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#27【映画】有村架純主演映画『ビリギャル』愛情と成長と「ゼッタイ無理」に挑む物語②

前回に引き続き、
『ビリギャル』に関連した記事を書いていきます。

受験に挑むさやかの背中を押し続けた坪田先生。
予備校の塾講師なので勉強を教えることももちろんですが、人生で困難に遭遇した時に背中押しをする言葉でもあると思います。

勉強を教えるという行動とさやかやあーちゃんを支える言葉の数々が素敵な先生です。

そんな坪田先生の言葉をご紹介します。
とはいえ、その言葉だけではなく、そこに至るまでの背景やシチュエーション、心意気、信念、坪田先生を演じた伊藤淳史さんの演技があってこそ力強い言葉になっています。

すこしでも気になった方は、ぜひ映画もご覧ください☆

■坪田先生の心に残る言葉

①どんなときでも相手の可能性をみる&いいところを褒める

「君の発想はさ、はっきり言って天才級だよね」

受験勉強を開始した時のさやかの偏差値は30しかありません。
多くの先生が教えることを手放しても、坪田先生は可能性を頭ごなしに否定しません。
現在の“分からない”という事実を坪田先生はまずは受け入れます。
不正解ながらも、すべての回答欄を埋めたことを「その積極的な姿勢が素晴らしい」と何度も褒めます。

夢のような目標を目指しているのは、本人もわかっています。
簡単ではないことも、無謀なチャレンジであることも本人がわかっています。だからこそ、何度も迷うのだと思います。

その度に、自分の可能性を信じ続けて、背中押ししてくれる人の存在はめちゃくちゃありがたいと思います。


②プレッシャーを感じる背景を知る。そして、自信を持つ。

「プレッシャーがあるってことは、受かる自信があるってことだよ。」

さやかのような受験生に限らず、何かに挑戦しようとする人は本番前に「自分にできるかどうか」という迷いが頭によぎると思います。

試験直前のさやかに坪田先生が教えてくれたのは、プレッシャーに負けないための秘訣でした。最初から自分にできないと思っていたら、プレッシャーや緊張を抱くことはありません。

たとえば、
「明日、アメリカ国民の前で英語でスピーチしてください」と言われたらどうですか?
そんな状況は何一つイメージできないので、プレッシャーも緊張も湧いてこないはずです。

でも、
「明日、会社の全社員の前で一言スピーチしてください」と言われたらどうでしょうか?
その可能性も0ではありません。そうなると、プレッシャーも湧いてくるのではないでしょうか。

坪田先生はさやかが何度も辞書や参考書を手に勉強していたことを知っていました。プレッシャーを感じれるという事は、自分がそこに可能性を感じているからこそです。
全く努力をしてなければ、プレッシャーも感じるはずがありません。
プレッシャーをなくすのではなく、受け入れることを教えてくれます。

人生には色んな困難が必ずある。
それをなんとかするには、逃げずに何度でも立ち向かうしかありません。

『小さな”できた”を重ねることが、大きなやる気に変わる。』
『意思あるところに道は開ける』

この言葉を胸に刻んで私も前進していくよう奮闘していきます。

坪田先生のような恩師に出会うかどうかは別として、自分自身の在り方も大事にしていきたいと思います。

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