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時間は感じ方が大事

こんにちは!友為です。
今回は「時間は感じ方が大事」というテーマでお話します。

 人生を充実させるには時間の配分が大事と言われています。確かにやらなければならないことや、大切なことをやるために時間配分を考える必要があると思います。

ただ私はそれよりも時間をどんな気持ちで過ごすのか?というのが最も大切だと考えています。たまにプライベートのスケジュールまでの時間を管理している人を見かけます。

個人的に思うのは、物理的な時計に従った時間で動くことで、スケジュールをこなしたという達成感を感じたい人なんだろうなぁと。そのひとつひとつの予定をモノ化しているので、その予定時間を過ごしていたときの気持ちや感情は思い出せないんだろうなぁと感じます。

凄く勿体無い。
もし、その予定時間を過ごしていたときの感情や気持ちを思い出せないのなら、別にその予定を入れても入れなくても、何も変わらないということです。

 ギリシャ神話のクロノスとカイロスという時間の神様のお話に共通しています。クロノスは万人共通の客観的な時間、カイロスは自分の自分の中にある主観的な時間です。

世間一般的にはカイロスの時間で、いかに無駄を省くか、効率良くこなすかといった生産性を主張していることが多いです。

しかし私は大事なのは、その人の主観的な時間だと思います。なぜなら、その時間を過ごしたときにどのように感情が動いたのかを人とおしゃべりすることで、幸せを感じる生き物だからです。

最後にミヒャエル・エンデの有名な『モモ』という小説の一文を紹介して締めます。

「人間には時間を感じ取るために心というものある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ」

『モモ』の一文抜粋




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