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圧倒的インプットの量を

ぼくらのグループは3月決算なので、来期の予算編成もいよいよ大詰めです。
順調な成長曲線で推移している会社や猛烈な勢いで成長している会社もあれば、ここ数年売上が踊り場になっている会社も中にはあります。

ドライに言ってしまえば、それも全て経営者の器量によるわけですが、老婆心ながら伸びている会社と伸び悩んでる会社をマーケットの成長率を無視して色々考えてみました。だって究極はピポットすればいいんだもん。ということで。

ぼくたちは基本的に、各事業について掲げた事業領域でNO.1かNO.2を目指せる事業しかやらないというルールでやってるので、伸び悩んでる会社はマーケットが小さすぎるか、シェアを取れてない、ということになります。そもそも事業ドメインの定義が間違っている、というケースもありますね。

伸び悩んでる責任者を個別にみていくと、現在グループで800人以上いる中での責任者である以上、目の前の問題解決能力には長けている人が多い。しかし、長期的な視野が足りないというか、そもそも周辺領域の情報量が圧倒的に少ないことに起因しているケースが多いと感じます。

情報は自ら能動的に取りに行くものです。


壁にぶつかった時に、今ある情報だけを元にあれこれ考え込む前に、面倒でも自ら能動的に情報を取りに行くことが大切です。本当に真剣に問題と向き合う中で情報を浴びるように仕入れていくと、その中でパッと景色が変わってくることが経験的に多いです。

色々なキープレイヤーと直接あって情報収集するのが得意な人、書物やセミナー、SNSなどを屈指して情報収集するのが得意な人、手法はなんでもいいのですが、とにかく旬な一次情報を圧倒的に取りに行きましょう。

そもそもビジネスは、周辺事業者、競合企業とどちらの頭がいいのか勝負をしている知的ゲームなわけで、深い思考が必要なのは当たり前ではあるけどそもそもの情報の量と質に違いがあれば、同じ頭の良さの人間が考えた場合でもアウトプットの質が変わってきてしまうのはあたりまえのこと。

ぼくの友人の経営者で、マネジメント的なことを一切せず、自室に籠り常に最新の情報をインプットし続けそれを独自の視点で思考を重ねアウトプットすることだけで経営している天才経営者はいるけれどもそれは特別。

凡の経営者は、足と手を使って泥臭く新鮮なさまざまの情報を集め切れるかも大切な重要成功要因です。

今期もグループ最高益で着地できそうです。
来期もがんばります。

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