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ふみサロ6月課題≪ハイパフォーマー思考≫を読んで

エッセイ塾、ふみサロに参加して3年目になりました。

毎月課題本から得たインスピレーションをもとに800字程度のエッセイを書き、参加者同士で講評する。SNSで発信するまでが課題。
以下がエッセイ



推しのいる生活

韓国ドラマにハマって早4年。
まさかこの私が、ある俳優さんのファンクラブに入会して、ファンミーティングに行く日が来るなんて。会員限定の画像をダウンロードして、スマホの待ち受け画面にして眺める日々。

推しのいる生活は忙しい。
ドラマや動画を見る時間を確保するために、いかに効率よく家事や仕事をこなすかを考える。
「私って、こんなに手際よく家事も出来たんだ!」
いつもだったら、やらなきゃ~と思い腰をあげていた家事や、後でやろうと後回しになっていた、電話やメールの用事も、さっさと取り組むことができるようになった。そして、推しの笑顔や声に癒されて、心に余裕ができるからか、多少ムムムと思うことがあっても、そんなに気にならなくなった。
 推しの力は恐るべし。推しが強力なモチベーションになることを、この歳になって初めて経験している。

同じく韓国ドラマやアーティストにはまっているママ友と会うと、これまでは子育てや学校で大変だった話や、ネガティブな内容の話題もあったけど、今では、お互い観たドラマの情報交換や、旅行や推し活の進捗状況を報告。あっという間に時間が過ぎる。

そこで、必ず話すのが、
「人生、後半戦に来て、こんなに楽しい毎日が待っているなんて、思ってもみなかったね。それまでだって、そこそこ楽しくやってきていたと思ってたけどね。推しのおかげで仕事も頑張れるし、毎日楽しく過ごせるよね、すごいことだよね」

初めてファンミーティングもドキドキだ。
画面越しでいつも見ている人が、実際に目の前にいるってどんな感覚なんだろう?
実際に見たら、キャーって黄色い声が出るのかな?
さすがにそれはなさそうだけど・・・
よくテレビとかで、黄色い声で一生懸命手を振っているファンの子の映像を見るけれど、私はどんな感じになるのかな?

推しの存在が、まだ私も知らない私を引き出してくれそうだ。

         おわり


仕事ができる、優秀な人のインタビューから、できる人は何が違うのか、7つの思考や行動様式を紹介しています。

たしかにそうだな、と思うことも多く、何をテーマに書こうかなかなか決まりませんでした。
人生で初の推しができたことで、生活が変わってきたこと、モチベーションをテーマに書いてみました。




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