ゼンさん×かおりん ゼンさんの偽物感について深堀りする回
ともでーす。
今回は、ゼンさんとかおりんの交換セッションの前半、かおりんが「ゼンさんが感じている偽物感」について深堀りする回で~す!
こちらがゼンさん
そしてこちらがかおりん
いや~~面白かったよね、ほんとに。
リアルタイムで参加したのですけれど、内容が濃かったので、記事化に時間がかかってしまいましたが…
ゼンさんとかおりん、双方のキャラクターや価値観が画面越しから伝わってくる素敵な交換セッションだったなぁと思っています。
お2人のキャラや価値観が少しでも伝わるように、お伝えしていきます…!!
ゼンさんってどんな人????
スクエア4期から入った人は、まだまだゼンさんとの関わりが多くはない人もいるのでは…?
実は、ゼンさんが何をしている人なのか、何をしてきた人なのか、ちゃんと知っている人って少ないのでは?と思うんですよね~~
だってね~~~~、ゼンさん、凄いのよ!!!(笑)
ほんとに、ご本人が他人の人生3周分くらいは色々経験しているっておっしゃっていましたけれども…
もしかしたら、5周くらいしてんじゃね??と思うのですよ、私は。
そんなゼンさんの経歴をこの記事で語りだすとですね、それだけで1万文字くらいいってしまいそうなので…
これらの資料を紹介するにとどめようかな…?
まず、上記YouTube動画は、ゼンさんがはるぴー先生の公開セッションを受けた時の動画。
コレを見た私は、「マジでどれだけやれるんだ…この人。すごすぎん?やっているうちに、今やっていることのクオリティを上げるために周りに手をつけるにしても、そのどれもがちゃんとできて、なんなら教えられるってすごすぎん!?」と思いましたね。
次は、こちら。
ぽかちゃんが書いた、ゼンさんの半生の取材記事。
パイロットからエンタメ業界に入った時の想いや、それぞれのチャンスをむしりとるその勢いなど、本当にリアルに書かれていて…
読み物としてめちゃくちゃ面白い!!
全体的に、そんなことある!?!?と突っ込みたくなるようなことが満載で、マジで面白いので、ホント1回読んでみて欲しい~~!!
ラストサムライ出演も、なんと新聞広告がきっかけだなんて…
ほんと、ゼンさんの人生をこうして記事で読ませてもらうと、自分の人生もチャンスが来ているのを気づかずに逃してるんじゃないか…
ちゃんと、チャンスが来たら キャッッッッッッッッチ!!!!!!!!!!!!!
って掴みたいな~と。
ニヤニヤしながら、読みました(笑)
ゼンさんがエレコに出会ったきっかけとエレコへの想い
ゼンさんはスクエア1期から参加している継続メンバーのお1人。
エレコを知ったきっかけは、エレコ開発者の琢磨さんがコミュニケーションの練習をするために劇団にいたこと。
その劇団にゼンさんも関わりがあり、琢磨さんがエレコを紹介するイベントがあって、そういうの好きだから参加した、とのこと。
そして、そこでエレコを知り、琢磨さんがコミュニティーを立ち上げる話になったらしい。
ゼンさん自身が劇団を発足させた当時、発足させた劇団内の人間関係がすごいややこしかったため、チームビルディングにエレコを役立てたいと思って琢磨さんに相談したそうな。
そして、今もエレコを使えるようになりたいと思い、勉強中らしい。
そんなゼンさんが、役者さんにコーチングが必要だと思うのは、
・思考がとっちらかっちゃっている人が多い
・こうせねばならないとかいろいろなことに縛られて、自分にとってどういう形で役者を続けていくことが良いのか考えられていない
・役者を続けるための環境構築できなくなっている
などなど、この業界ならではの悩みや迷いに関して、ゼンさんが力になりたい、力になれる、と思う部分があるから。
例えば、プロ目指さないと役者をできないと思っている人がいるけれども、それは違う。
舞台に出ることが目的なら、チケットノルマを払えば出ることはできるし、いくらでもやりようはある。
でも、本気でテレビの世界に入りたいのなら、そういう結果がでるようなやり方をしなければ出れない。
「売れたい!!」って、いろいろな人が言うけれども、売れたいにも細かく聞いていけばいろいろある。
・有名人になりたいのか
・役者を続けていければ良いのか
・人気者になりたいのか
どれなのかでマインドが違うし、いく道も違うよね~とのこと。
確かに………!!!
特に、有名人になりたいのか、役者を続けるということが生きがいであり、やりがいなのかでは、だいぶ違いそうな気がする(素人目線でも)…!
でも、案外、そういう大切な根本的価値観って自分だけではうまく整理することができないよなぁ…というのも、納得。
それを踏まえて、「ゼンさん、凄い…!出会えた人はホントラッキーだなぁ~」と私も思ったのでした。
(かおりんも言ってた(笑))
ゼンさんの今回のコーチングテーマ ~偽物感はどうすれば拭えるのか?~
まず、ゼンさんから本日のテーマである、「自分の偽物感について」語ってもらいました。
曰く、
・ハリウッドに出たり、大河に出たりとかしている
→けれど、それで食っていくことができない、バイトは止められない
→胸を張って「俳優です!」って言えない自分がいる
※継続的にやっている人たちの方が本物に見える
例:大きな仕事じゃなくても、再現ドラマをずっとやってて再現ドラマって言うとあの人だよねって言われるような人、食いつないでる人、バイトと半々くらいでやれてる人
とのこと。
うーーーーん、なるほど、外野から見たらハリウッド出たり大河出たりするだけで、マジ凄いし、どういう世界で生きているのかめっちゃ気になるところではあるのだけれど…
継続できていない、それで生計を立てることができていない、という点に結果を出せていない感じがあるらしいことはわかりました。
そして、かおりんが「胸を張れないことは、寂しさを感じる?」と聞くと、ゼンさんは、「認められてない感じ。ただのおじさんだと思われるのがシャクなんだよねwwwww でも、自分で言うのはカッコ悪い。」とのこと。
ゼンさんは、風中心の全属性らしいのですが、このあたり、自分の人生価値観みたいなところは風が強めなのかもしれないと思って聞いていました。
ドヤって自然に言える、常に言える状態であることが、ゼンさんにとって気持ちが良さそう。
(言えるのと、実際に言うかどうかは別問題!)
「この偽物感がない状態ってどんな状態?」とかおりんが聞くと、
ワークショップのコーチをリアルタイムでやっているときは偽物感はなかった!コロナでやれなくなっちゃったけれども、1ヵ月前に今後使う宣材を取るためにやった、満足度150%!!
とのこと。
そうか、目の前のことにのめり込めている、そしてそれが自分にとって大切なワークショップという場であるときは、ドヤるとか関係ないんだ。
その瞬間は自分の持っているもの全てを動員して、目の前のワークショップに全力投球しているんだ…!
いいなぁ~その瞬間のゼンさん、見てみたいなぁ………
(次あったら、声かけてもらいたい🙋 ちょっと遠いから行けないかもしれないけれど……)
宣材とるためのワークショップだったから、環境をつくるためにそれなりにやったそうなんだけれども、なんと10人中8人からお礼メールが来た、とのこと。
そして、またやるときに声かけて欲しいって書いてあったんだそうな。
それを聞くとますます、気になるよね~~~~~~~!
そんな、満足度150%の時のゼンさんは、どんな状態かというと、
・笑顔
・来てくれている人の満足度を確認してる(飽きてないか、話聞いてるか、ついてこれているか、など)
・今目の前にいるこの子に何が必要なんだろうって思って見てる
これだけ、リアルに描写してもらえると私もちょっとはイメージ出来る気がする。
セッション全体を通して思ったのだけれども、かおりんの聞き方も上手だけれども、ゼンさんが言葉や表情、モノマネを通して他者にイメージを伝えるスキルと意気込み凄いな…!!って思ったんですよね。
スキル高いのは、きっとコレまで業界で培ってきたから。
でも、スキル高くても、やる気というか、伝える気がなければ、伝えなくてもいいわけで…
ゼンさんは、目の前に対面した人と全力で関わりあう、分かり合う事目指して真剣に伝える姿勢が見ていて、「ああ、きっとこの人は、人とめっちゃつながるの好きなんだなぁ…エネルギーを交換し合うようながっつりしたコミュニケーション、好きなんだろうなぁ、向き合った人への興味半端じゃないなぁ~。」と想いました。
話はワークショップに戻りまして、ゼンさんがワークショップで大切にしていることとして、面白かったのは、自分が異物にならないようにすること。
うん、これだけ聞いただけじゃぁ、よく分からん人もいますよね。
どういうことかというと、
それこそ涙を静かに流すような、繊細な演技をしているときに…
大きな声でもっと〇〇して!とか言われたら…??
どう思いますか?(笑)
ゼンさんは
お前の声で全部吹っ飛んだじゃねーかよ!!
って思ったらしいです (分かる気がする(笑))
こういう、芝居とか演技って、大切にエネルギー交換や空気感を積み重ねていくものらしく、それを外部の先生であるゼンさんが壊してしまうことがないようにそっと丁寧に関わるそう。
ただ、その大切な価値のある空気感を分かってもらうということが、なかなか難しい。
そういう空気感を作りあげる、エネルギー交換をするということは、出来ると幸せだけれども、「9割8分ない!」らしい。
うーーーーん、たしかに、かなり感覚的で、芸術の域に入っているところではあるので、常に体感できそうかというと難しそう。
(私、1回体感してみたい…!!)
そういうエネルギーの流れのようなものにすごく敏感で見えるから、コミュニケーションをしていると相手が自分に意識を向けてないときは、めっちゃ分かっちゃうらしい。
そんな、対面・エネルギー交換の空間を大切にしているゼンさんは、これがいつもできたら本物のゼンさんになれるかというと意外とそうでもないらしい…
結果を出さない風はクズ
というパワーワードが出てきました。
エレコでは、時々聞くキーワードだけれども、これだけ切り取るとめっちゃ威力あるよね…
風属性が強い人は、結果を出してこそ、自分でも納得感や清々しさ、自信、のようなものを感じられるということだと私は理解しているのだけれど、面白かったのはゼンさんにとってハリウッド出演が結果としては捉えられていないこと。
過去の栄光は結果じゃない。ハリウッドに出たからどうしたの?それが何につながったのか?
と思うらしい。
そういう感覚なんだ。
とにかく、今の自分に誇れるもの、自信を持ってコレやってます、って今現在ドヤれることが大切なのか。
カッコいい………!過去の栄光にしがみつく人も世の中にはたくさんいる気がするのだけれど、そこをスパッとキレイに切り分けているゼンさんがカッコいい!
ゼンさんの理想は…?
ここで、かおりんがゼンさんの理想の状態について踏み込んでいきます。
ゼンさんは「職業人になりたかった。エンタメ業界で生きていける人になりたかった。」そう。
そんなゼンさんの今現在描ける理想の自分(職業人)像は
若い役者を育て、年に2、3回舞台を作り、演劇の技術を使って、チームビルドの講座をして、商いが回っている状態
演劇の力を使う
演劇の力のうち1番分かりやすいのはコミュニケーション力
こんな感じ。
あ~~それを考えたら、風がめっちゃ喜んでる、そんな気持ちらしい。
なんだろう、ゼンさんってどこまでも人との繋がりの中で、演劇の中で、力を発揮するんだなぁ~ってコレを聞いて思ったんですよね、私。
だって、風側の発想で成功を突き詰めていくと、目立ちたい、富を築きたい、有名になりたい、誰もが驚くような数字を叩き出したい、みたいな自己実現の形になるイメージを私は持っていたんです。
(風側への偏見だったら本当にごめんなさい・・・・・・)
でもね、ゼンさんの夢、そうじゃないんですよ。
確かに、ゼンさんは舞台の中心的存在かもしれない。
存在感はあるのだろうと思う。
でも、ゼンさんの成功は、他者がいて初めて成り立つ成功の形なんですよ。
そういう意味で、ゼンさんにとって人との繋がりって本当に大切なんだなぁ…って感じました。
完全に夢に叶うイメージでは、
”文化勲章もらった”
イメージをしたゼンさん。
皇居で、周りにはおじいちゃんいっぱいで、その人たちは科学者っぽい。
報道関係をやっていたこともあるから、知ってる人がチラチラいる、向こう側で小さく手を振っている。
そこで、あつらえたスーツを着て、”ここで終わりではない、でもここまで来た” そんな思いで立っている。
目標は文化勲章をもらうことだけれども、目的は違う。
文化勲章をもらったその先で、どう人を豊かにするか?を考え、もっといろんな人に影響を与えられると想像する。
そこまで来たら、偽物とか関係ない、偽物っていうやつが偽物。気にするのが無駄、やることやる!
そう言ったゼンさんは、少し清々しい表情をしていたように思います。
まとめ ~ゼンさんの価値観って?~
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
はるぴーさんの公開セッションやぽかちゃんの取材記事も合わせれば、ゼンさんのことをだいぶ知ることが出来たのではないでしょうか?
(それでも、ゼンさんが人生3周分くらいしているため、なかなか捉えきれない部分も多いかもしれませんが…(笑))
セッションの最後で、ゼンさんは、
これからも人を大切に生きたい、ミッションステートメント再確認できた
と言っていました。
今回のかおりんのコーチングセッションで、ゼンさんにとって大切な価値観、関わる人とのエネルギー交換を大切にする、自分がやれることを着実にやる、といったところが再確認できたようです。
文化勲章にたどり着く一歩をかおりんが聞いた時の答えが、
この後のかおりんのコーチング頑張る
だったんですよね~。
もう、これが、ゼンさんの全てを表しているような気がします。
目の前にいる、自分と関わる人に全力を傾ける、それこそが俺の生きがい!
こんな感じ。
そのつながりのなかで生まれる自己実現がゼンさんにとっての成功の形。
素敵だなぁ、その成功、隣で見ていたい…!
そう思いました。
記事を書かせてくれた、そして、素敵な気づきをいっぱいくれた、ゼンさん&かおりん、ありがとうございました!
これからもみんなの記事を書いていくよ~~~!!
気軽に声を書けてくれたら喜びます(笑)
では、またね~~。
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