新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その68 ~後遺症~
未知のウイルスに対して準備をすることはまず出来ない。SFの中で未来から来た誰かや手紙で誰かが準備するというような話があるがフィクションの世界としか言いようが無い。インフルエンザ等これまで研究が進んでいる感染症に関しては、感染などによりどのような症状が出るのかなど分かっていることはいくらかある。しかしながら、新型コロナウイルスに関する具体的な症状や後遺症についてはまだ未知なところがある。そんな中、ショッキングなニュースを読んだ。
新型コロナウイルスの影響なのか、介護が必要なほどの後遺症になるとは、まだ未知の部分があるので因果関係はこれからだと思われるが、20代、30代は無症状が多いというニュースからそれほど気をつけていないという意識があるのではないかと思う。かくいう私もあまり気にしていないのである。先程も書いたように、まだ新型コロナウイルスの影響に関しては不明なところがある。これから明らかになっていくだろうし、臨床実験を経て出てきた薬にも投与してから分かる副作用もあるかもしれない。これまでに肺炎や喘息を患ったことがある人は理解できると思うが、息が出来ない苦しさは通常の怪我などによる痛みとは違う苦しみがある。またニュースをいくつか読んでいると、次に気になったのが次である。
高齢者が感染し重篤状態から健康になったとしても後遺症としての認知症などという状況があるというのだ。先程も書いたようにまだ未知の部分があるため因果関係はこれからになるだろうが、70代の両親を持つ身としては、先日も書いたように簡単に帰省出来ない。そんな中、真偽不明なニュースが入ってきた。
韓国国内で現在、伝播力6倍強い変異型ウイルスの感染が確認されているという。韓国まで来ているということは、日本国内に来ることも十分に予測出来るところである。緊急事態宣言も解除された状態で、この変異ウイルスが上陸すると感染者数が急激に増えることになるかもしれない。速報性の強いニュースのためどこまでの情報に正確さがあるかは私では判断出来かねる。もしここ数週間で感染者数の伸びが跳ね上がったとすれば、この変異ウイルスの可能性も否めない。
改めて未知のウイルスの恐怖が出てきている。まだ若いので感染してもと考えてはいたが、後遺症が残る可能性などを考えると感染したくないものである。また、両親を含めて高齢者に感染させないように考えて行動することも重要でもある。まだまだ不明なところがある分、情報の正確さには注意していきたい。
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