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中国ゲテモノ喰い 私の経歴書の次なるターゲットとは!?

中国はゲテモノ喰い?

今回のコロナウィルスの発生源と疑われているセンザンコウやコウモリ… 『中国はこんな動物まで食べるのか!? 』と驚かれた方も少なくないだろう。私も中国に来る前は、猿の脳みそとか熊の手とか、ゲテモノと言っても、それくらいのイメージしか持っていなかった。

中国に来てからは、日本で言うゲテモノ喰いについて、色々実践で学ぶ事になるのである。『食は広東にあり』というくらい広東人は何でも喰うと聞いたが、私の肌感覚で言うと全国的に、我々日本人があまり口にしない食べ物を普段から食している様である。

猿の脳みそとか、熊の手というのは、超高級食材でレアケースであり、庶民が一般的に食べているものは、比較的安価なものである。ひまわりの種、蜂の子、イナゴ、ニワトリの足、ヘビ、野生のウサギ、犬、カエル、そしてザリガニなど、普通に日頃から食されている。ザリガニなどはトップシーズンの7.8月ともなると、中国人はこぞって食べに行く。どのお店も大盛況の様相である。

ゲテモノ喰い入門

私が中国に来て間もない頃、会食の待ち時間に『ヒマワリの種』が出てくるのである。日本ではハムスターのエサでしか見た事が無かったので、『こんなものは動物が食べるもの』と決めつけていたのだが、毎回毎回出てくるものだから、食べてみると意外と美味しいのである。それから毎回食べる様になったのであるwww。

私は基本的に出されたものを一度は口にするタイプである。自分の未知なる扉を開くかの如く、何事も経験することが大切である。よって、中国に来ないと一生食べなかったであろう食材を色々口にした。その中でも、美味いと感じたのはカエルである。火鍋で食べるのだが、身はプリプリで筋肉質、鳥のササミみたいで美味しかったのが印象的である。また、身が引き締まっており、火鍋の激辛の出汁も滲み込みにくいwww。ただ、生鮮市場でカエルを見ると、生きた大きなドス黒いウシガエルである…調理前は見るもんじゃない… 。その他、ニワトリの足、ウサギや犬やヘビなど、食べてみたものの味はイマイチ。好んで食べる食材ではない。

未知なるゲテモノ領域への挑戦

私は食したことがないのだが、出張先などの露店などで、サソリやタガメが串に刺されて、唐揚げ?にされてよく売られているのを見かける。東北が多いのかな⁉︎ 実際には、昔の同僚が、河南省で白酒とタガメで酷い目にあった話を聞いたのみである。

同僚が河南省に到着してその日の宴会での出来事。『魚頭三杯』といって、回転テーブルに置かれた魚の頭が、回転テーブルを回して、止まった人が白酒3杯を連続で飲まなければならないルールで、当然外国人である同僚に止まる。着いていきなりだったので、空腹にタガメと白酒三杯……。タガメは半煮えで、クチュと内臓が出てきたらしい…。聞くだけで地獄であるwww。

自分自身でも驚いているのだが、全国的に7、8月の中国の風物詩と言っても過言ではないザリガニを食べたことがない。市場調査でよく生鮮食品売り場に行って、バケツにウジャウジャ入っているザリガニはもう50回近くは見ているのだが、食べる機会に恵まれたことがない。夏になるとザリガニ屋さんは凄くたくさんあるにも関わらずである。

子供の頃よく泥池で捕まえていたザリガニ… 特別に食べたいとも思わないが、中国に住んで長くなるのに、こんなに有名なザリガニを食べたことがないとなると、私のゲテモノ喰い経歴に傷がつくではないか‼︎‼︎ このままでは、偉そうに中国を語れないのでは…。

噂ではビールによく合い、つまみとしてとても美味しい様である。しかし食べる身はほんの少しで面倒くさいという人もいる。完全な耳年増である…。今年の夏こそはザリガニを食べてみようではないか‼

PS タガメ、サソリは食べなくてもいいかなwww。


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