記録 10月9日、10日・1週間

10月9日。
今日で、父が入院してちょうど1週間。

妹が面会に行くから、少しはまた父の様子も聞けるだろう。
と思ってたら、母から電話。連日だよ、、、
母も今日行くことにしたという。行けるならよかったね、と言って、また同じ話のリピートが始まる前に切り上げる。

あれこれ雑事。シカクマメも収穫しなければ硬くなってしまうし、今日もいろいろ重要連絡しないとならんし、週末に仕上げる予定のひと仕事もある。

午後3時過ぎ、面会に行った妹から一瞬ビデオ通話。
…ん?って感じ。
顔は映ったし、ちょっと声は聞けたけど会話にはならない。この前よりぼんやりしてる感じがある。
ほんと一瞬で、顔見たね、じゃあ切るわって。面会の件、変わったからあとで連絡するという。あんまり愉快な話じゃなさそうだ。。。

ふと思い出して、瀧波ゆかりさんの「ありがとうって言えたなら」を引っ張り出してきて再読。
余命いくばくとなって入院してから、病室で一緒にいられたのがとても羨ましい。

夕方、母から電話。

やっぱり面会できなくなった、って。。。

はぁーっ?!と叫んでしまった。
母の話はいまいちわからないが、要はなんか特別扱いだったらしく、やっぱダメってことだと。他の入院患者さんは危篤状態にならないと面会できないらしい。
てっきり普通に面会制限解除になったからなんだと思ってたけど、違ったんだね。
ものすごいがっくり来てる母。
私も、また会えると喜んだのはぬか喜びだったのかと思うと落胆。。。
妹に詳細求むLINE。

頭動かなくて仕事がはかどらない。すっごい事務的なものしかできなくてつらい。妹からはまだ返信がない。
仕事は明日仕上げることにして、とりあえず寝る。


10月10日。
久しぶりにちょっとゆっくり眠った。たぶん寝るときかけてた動画のおかげ。
妹から返信LINE来てた。
昨日の話詳細。私の推測も加えて書くと、入院時はもっとすぐ悪くなると思って面会許可したけど、まだまあまあ意識あるから特例ダメってなったっぽい。
それと、昨日は妹たちを認識して話はできたけど、その直前せん妄も出てたかも、という話で。
妹は冷静に、次会えるときは意識ないかもな、と。

昼間見ていたオンラインセミナーで、神々と人間の別れの話。
地上にいた神が旅立ったのは、子どもである人間の自立を促すためだと。。。
自分の状況が重なって、泣けた。

確かに私は父に精神的にまだ頼っている。それは自覚してた。
いま父に死なれたら、困る。誰が母から私を守ってくれるの?!と思っていた。

置いていかないで、と泣いているだけでは進化できない。
でもまだつらい。

夕方、友人に会う。
お母さんが亡くなる前、せん妄が出たときの気持ちを聞いて、切なくなる。
それから、コロナ禍最中に亡くなった方の話。一度も家族が会えずに亡くなったのだそうで、話だけでとてもつらい。

もう残りがわずかだとわかっていたら、誰だって会いたいよね。うちだけじゃないよ。早くみんな会えるようになればいいのに。

なんやかんや言いつつ鬼滅新シリーズ観る。
煉獄さんも死んじゃうのわかってる。つらい。

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