受験勉強のメリットは数えきれないほどある話。

勉強しようとしたが、机に向かうとやる気を失ってしまう経験は数えきれないくらいあります。

でも、諦めずに勉強を続けれたのは、私が強靭な精神力を持っていたからでも、地頭が良かったからでもありません。

続けれるには理由があります。

結論から言うと、大学受験の勉強ほどコストパフォーマンスが高い勉強(仕事と言っても良い)はないと思っています。

遊ぶお金欲しさにアルバイトに没頭している人、ゲームに没頭している高校生に是非読んでもらいたいです。

綺麗事を言うつもりはありませんので直球でいきます。

本当は数えきれないくらいメリットがありますが、とりあえずとして3つほど以下に羅列しました。

1.    収入、生涯賃金が物凄く上がる。
2.    スペックの高い友人と出会える。
3.    ステップアップが容易になる。

では、早速これらの理由を具体的に説明していきますね。

1.    収入、生涯賃金が物凄く上がる。

いきなり、文字通り現金な話ですが、良い大学や医学部に入学すると生涯賃金は当然のごとく上昇します。

特に、医学部であれば、確実に生涯賃金は上昇します。

では計算していきます。

厚生労働省の発表によると、大学新卒の初任給は月額20万円ほど

医学部の卒業後の初任給は病院によりますが、おおよそで20-40万円ほど

これだけ見ると、そんなに変わらないじゃんと思うかもしれませんが、医者の場合は2年間の初期臨床研修を修了すると、給料は一気に1000万円を軽く突破します。いきなり企業の部長クラスです。

私の場合も1200万円になりました。医者10年目の現在は2500-3000万円です。これは勤務医としては上の方ですが、容易にいきます。感覚的に平均は1600万円くらいだと思います。

企業に就職して2500万円のサラリーをもらおうと思えば、それってもう社長クラスですよね。

なれる確約もないですし、年も50歳は過ぎていると思いますよ。実際はその年齢でも1000万もない人はザラです。800万円あったら良い方ですよ。

いまから大雑把に計算しますよ。

年収が800-1500万円の違いがあったとします。

35年間その状態が続くとして、2億8000万円〜5億2500万円の違いが出てきます。

いきなり宝くじ級の違いになりましたね。

宝くじを当てようと思ったら天文学的な確率ですが、医学部に行こうと思ったら、努力次第なんです。

地頭は関係ないです。私立の医学部は3000万円くらいしますし、世間からも私立医学部に行ける人は大金持ちだという認識がありますが、奨学金の利用や親族からお金をかき集めれる人であれば、十分に元が取れる金額です。

私は無理だったので国立に進学しました。国立は年間の学費は60万円ほどで、奨学金は絶対返せるので毎月10万円以上借りてました。それだけの奨学金があれば必死にアルバイトをしなくても家庭教師くらいで一人暮らしも可能ですから、国公立なら全国どこでも入学したもん勝ちです。

話を戻します。

1年で医学部にいけるほど頭がいい人はこの記事を読んでいませんので、勉強期間は2年とします。

1日に8時間の勉強を年間300日おこないます。

8時間 × 300日 × 2年 = 4800時間

生涯賃金の差(2億8000万円〜5億2500万円)を時給に換算すると、、、

時給 58000円〜109000円 !!!!

時給900円でバイトしてる場合ですか?

友達と遊ぶのは青春ですが、宝くじの当たり券を捨てる勇気ありますか?

具体的にイメージできていると、勉強もやる気がでます。

汚い話をしてすいません。ほどほどにして次にいきます。

2.    スペックの高い友人と出会える。

難関大学に進学すると、一旦は遊びやクラブ活動などで堕落しますが、周辺の友人たちは同じ努力を行えてきたスペックの高い人達です。類は友を呼ぶですね。

こうした人たちは将来もそこそこ約束されています。

社会人になっても、大学で出会った友人たちとの何気ない会話から、転職先や将来の展望、美味しい話はたくさん手に入ります。

いわゆるコネクションですね。

社会人にならないと分かりづらいことですが、コネクションって大事ですよ。

3.    ステップアップが容易になる。

高いポジションにいくと、不思議なことにそのポジションを維持する程度の方法はいくらでも身につきます。

1000万円稼いでいるときは2000万円あったらなんでも出来るのにと思いましたが、いざ稼げるようになると2000万円は簡単に稼げるという思考になります。維持が容易です。

さらに、ここまでくるのに数多くの努力をしていますから、努力が苦にならないというか、世間一般の普通ならそんなに努力できないと思われる基準が、自分にとっては当たり前になっていますから、さらなる努力も苦になりません。

最後に

長々と書いてしまいました。

私は医師を目指す際には、世のため人のためという綺麗な理由ももちろん持っていましたが、他人の利益のためにモチベーションを長期間維持するのは本当に大変なことです。

マインドコントロールのごとく、自分の利益を追求すると、不思議と勉強も身につきます。

今回は精神論でしたが、具体的な勉強方法も記事にしていけたらなと考えています。

今後もよろしくお願いします。

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