ワンオペ育児で家事と仕事を両立する

育児は特に乳児期は授乳や排泄介助など24時間体制で有無を言わせぬ絶対の優先順位があり、時間のやりくりと捻出にはかなりの計画や工夫が必要になります。

育児と家事と仕事の円滑な両立のためにできるいくつかの工夫や心構えをまとめてみました。

両立できないものと諦める

あら?テーマ?

健康な精神状態のために、まず家庭内に赤子がいる状態でたった1つや2つの大人の手で仕事と家事と育児が両立できるという概念をまずは捨てます。

東南アジアでは子供1人につき1人住み込みのナニーがいます。
アメリカでは専業主婦の概念が薄いので育児自体がとても簡略に工夫されているし、 (生後1ヶ月半で復帰が当たり前、ミルクは出来合いのものがすぐ飲める)費用は高くても(それでも我が家近辺の私立の一時保育の方がはるかに高い)預けたりナニーを雇う需要供給のバランスは取れています。
某エモン氏が、働くお母さんが仕事して家でお弁当とか作ってるの異常だよって言ってましたがその通り。
そしてほんの少しだけ時期を遡れば日本も近所のおばちゃんにほいっと預けたり、親族が見たりと、多くの手で育てるのが当たり前だったのです。

完母がいいだの、ナニーに預けるのは母親の怠慢だの、非現実的な理想でもなんでもない理想論の呪縛から解き放たれ、使えるサービスは全て使い、何を捨てるのかを考えます。
流行りの育児論も10年も経てば流行遅れですから。
気楽に気楽に。

捨てて良いもの

買い物は手があるときか預けられる時にまとめてするかネットスーパーで。
足りないものがあっても死にません。
慌てて買い物に行くとつい手を抜いて子供をクルマに置いて行ってしまったり目を離してしまったりで事故が起きます。

つぎ、食器は洗いません。
あ、いや洗う時間を取りません。
食洗機にやらせます。最近の物件はついてることが多いですが、無い共稼ぎの家は必ず買うべし。
いよいよ手が回らないときは紙皿紙コップ使います。
最近は均一ショップなどでもかわいい紙皿手に入りますし、意外と味気なくなんないです。
生ゴミは放置すると細菌繁殖して有害なのでそれだけはがんばる。

洗濯物をたたむのは1番後

うちはドラム式でがさっと入れて回したら乾燥まで終わるやつ使ってます。
ものによっては生地縮んだり型崩れしますが大丈夫、しょせん産後の体型、何を着てもオシャレにはなりません。

終わった洗濯物の山はゆとりがあればたたみますが
優先順位としては低く、そのままそこから着て行ってもいいやくらいのゆったりした気持ちで洗濯物の山はかわいい籠にでも入れて放置。


洗濯物 はたたまなくても腐りませんが、洗濯物をたためないストレスでママが発狂するのは子供の脳の発育を妨げます。

家計にゆとりがあって自宅に機密書類や盗難されて困るものがなければ迷わずにお手伝いさんを!

食事やお弁当は一品物で充分

野菜炒めと味噌汁
親子丼と味噌汁
やきそばと味噌汁
パスタとサラダ、下手したらサラダはなし
お弁当はおにぎり、ときどき焼き魚くらいはつくかも

充分です。
自分はいつも後回しじゃないかって手抜きの食事に文句を言うご主人が居たら赤ちゃんの世話を丸一日代わってもらってください。そしてお手伝いを雇うか毎日外食できるくらい稼いで来いと言いましょう。

オーガニックよりも食育よりもママのメンタルが健康なことやママも働けて家計が健全な方がはるかに子供の情操教育には重要。
やれる日だけスローフードで。

外部のサービスを利用する

私は田舎でも都会でもない中途半端な場所に住んでいてぱっと見つかりにくいのですが、民間のベビーシッターや一時保育など。
仕事以外の用事だろうとなんだろうと堂々と預ければ良いのです。
24時間つきっきりで崩壊して虐待なんかするより、任せられる時は任せて、関わる時は全開の愛情を注いだ方が絶対に良いですから。

大変だと気付かないようにする

口に出しちゃうと、実際よりも大変になんでも感じるもの。
あーしんどいと思ってもここでこそ「鈍感力」を最大限に発揮し、
まあこんなもんだと思う図太さが1番大事かなと思います。
なんで私は1人でこんな思いをしなきゃならないのとか、気がゆるむと乱れたホルモンバランスも感情を増幅させてそれこそ発狂しそうになりますが、死別の方だって世の中には居る、自分が特別に大変なわけではないと。

必要以上に笑顔でいることもとっても効果が高いので、イライラしてしんどい時こそ外で不必要に幸せそうな顔で人に親切にしてみては。
私は追い詰められた気持ちの時は、道で歩行者や他の車にスーパー笑顔で先を譲っています。

以上は私個人的な優先順位でのお話で、
「自分にとってのストレスは何か」を見極めて
何を捨てるかだと思います。

家を整頓してないとイライラしてしまうのであれば少々泣かせても耳栓して家事をやればいいし、
「こうしなきゃならない」という答えがないのが育児だと思うので。

このテキストでどなたかの育児が少しでも楽になりますように!

#育児
#ワーキングマザー
#年子育児
#1歳児
#2歳児


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?