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無痛分娩のはず?tsunaのきろく#16



tsunaのきろく#16
破水のあと。
無痛分娩と、陣痛に耐えるtsunaさん。

前の記事・破水の話はこちら。


12/8 AM2時に破水した後。

荷物整理が終わり、
AM 6:00すぎ、分娩室の近くの待機室に移動しました。
待機室は、分娩間近の妊婦さんが入る部屋で、私が入った時は、すでに2人の妊婦さんが待機していました。なんだか物々しいというか、緊張感漂う部屋で(当たり前だけど)、恐る恐る荷物を運びました。そしてNSTをつけられ、看護師さんにこう言われます。

「痛みがMAXが10だったら、いま数字どのくらいの痛み?」


この質問、この後色んな看護師さんに何度もされます。「えー!わからん。けど、結構痛かった」そう悩んで答えかねていると、「1〜2かね」って言われて、わからなくて「ソウデスネ」と答えました。
この時、モニターの数値と痛みの関係をわかっていなくて、今思うと基準になるので覚えておけば良かったと後悔。でも後のことを思うと、この時はまだそんな痛くなかった。


AM7:00頃。私は分娩室にいました。
先生に、今日誘発剤をいれると言われました。

妊娠高血圧症で無痛分娩のため、早めに麻酔の管をいれておくそうです。ちなみにこの日、分娩室は3つある中で、一つは私、残り2つはカイザーで埋まっていたようでした。そして2つは午前中早々に終わっていて、ちょっといいなと思ったよね。
「わー!これが分娩室!」
テレビ(主にコウノドリ)でみた分娩室と比較してみたり、ここで産むのかぁと、ワクテカしていて、この時は余裕がありました。

AM8:00頃。朝ごはんは割と元気に食べました。
夫とも連絡がとれ、早々にきてもらうことに。

しばらくすると、麻酔科の先生が登場。この時も先生のメガネが999.9というブランドのメガネだなーって観察するくらいにはまだ余裕がありました。
エビのように丸くなり、背中に麻酔の管を入れていきます。お腹が邪魔して思うように丸くなれないですが、看護師さんたちが抑えてくれてるので大丈夫です。

「今試しの麻酔を入れています」と、麻酔を入れ始めました。麻酔が効くかどうか等を診ています。麻酔が効いているかどうかは、保冷剤のようなものを私の身体にひたひたと当てて、確認されました。「ああ、インスタの無痛分娩レポで見たやつだ」と思いました。麻酔が効いてると冷たい感覚もないです。すごい。

試しの麻酔で、痛みが確かに和らいでいて
看護師さんから、「このあと試し麻酔が切れてきたら痛くなる」「血圧高いから、無理せず痛かったら言ってね」と言われていたにも関わらず、

「このままいけば、私イケるわ」とちょっとでも思った自分。
甘かった。

その1時間後には、分娩台の端の手すりに捕まって、陣痛を耐えている私がいました。

私の産院では、自分の好きなタイミングで麻酔を投入していくスタイルでした(最短45分間隔)。手元には麻酔を入れるボタンがありました。人によってボタン押しまくる人もいるらしいです。
子宮口のひらき等の状態から、「明日以降効き目が薄くなる可能があるから、できるだけ麻酔は我慢して」と言われたので、素直な私は言う通りに我慢(笑) 結果、わりと普通に陣痛を受けるハメに。

そんな中での12:00、お昼ごはんは…食べれるわけもなく。
フルーツと飲み物をなんとか食べて、下膳に来たお姉さんに謝りました。食べたくて、長く出してもらってたのに食べれなかったので。涙

破水して割とすぐ分娩室にいたので、よくある何分ごとに陣痛がくるって言うのは測っていませんでした。が、定期でくる波に耐えるのに、手すりに捕まって必死の形相な私。

しばらくして、看護師さんがきたと思ったら、
15:00ごろ、子宮口2センチ
全然じゃん!!うまくいっても、深夜〜明け方と言われる。誘発剤は結局使わず、自然に任せるそう。
また「まだかかるので、旦那さん一旦帰っていいですよ〜」って言われてたけど、耐えるのに、1人じゃ心細くて、夫に側にいてもらいました。それだけですごく力になった。

そして、ここでまさかのある問題に直面。
それは…「便をだしたい」💩♡ 
出したい感覚があるが、麻酔もつけていて、動けない。
浣腸してもらいたかったけど、「麻酔入っててもうできないので、でちゃったらその時ね」みたいなことを言われた記憶が。なんか、これがもう辛くてあんまり思い出せない。笑

16:00ごろ、一度来ていた陣痛が落ち着いてきてしまったので、看護師さんに言われて夫は一度帰宅します。

ここまでが、まさかの前駆陣痛。

今までも痛かったっす!
コレ本陣痛ちゃうんかい!と
全力でツッコミをいれたtsunaさんでした。


つづく。


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