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【将棋】実戦詰め将棋その1 ~歩頭への好手~

将棋ウォーズを指していた時に遭遇した局面から、実戦詰め将棋として出題します。
(私は先手番で、劣勢がとても長い将棋でした。対局中は「いよいよ逆転したか?」と思っていたのですが、AIで解析したら詰み筋がいくつも発生していました笑。)


問題図

いくつか詰み筋はあるが、今回は5手で詰む筋を解答とします。
対局中は全く気付かなかったので、そこそこ難しい問題かなと思います。



解答図

歩頭に銀を捨てるのが好手。先手はどのように対応しても5手以内で詰んでしまう。

解答図以降の手順

変化1 ~逃げる~

玉を逃げると、持ち駒の金銀を打ちつけていくだけで簡単に詰んでしまう。

変化2 ~同玉~

玉で銀を取ると△6五歩が厳しく、どこへ逃げても金打ちで決まってしまう。

変化3 ~同銀~

銀で銀を取ると上部の道がふさがってしまうため、△4七金で詰む。

変化4 ~同歩~


歩で銀を取る場合も同様で、△4七金で逃げ場なしとなる。

まとめ

今回は歩頭への好手からの詰み手順を紹介しました。
なかなか難しい問題だったかもしれませんが、終盤戦では歩頭に駒を捨てる手が好手になることがそこそこあるので、今回の詰み手順を頭の片隅に置いてみてください。きっと棋力向上の役に立つと思います。

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