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「働きやすさ」の追求の一環として、一石を投じてみようと思うのです。

これは誰かに制限を受けていたという話ではなく、自分で自身を制限をしていたことによって負のスパイラルを起こしていたことに気づき、自分を解放することでもっといろんなことに貢献できるのではと思い、記しているものです。
※ 「情報発信をする立場」という文脈であり、会社の業務と個人の活動を混ぜたいという主張ではありません。むしろそこはきっちりわけたい派。

昨年くらいからでしょうか、私は自分の発信を自分で制限をしていました。会社の規模が大きくなるにつれて、また個人で運営するYouTubeチャンネルの登録者数・再生回数が想定外に増えたことによって、どちらの立場においても発言がしにくいという感覚がありました。そのためSmartHRの副島と個人活動を紐付けないような振る舞いをしていました。

それをきっかけにどんどん息苦しくなり、八方塞がり状態に。誰のために何のためにこんな状態になっているのか。この先もずっとこの状態でいくのか。そんなことを悶々と抱えていたのですが、緊急事態宣言再発の影響で増えたオンライン飲み会でいろんな人と話をしたり、とあることをきっかけとして「私なりの働きやすさ」を主張してみたいと思うようになりました。

「情報発信をする者としての公私」を完全に分断させるのは無理。なぜなら私のライフワークだから。

所属する会社のビジネスドメインは人事労務です。私は所属する会社に入社する前から人事労務を生業としてきました。15年以上の経験です。社会保険や雇用保険をわかりやすく解説するブログなど、SNSの発信も入社前からやってました。「配偶者はいますか?」に、はい or いいえとアンケート形式で回答して年末調整書類を作成する「ペーパーレス年末調整」は、所属する会社の2つ前の会社にいた時に考えていたものを実現化したものです。

長年に渡って培ったもので形成されています。一部分だけで成り立っているわけではないので、一部分をそれぞれ切り分けることも難しいのです。

切り分けるべきと思っている方もいらっしゃると思います。でもそれって無理じゃないでしょうか?今まで自分がやってきたことを会社のために辞める、会社のせいでできなくなるというのは私にとってはこの上なく働きにくい環境です。

そして、

個人が過剰に所属会社をプロモーションしたりもしないし、所属会社を利用して個人をプロモーションすることなど求めていないし必要もありません。

12万回再生いってる動画がありますが、YouTube内の検索流入です。私がSmartHRの人間であることを知らない人が多くを占めています。そもそも、宣伝してもらったから伸びるという世界ではないのです。

なぜYoutubeチャンネルを会社でやらないのか。

この疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。答えは明確。無理だからです。

自分の好きなタイミングで、好きな内容で、好きなことをしたい。動画の企画を自分で考えて、自分で資料作って、自分で撮影して、自分で動画を編集したい。お喋りも上手くなりたい。

これを一度に全部やりたいんです。だからライフワークであり、一番の趣味なんです。もし、「全部仕事として会社でやっていいよ!」と言われたとしましょう。1本の動画制作に8時間かかります。1日、それ以外のことはできませんし、隙間時間でできるものではありません。煮詰まって気が乗らなくなったら2ヶ月くらい更新が止まります。業務でそれ、無理ですよね? それを責められたら病むと思いますわ(苦笑)

ちなみに動画をアップしているときは、土日のどちらかを完全に1日つぶしています。動画編集の経験がある方ならわかっていただけると思いますが、ビックリするくらいの時間が溶けます。

なんとなくこの疑問の目を向けられているような気がして八方塞がりしてましたが、今回これをはっきり言うことで、自分を解放してみようと思ったのでした。無理無理、無理なんよ。業務じゃないからできることってあるんですよ。

「ライフワーク」の言葉の意味を調べると「生涯にわたって続ける仕事や取り組み・一生をかけた作品」と出てきます。まさにこれなんです。生涯にわたって続けてきたことなので、いくら事業ドメインと関連性が強いからといって、それを制限するのは働きやすさも働きがいも奪うものになりませんか?

って、誰に言ってんの?誰も制限してないわ。自分で制限してたんですわ。

胸を張って言いたい。「個人活動で会社に貢献できる」

社内外のイベント登壇に対してお褒めの言葉をいただくことがありますが、毎週休日にプレゼン資料作ってカメラとマイクに向かってプレゼンしてますので、社内の誰よりもプレゼン量が多いことが大きな要因だと思っています。パネルディスカッションでのアドリブ力を高めたくて、雑談動画もはじめました。

個人活動が事業ドメインに近いからこそ、貢献できることがある。数百人を前にしたプレゼンやパネルディスカッションむずいよねーーー。だから私はその練習の機会を自分で、個人の時間で生み出しているのです。それに文句を言われたくないし、別に文句なんて言われてないわw

これまでも会社のセールスメンバーからこんな報告をもらうことがありました。私のTwitterやYouTube、noteをユーザーさんが見てくださっていて、

・商談前のアイスブレイクになった!
・副島さんって意外にラーメン好きなんですね、ってユーザーさんと盛り上がりました!
・Youtube見てる!

ラーメンの写真をアップした甲斐があるってものですよ(笑)

おわりに

私の発信によって誰かの何かに貢献できたらと、常日頃思っています。会社にはもちろんのこと貢献したいし、どの情報がどの場所で求められるかは見極めていきたい。というかね、日常的にやってるんですよ。「こういうネタあるけど、これってmag. (またはguide)? 個人のnoteのほうが親和性高い?」ってマーケの皆様に相談してたりするんです。会社なのか個人なのかという括りだけでなく、誰にどの情報をどの場所で伝えるか。そういう時代なのではという気がしているのです。私はこれを制限されるのはとても働きにくいし、働きがいがなくなってしまう。それはすなわち事業に貢献できなくなってしまうということなのです。だからあえて会社と個人の関係性における働きやすさに一石を投じてみたいのです。

追伸

宮田さん、私のnoteの下書き見ました?時期かぶったやんけ。


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