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【viva不登校】第3話 「腹痛」との対話

「腹痛」は心の声

「不登校」と「腹痛」に対する専門的な知見(身体的、精神的な理由など)については、専門的に語られている方のサイトやブログにお任せする。この「腹痛」サイン、一言で言えば、子供たちの心の声、いや叫びなのであろう。今の気持ちをどのように表現すれば良いか分からず、目の前にある霧のような感覚に漂い、大人たちに求められる行動に向き合う、その中で色々なものが入り混じり、言葉ではなく痛みとして、子供の体がサインを出す。そうなのだ、大きく捉えると「うん○は心の叫び」なのだ。ということは、その手前の「オナ○は心のさえずり」と言えるのか。だとすると、妻のオナ○もさえずり程度、可愛いものだ。いや、全く可愛くない。

確かに、自分ごととして落ち着いて考えてみれば、この何処からくるか分からないMY「腹痛」エピソード、枚挙に暇がない。

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「本屋」、私にとっては「腹痛」に向き合うリングと言っても言い過ぎではない。何故か、ここに来ると、必ず、概ね3〜5秒くらいで「腹痛」及び「便意」が襲ってくる。理由は分からない。兎に角、襲ってくるのだ。仕方がない。きっと、息子も同じ気持ちなのだろう。

「Don't think! Feel」

「腹痛」に理由はないのである。無論、「不登校」→「腹痛」というロジックを見れば、「不登校」の原因を取り除けば、「腹痛」はなくなるはずである。ただ、そのように頭で理解しようとすると、毎日がキツイことになる。

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「Don't think! Feel」

ブルース・リーの名言に立ち戻ろう。目の前の子供に向き合い、ただただ感じるのだ。頭で理解しようとすると、自分の中の統制モードがONになる。感じようとすると、自分の中の受容モードがONになる。ここが肝だ。かなり我慢は必要になるが、そこを乗り越えた先に、お互い分かり合える世界がある。時に、トイレに共に篭り、1つ便座の上で語り合うこともあった。

「Don't think! Feel」

彼のうん○も当然感じることになった。そうやって、数ヶ月、息子の「腹痛」は徐々にやわらいでいったのである。

viva不登校。



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