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ログラスはこれから2年で10個の事業を立ち上げます

こんにちは、良い景気を作っていきたいログラスの斉藤です。
先日、今後のマルチプロダクト化に向けて、新規事業を統括するCBDO(Chief Business Development Officer)を拝命しました。これまで担当してきたプロダクト責任者のロールはチームに託すことができたので100%新規事業に時間を使っております。

さて、いきなりですが、ログラスはこれから2年で新規事業を10個立ち上げます。

理由は単純で、現在展開している事業だけでは我々の掲げるミッションである「良い景気を作ろう。」の実現にはまだまだ遠いからです。

我々は「良い景気を作ろう。」を実現するために「MAKE NEW DIRECTION」というプロダクトビジョンを掲げています。

会社中のデータを集め、関連性を読み解き、意思決定の選択肢やリスクを提示する。これにより、より良い経営意思決定ができるようになり企業が成長する。結果、良い景気につながっていくと信じています。

しかし、これを実現するためには大きなハードルがあります。それは「経営のBLACK BOX」の存在です。

例えば商品を1つ売るにしても、その商品が最終的にどれくらいの利益を生み出しているのかを知ることはとても難しく大変です。
材料にいくらかかったか?作る工程で人件費がいくらかかった?保管にかかったお金は?マーケティング費用は?営業人件費は?値引きもしたことがあるが結局平均いくらになったのか?

これらの情報が収集され、商品あたりの利益が可視化されてからが分析のスタートラインです。ここからさらに今後為替が変わったら?思いのほか新規製品が売れなかったら?異常気象で影響が出たら?この案件が受注できたら?できなかったら?これらの問いを全部反映してやっと意味ある計画を作り出すことができます。

これまで会計・販売・生産・購買などいろんなシステムが導入されてきた結果、情報が分散し経営意思決定に必要な情報を集めることに大きな時間がかかってしまっています。これを「経営のBLACK BOX」と私たちは呼んでいます。このような状況では、変化の多い世の中で素早く状況を把握して意思決定することは難しいと考えています。

Loglassは経営にまつわるすべての情報を集約し、意思決定を変える事業を展開していきます。

近年、にわかにEPMという市場が盛り上がっています。EPM(Enterprise Performance Management)は簡単に言えば、企業のあらゆる部門のデータを連携させ、戦略立案から実行、モニタリングまでを一貫して管理し、より正確な意思決定を可能にすることを指します。このEPM市場はグローバルで約75億ドル、日本円で約1兆1000億円の規模になってきており、これから益々成長すると言われています。

ログラスはまさにこのEPM市場で日本でもっとも成長しているスタートアップです。EPM領域において「Loglass 経営管理」・「Loglass 人員計画」・「Loglass 販売計画」・「Loglass IT投資管理」・「Loglass サクセスパートナー」という5つの事業を展開しており、散らばったデータの効率的な収集、分析したい形への変換、高速なデータベース処理による可視化・分析という強みをもって企業のみなさまの意思決定スピードと精度の向上に貢献してきました。

しかし、まだまだ企業には「経営のBLACK BOX」が残っています。LoglassはこれからデータとAIの力で「経営のCLEAR BOX」を増やしていきます。

ログラスは経営意思決定にまつわるデータという非常に重要なデータをお預かりしています。これを基点にさらに意思決定に使えるデータを集め、そのデータとAIの力をもって経営の意思決定をアップデートする事業を展開していきます。

経営がCLEAR BOXな企業は強い利益創出力を持つ。

例えばキーエンスでは、サプライチェーンと販売管理が密に連携しています。営業担当者は常に自分が販売している製品の粗利を把握しながら活動し、それに基づいて目標管理されています。
売上を目標とした結果、大量の値引きが横行し利益を圧迫している会社が数多くある中、会社に散らばった情報を収集しマネジメントに活かすことで利益を高く創出している象徴的な事例です。

パワプロのサクセスのように経営を簡単にしていきたい

みなさんパワプロという野球ゲームをご存知でしょうか?
パワプロにはサクセスという選手を1から育てて行くモードがあるのですが、このモードではどんなトレーニングをしたら筋力がいくつあがる、その筋力をいくつ使えば球速があがる。しかしそのトレーニングは怪我の可能性が3%ある。という見込みがすべて可視化されているのです。
この指針をもって、みな自分が考える最強の選手を作り出していくというわけです。

今の経営はトレーニングの選択肢も少なく、見込みもわからない。球速をあげるために何のパラメータを上げれば良いのかもわからないパワプロをやっているようなものです。ログラスは「経営のCLEAR BOX」を増やして、まるでパワプロのサクセスのように未来を予測した経営ができるようにしていきたいと思っています。

改めて、ログラスはこれから2年で新規事業を10個立ち上げます。

これはシリーズBの資金調達リリースにも掲載した画像ですが、ログラスはこれから更に情報を収集、分析し、意思決定していくことに役立つ事業を展開していきます。
すでに2つ事業開発段階にあり、もう1つ事業構想が進捗しています。


失われた30年を失われた50年とは言わせない。


この構想の実現のためにもまだまだ仲間が足りません!ぜひみなさんの力を貸してください!


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