなんだエッセイを書いております。
購入いただいたものは番組を盛り上げる何かに使わせていただきます。
冒頭3000文字程無料公開しております、この機会に是非ごらんください。

それではまずアーカイブです。

先週からFBの方の配信の音がよくなりました。
FBの方が聴き易いという方はこちらでも聴いてみてください。

昨日は良い夫婦の日でしたね。
この日が結婚記念日という人も沢山いると思いますが、かく言う私もその一組です。
ミャンマーで出会った日本人で結局ヤンゴンでしか結婚式をしてないというミャンマー大好き夫婦が5年を迎えました。
単身赴任中ではありますが、これからも仲良く頑張っていきます。

番組注目ニュース3選

ミャンマー国軍兵、続々投降(デイリー通信)
これは当然の流れだと思います。
ごく一部を除いてミャンマー国軍の士気は常にダダ下がりでしょうから現在所属している中でもチャンスがあれば離脱したいと考える兵士は多いと思います。
キッカケさえあれば一気に万単位で離脱という事も充分考えられるかと思います。
逆にPDFや各少数民族の軍などはかなり士気が高い状態が続いていると思います。
これはこれであまり加熱しすぎないようにとも老婆心ながら心配しています。


少数民族攻撃で国軍劣勢 地元メディア「最大の挑戦」 (時事通信)
今回の1027作戦から続く流れはこれまでのミャンマーの歴史からみてもかなり特異な事のようです。
これまで組む可能性が低かった3つの勢力が組み、戦果を挙げたことで他の勢力も同調した流れはやがて全土へ広がっていくという可能性も充分にあります。
しかし、その中で都市部への戦線の広がりという可能性も出てきました。
漠然と都市部は安全区域であると思っているのはヤンゴンの日本人だけなのかもしれないなと感じています。


ミャンマー親軍派が中国大使館前で異例の抗議デモ 「武装勢力への支援」を疑う背景に「ネット詐欺」(東京新聞)

このニュースは私的には謎なところが多いです。
このデモは勿論国軍の自作自演だとは思うのですが、非難の相手を中国とし、しかも反軍勢力に加担しているという内容をぶつけるのは今の国軍と中国の関係性においてプラスになる事は全くないと思っています。
それがわかっていないのか?
もしくはわかっていてもやらざるを得ない状況なのか。
どちらにしても国軍は親軍的な中国に対しての外交に余裕をもって当たれない程かなり追い込まれているのではないかなと感じています。


テーマトークは「NUG外務大臣、来日!」というテーマで話しました。
実際に外務大臣を観た石川さんの話は凄く貴重だと思います。
NUG結成からかなりの時間が経ってようやく来日という形になった事が喜ばしいというよりはもっと早く来れるような状況を作れなかったふがいなさがあるとは思っていますが、ここから何かが動いていくようにと願うばかりです。

番組の中でも話しましたが、ミャンマーの現状を正しく日本人が理解するというのは本当に難しい事だと思っています。
であるからこそ、私たちのような立場の人間が一般の方々へどういう発信を行い、どう伝えるかというのがこれからの両国のより良い関係性において非常に重要な事になるのは間違いないと感じています。

どこまで行っても私では理解しきれないミャンマー人の闘う矜持というのがある気がしています。
元々は非暴力でのデモの訴えから、PDFやD-day宣言と形を変えた真の民主化への闘いですが、日本であれば決してこんな流れにはならなかったでしょう。
それは日本という国がミャンマーと違い特殊な環境にあるという事が大きな理由ではありますが、それを除いたとしても我々日本人が簡単に戦い止む無しとならない事は容易に想像できます。

大事なのはどっちもどっちという形にはしないこと(これはハッキリ言うと深く考える事を諦めたアホのやり方です)
そして、前線で戦わなければならない人たちを偲びつつ、それぞれの人たちが自分自身何が出来るかを考え続ける事だなと痛感しています。

まだまだ先は長そうですが、必ず楽しい時代が来ます。
それまでもう少しだけ頑張っていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いします。

それでは、また来週。




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ミャンマー言いたい砲台ラヂオ【ヤンゴン放送局】
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