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自由な生活を手に入れよう!時間管理で新しいことに挑戦する


私は、一般的な時間管理の概念をシンプルにまとめると「時間管理は自分の時間を自由に使うこと」と定義しています。

時間管理という言葉は、ビジネスの現場でよく耳にするフレーズではないでしょうか。

しかし、ビジネスのみならず、プライベートでも時間管理を上手く活用することは、人生を豊かにする1つの手段であると考えています。

ここでは「時間管理の本質」「時間管理で手に入るもの」について解説します。


時間管理の本質

私は時間管理の本質が「何かをやめること」だと考えています。

自由な時間を手に入れたい理由は、人に与えられている時間が有限であるためです。人は、夢の実現、目標達成といった「自己実現」から、食事、睡眠といった「生理的欲求」など複数ある自分の欲求を満たすために行動します。


具体的には、自分自身の体験から2つ例を挙げます。

1つ目は、夢を実現するために、同じ環境で居続けることをやめました。
同じ環境で居続けることは、新しいことに挑戦する機会がどうしても減ってしまうので、成長速度が遅くなってしまいます。
私の場合は、仕事で言うと薬局(薬局のなかでも4回の異動)→病院→オンラインというように働く場所を変えてきました。
その結果、新しい発見や気づきが多く、成長を実感してきました。

2つ目は、健康を維持するために、食事・睡眠・運動に関する悪習慣をやめました。
食事は、理想の体型を作るために食べ過ぎをやめました。
睡眠は、疲れない体を作るために寝だめ・遅寝・昼寝をやめました。
運動は、若々しさを保つために動かないをやめました。
そのおかげで、下痢、日中の集中力低下、肩こりといった不調が解消され、6ヵ月で10㎏痩せることができました。


私は実体験から何かをやめて、新しいことに挑戦することで、望んでいる結果を手に入れられたのです。

人は欲求を満たすために「何かやりたい」ことが必ずあるため、自由な時間を手に入れたいのです。
そのため、限られた時間の中で、新しい「何かやりたい」ことをするには、まず「何かをやめる」ことから始めなければいけません。


時間管理で手に入るもの 


人を喜ばせる能力は、時間管理で手に入るものの中で最も価値がある1つです。


時間に追われている忙しい人は「忙しい」の文字とおり心を亡くしているので、心に余裕がなく自分のことしか考えられません。
言動が自己中心的になりがちだと、周囲の人に迷惑をかけてしまいます。
しかし、時間管理を上手く活用すると自分の時間を自由に使えるため、相手を思いやれる心の余裕が出てきます。
他人がどうしたら喜ぶかを考えることが出来るわけです。

私は、初めから時間管理が得意だったわけではなく、積極的に時間管理について勉強をしていたわけでもありません。
では、なぜ時間管理が身についたかというと、私は薬剤師として患者さんの病状を良くして「患者さんに喜んでもらいたい」という結果に執着していたからだと思います。
社会人1年目からの3年間は月100時間以上の残業が珍しくなかったくらい忙しい日々を送ってきました。
特に、1年目の私は、まさに心を亡くしたまま働いていたため、同僚や患者との人間関係がうまくいきませんでした。
さらに、追い打ちをかけるかのように同僚や患者さんに迷惑をかけるようなミスを連発していました。
患者さんに喜んでもらうには、ほど遠い状態だったのです。
経験を重ねていくうちに仕事の要領を得てきたので、必要ない業務をやめたり、自分以外の人ができる業務は同僚に任せたりしてきました。
そうすると、少しずつ自分が自由に使える時間が増えたので、患者さんに喜んでもらうには、どうしたらいいか考える時間を確保できたのです。
初めて患者さんから「ありがとう。また話を聞いてね。」と、笑顔で言ってもらったことを今でも忘れられません。

心に余裕がないときは「目の前の仕事をこなすので精一杯」「自分のことばかり考えている」状態なので、誰にも喜んでもらえません。そんなときは、時間管理で「人を喜ばせる」ための時間を確保しましょう。

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