企業の給付金について思うこと

政府からの定額給付金とは別に、新型コロナウイルスの影響を受けたことにより、企業で給付金を出すところがある。その給付金は必要なものであるか。それは、必須では無いが会社の福利厚生としてはあってほしいと考える。在宅勤務により会社にあった文房具や飲み物などは在宅勤務では保証されないからである。そのため、給付金を義務化すべきではないが、経営陣は積極的に承認し実施すべきであると考える。それが、従業員の満足度を上げると考えているからである。

在宅勤務による日用品の使用頻度は変わってくる。もし1日16時間起きていたとして、会社への往復に2時間、会社で8時間過ごすと考えると、外での時間が家で過ごすより長くなる。そのため、トイレットペーパー等の使用頻度は変わってくる。またそれまではあまり必要なかったもの、例えば、給湯器などが必要と感じることもある。そのようなことからも、給付金があると気軽に購入しやすくなると思われる。

また給付金は精神的安定の材料となる。ここでいう精神の安定とはストレスの軽減を指す。好きに使ってよいお金があるというだけで、何を買うかというプラスの感情も生まれるし、困っていた何かの費用の足しにすることも可能である。通常の給料とは別に少しのプラスがあるだけで、在宅勤務での状況は変わってくると思われる。急に環境が変わったことによるストレスでうつ病になったというニュースもあるが、それを抑えるためには有効であると考える。

最後に、会社と従業員の関係がwin-winになると考える。従業員満足度の上昇が考えられる。従業員は会社から必要であるという認識を給付金により再認識することが出来る。在宅勤務などで対面しない中で会社へのロイヤリティが増すのではないかと思う。新型コロナウイルスによって転職やUターン等を考えている人を減らせる手段となると思う。

なぜ会社からの給付金にこだわるかというのは、今回の新型コロナウイルス騒動でいう、「自粛」と「保障」の関係に似ている。在宅勤務や新型コロナウイルスでのオフィスでの福利厚生が変わっていく中で、一時的なものとしてでも何かを提供することが必要になると思っている。お金で無いにせよ、世帯分のマスクなど会社によって変えていくことに問題は無い。お金という形がもっとも各家庭によって必要なモノがことなるので有益であるのは事実である。誰もが経験したことのないこのような状況の中でどうするのがベストな選択なのかは考えていくしかなのだが、私は少しでもいいので今の会社から何らかの給付が欲しいと考えている。

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