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フラワー&バナナ4月活動報告

皆さんこんにちは。
日本に行ったらどうなるのか?
というこの活動ですが、今後に向けて様々なアイデアを考えているところです。
当面遠隔で行うという事は考えていませんが(やれなくはないけど)
ミャンマーに戻るまでは力を貯めていく方向で考えています。
それまでミャンマーにいる有志が真似してくれると嬉しいな。

4月は帰国するまでに行った活動があるので先ずはそのご報告からです。
その前にお知らせを一つ。
帰国後、リアルで会った方々から直接支援金をいただきました。
具体的な事は本人たちの了承もない為差し控えますが、合計で200人分以上の支援になります。
本当にありがとうございます。
たった1人で始めた小さな小さな活動がこんな風に理解され、応援していただきご支援いただけるのがこんなに嬉しい事だとは私自身にとっても凄く新鮮でした。
いずれもっと大きな活動になるべく日本滞在中も動いていきたいと思います。
引き続きよろしくお願い致します!


それでは4月の活動をデータでみていきます。
先ずは購入した総数から。
花   49
米   6
水   3
タバコ 1
寄付  1
ティッシュ 1

活動日数は7日。
そしてトータルでかかった経費は
これまでで最大の100,000MMK強となりました。
因みに100,000MMK(10万チャット)を1Lak、(いちレック{ラック})と表現したりします。
現状の市場レート(軍が出しているレートは無意味です。自分たちがぼった来る為に使ってます)で計算すると日本円で4400円位です。

まずは細かいところから説明しましょう。
物売りの子達は花以外にも売っています。
これは活動を始めてから気付いたのですが、米飾りだったり水だったり空港近くではティッシュ何かを売ってたりします。
寄付と書いてあるのは物を販売はしていなくてお金をくださいというしている人に対してです。
基本道端でお金だけを求める人にお金を渡す事は無いのですが、物売りの子たちと一緒に来る場合にはあげるようにしています。
※詳しくは過去の活動報告で。

今回は面白いのが一つ増えてますね。
タバコ

よく見ると矢印の先に移りこんでますね


これはタバコを売っているというよりはチップを貰う為にタバコを一本売りしているという感じでしょうか?
ばら売りをしているのかもしれませんが、このおばあちゃんにも1000MMK上げました。
タバコは吸わないのでもらってません。

そして単純に物品の数だけを見ると1Lakかかる事は無いのですが、今回それだけかかったのには2つ理由があります。
一つは実際に売っている人の後ろにはそれを支えている家族がいるという事が見えたので、その人たちの分も1人当たり1000MMK渡している事。
もう一つは私が4月の中頃で一時期国する為しばらく来れない分と、水祭りというミャンマーの正月前のお祭りのお祝いとしていつものバナナに加えてオレンジ、ブドウ、などの果物もプレゼントしたからです。

活動を始めた最初は気付きませんでしたが、小さな子供たちだけでは物売りの商売は成り立ちません。
商品を用意している大人がいる事がほとんどです。
遠くにいる場合は人数などが確認できないのですが、わかる範囲でその代表の大人の人にもお金を渡すようにしました。

ただし、全てを代表として渡してしまうのではなく、必ず子供たち(売り子の人)には1人1000MMK つづ渡すようにしています。
そうしないと喧嘩みたいになってしまう事があったのが一つ、もう一つは実際に物を売ってそれを買っているという事をハッキリ感じてもらいたかったからです。
単純な活動の中でも色んな気付きがあり、私も色々と試しながら良い形を探っています。
それでも沢山のこういった物売りの人たち、家族達と人間関係が出来てきたことはシンプルに嬉しい事だと思いました。
いつもみんなから元気を貰っています。
#ヤンゴンにいる人は本当に心の健康の為にやった方が良いと思う
#自転車や歩きでやれば身体の健康にもなる

今回の活動の中で印象的だったエピソードを2つ紹介します。

上でも述べた通り、今回は特別にバナナ以外の果物もプレゼントしました。
その関係もあり、バナナや果物が足りなくなったので同じ近所の果物屋さんに再び果物を買い足しにいった時の事です。
そのお店のおばちゃんは大量の花を自転車に付けている私を見て

色々と察してくれたらしく。
「ありがとう」
と私に言いました。
よく考えたら不思議な話で、自分たちに寄付をしてくれた訳では無いのに寄付をしてまわる私に「ありがとう」と自然に言っている訳です。
寄付指数世界一のミャンマーならではだなと思いました。
またその時の笑顔がキュートで素敵なんです。
めちゃくちゃ暑くて(42度)大変な日だったのですが、その後も元気にフラワー&バナナできました。

もう一つ、これは今回に限った話ではないのですが、とある小さな少年、賞ねんというにもかなり小さいです

言葉もまだ流暢には話せない位の子供だったりするのですが、
私がモノを買って上げると
「あっちにも売っている子供がいるよ」
と私に教えるのです。
自転車に付けているのを見て、私の活動をなにがしかで感じたのだと思うのですが、自分以外の子供たちの為に私をそこに導こうとする優しさに感動しました。
私が、「そっちの子達からももう買ったよ」と告げるとニコッと笑顔をくれました。

私がミャンマーの未来を信じられる一つの理由でもあります。
こんな小さな子達の中でも助け合う精神が養われているんだという事をひしひしと感じます。
それにしても本当に小さな子達が多い。


昔より増えたのか変わっていないのか?
ずっとデータを取っていた訳ではないのでわかりませんが、個人的にはやはりクーデター後より増えたという気がしています。

こんなちっぽけな活動で何が成し遂げるかはわかりません。
私のような人間に何が出来るのか、全くわかりません。
それでも動き出して良かったと思います。
様々な事を考えながらこの子達の未来を少しでも明るくするために引き続き頑張っていこうと思います。

6月に人生初めてのクラウドファンディングを行います。
フラワー&バナナの子も含めて一つの支援の形を皆さんに示したいと思っています。
どうかこの子達の笑顔を一緒に守っていただけませんか?
例え私1人でも続ける覚悟は決まっています。
でも、もしあなたも一緒にこの景色を観ていただけたらとても、とても嬉しいです。

どうか引き続きこの活動に注目してください。
そして良かったら少しでも構いません、ご支援いただけたら幸いです。
それではまた。


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フラワー&バナナ過去の記事はこちら


サポートいただいたものはミャンマーでの様々な活動に役立てたいと思います。 それとヤンゴンで花売りの子たちの花を買って🌼バナナを上げたりするお金に使います🍌