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成功依存症

こんにちは!友為です。
今回は「成功依存症」というテーマでお話します。

最近本を読んでて1番印象に残っている言葉です。
この本は後日紹介しようと思いますが、イメージはアルコール依存症みたいな感じです。

人生に成功体験が無いと生きていけないという状態のことを言います。人はドーパミンというホルモンによって、やる気を掻き立ててくれるらしいのですが、一度成功体験を積むと、もっと大きな成功体験を欲しがるようになるとのことです。

一度も満足せずに、その成功を追い求めてしまう。

SNSを見ていると、稼いだ額や資産額を全ての人の評価基準として、自慢している人がいますが、まさにこれです。自分や人を「モノ化」として、稼ぐために自分や人を投資してしまう。稼ぐことができれば成功だと。評価されるのが成功だと信じて。

別に若い時はそれで良いと思うのです。

ただ、人生の後半、つまり40代や50代に差し掛かっても、成功体験を求めるのは危険です。なぜなら、絶対に若い人よりも能力が落ちているからです
ただ、その能力が落ちていることに気が付きにくいのです。

だから、そのくらいの年代になったら、別の戦略で人生を歩む必要が出てきます。資産やお金を持ったのは良いけれど、ドーパミンが出ているからもっと成功体験を求めてしまう。だけど、能力が若い時より無いから、それを達成するために、もっと他に大切なことがあるのに、その成功体験を得たいがために時間を投資してしまう。

アリストテレスが「中庸」と表現していたのが今思うと凄いなと。何でもバランスです。その成功体験を求めることも、その気持ちは大切です。ただ人生後半になると、中々その気持ちだけでは達成できないことが増えてきてます。だから、家族との時間を過ごしたり、あるいは若い人に自分の経験を伝えていくことで、貢献していくことが大切なんです。

人は成功体験を求めてしまう生き物。食欲・睡眠欲・性欲の三大欲求に似ているのかもしれません。この三大欲求もほどほどにバランス良くすることが、自分の健康や幸せに近づくように、成功体験もほどほどにすることが、良いのかもしれません。

P.S ずっと成功体験を求め続けることができる人もいますが、一般人はマネしないこと。


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