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【書評】面白いトークとは何か?

 こんにちは!友為です。
今回は「面白いトークとは何か?」というテーマで、『トークの教室』を紹介します。

著者は放送作家の藤井青銅さん。私はこの本で初めて知ったのですが、『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』や『オードリーのオールナイトニッポン』など超有名な芸人さんのラジオ番組も担当されていたとのこと。つまり、トークのプロなんです。

そんなトークのプロが書いた本に興味が無い訳がありません。この本には「面白いトークの需要が無い」件がありましたが、アマゾンで「面白そう!」と思い、本屋で購入しました。

この本を読んで思ったのが、いかに話を聞いている人とイメージを共有することができるかが、トークが面白くなる秘訣だなと感じました。その中でも特に重要だと思ったのが、話し手が目に見えるもの詳しく話すことです。

 話し手は自分のイメージではハッキリと映像が映っているので、見えているものの詳細をすっ飛ばすのですが、聞き手は何も分かりません。同じ風景でもどこに注目するかは人それぞれ異なります。

だから、日常生活でもどのように、そしてどこを見るかでトークは面白くなるんだなと感じました。とりわけ特別な経験をしなくても、画面のどこを切り取るかでストーリーの組み立て方がまるっきり変わってきます。

例えばYouTubeの切り抜きとかありますが、あれこそまさに人によって注目しているところが違うので、再生回数に違いがあるのでしょう。

私も70冊くらい書評を書いていますが、同じ本でも注目するところを変えれば、書評を書くことができるということです。※しんどいので、やりません(笑)

 だから日常生活でどんなところに注目しているか、そこに何で注目したのか?を語ることができれば、それだけでその人だけのエピソードになり、面白くなります。

 面白いトークをしたい!思った方は、ぜひ一度読んでみてください!

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