会社という枠組みの中で
育休を終えて、社会復帰をしました。ありがたいことに育児をしながらも納得のいく形で働ける環境が今の会社にはあり、楽しく仕事ができています。
そんな中で以前からモヤモヤしていたことを言葉にしてみようと思います。
職業柄、フリーランスや独立して働いている方が周りにいるのもあって、羨ましいというか、なんだか自分が劣っているように感じることも多々。ネットやSNSの情報は自分が選んでいるものが多く、きっと偏りもあるからというのは大きくて、隣の芝生は青いとよくいいますが、まさにその状態です。
起業家のひとたちはめちゃめちゃ社会貢献しているように見えるし、スピード感が早い気がするし、会社員という選択をして働いていると、会社という枠の中で働くことは大前提になるわけですが、世の中の発信を見ていると、自分がとってもとっても劣っていると、ふと思ったりしてしまうのです。
Webで特集されている記事には「20代で起業しました!」というようななんともキラキラして見えるものが溢れている。計り知れない苦労や大変な時間を過ごしていると思う反面、そんな自分は30代と思うと、もう20代に戻れるわけではないのでなんだかモヤるのでした。
何かやるにはいつはじめても遅くない。人生100年時代、情報に惑わされず自分の思うように進めばいい、そんなことはわかっているのですが、結局のところ起業したいわけではないし、起業している方々も課題解決のためにしていることが多いとおもうと、いまのわたしには起業が必要ではない状態だと思うのでした。
同世代のひとたちが活躍していて、私は活躍できているのか?とふと思う中、自分の思う活躍とは具体的に何か、自分がどうなりたいのかを明確にすれば問題ないと気がつきました。
会社があるからこそできること、私ひとりではできないことがたくさんある中、会社の名前を背負った状態で自分が最大限できることする、というところに至っています。
今は会社という後ろ盾があるからこそできる仕事が多い気がしているけれど、よくある会社肩書きがないと自分の価値が残らないという状態にならないように自分の出来ることの言語化をしていこうと思います。
そして、今私はデジタルハリウッド株式会社の中で、私自身が新卒時代にデジタルハリウッドに入学したことで人生が変わったように、デジタルハリウッドで自己実現を目指して自分らしく働く生きる人を増やしていきたいと思うのでした。
自分らしく生きるためには、自分のことを理解してどうありたいかどうなりたいかを、周りに惑わされることなく進むことなのかな〜